東方朋子(ひがしかた ともこ)とは、「ジョジョの奇妙な冒険」の第4部『ダイヤモンドは砕けない』に登場するキャラクターである。
第4部の主人公・東方仗助の母親である。36歳。父は警察官の東方良平。
物語開始時は仗助と良平で、3人で暮らしていたが、程なくして片桐安十郎(アンジェロ)に良平が殺害されてしまい、以降は仗助と2人暮らしとなる。
職業は教師(担当科目や勤務先は不明)で、容姿端麗。だが息子の仗助と同様で、怒らせると手がつけられない。
初登場時は、オープンカーでナンパしてきた男に対し、髪の毛を掴んでオープンカーのドアに顔面を叩きつけていた。また、家の前に犬の糞をされた際には犬の飼い主を見つけて糞をポケットの中に入れようとしたりもしていた(教員をやっている自覚はあるのだろうか)。
仗助のキレると手におえない性格を「誰に似たのか」と言う彼女に対し、良平に「お前だよ」と心の中でツッコミを入れられている。
また、警察官の父親譲りなのか注意深い一面もあり、アンジェロが牛乳屋に変装してやってきた際も「いつもの牛乳屋じゃない」と一目見て気づき、またアンジェロの渡した(スタンド入りの)牛乳瓶の蓋に破れた痕があるのにも即座に気が付いている。
そんな彼女ではあるものの、あくまでスタンドを持たない一般人である。
その為、得体の知れないものを目の当たりにすると、恐怖のあまり震えおののいてしまう(ちなみに彼女には恐怖を感じると「唾を飲み込む」癖がある)。
また、怒らせると怖いが逆に言えばそうでなければ気配りの出来る優しい性格でもあり、犬の糞を踏んづけてしまった牛乳屋(アンジェロ)にスニーカーを洗って行かないかと気をかけたり、アニメでは仗助を迎えにきた億泰に、仗助が準備できるまでの間、コーヒーを飲んでいくよう勧めていた。
息子の仗助に対しては『夜中に宿題もやらずにゲームに明け暮れている彼に対して蹴りを入れる』『拾った宝くじで手に入れた166万を見つけた際は口座を凍結して嫌味を言う』など、厳しく接している。
一方で仗助の心の底に優しさを持っていることも理解しており、また幼少期、高熱が出た際には、雪道で路面が悪い中でも車で病院へ行こうとする等、一人の息子として仗助を大事に思っている事も分かる。
仗助も上記の彼女の仕打ちに泣きを見ることもありながらも、家族として彼女を大切に思っており、敵に彼女を利用された際は激しく怒りを露にしていた。
洋菓子の『鎌倉カスター』が大好物であり、仗助が少し齧ったものでも平気で食べる。
実は彼女は学生時代、いつ・どこで・どのような経緯でかは不明だが、ジョセフ・ジョースターと不倫関係にあった(その時朋子は21歳、ジョセフは65歳。歳の差44歳である)。
仗助はその際に身ごもり、産まれた子供である。
しかし、ジョセフはその事を知らず、遺産分配をする際の調査で初めてこの事実を知る事となった(当然の事であるが、妻のスージーQはこの事実に激怒していた)。
10年以上経った今でも彼女のジョセフに対する愛は全く冷めておらず、孫の承太郎が東方家を訪れた際、彼をジョセフと勘違いし、嬉しさと父を失った寂しさのあまり涙を流しながら胸にすがりついていた(出会った当時は既にジョセフは老齢であり、まだ28の承太郎をジョセフに見間違えるのはおかしな話だが、彼女のビジョンでは承太郎位ジョセフは若々しく見えていたのだろう、多分)。
物語の途中、弓と矢の話を聞きつけて杜王町にジョセフが駆けつけ、その後も暫く町に滞在していたが、結局彼女と再会することはないまま物語は幕を閉じた。
余談だが、彼女が救急車を呼ばず車で熱の出た仗助を病院に連れて行こうとしたのがきっかけでリーゼントヘアの少年と出会う事となり、仗助がリーゼントヘアに強いこだわりを持つようになったり、彼女が仗助の銀行口座を凍結したおかげで、チンチロ⇒露伴邸が火事⇒チープ・トリック打倒&川尻早人まで行きつく、等彼女の起こした行動が何気に物語の根幹に関わる遠因になる事が多かったりする。
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最終更新:2024/03/19(火) 14:00
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