林琢真

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林琢真（はやし たくま）とは、愛知県出身のプロ野球選手（内野手）である。現在は横浜DeNAベイスターズに所属。

概要

横浜DeNAベイスターズ #00
林琢真
基本情報
国籍	日本
出身地	愛知県愛知郡東郷町
生年月日	2000年8月24日
身長 体重	171cm 80kg
選手情報
投球･打撃	右投左打
守備位置	内野手
プロ入り	2022年ドラフト3位
経歴
東邦高等学校 駒澤大学 横浜DeNAベイスターズ(2023年-)
プロ野球選手テンプレート

小学1年生頃から地元のクラブチームに所属し内野手として野球を始め、4年生頃からは投手としてもプレーすることがあった。

高校は地元の名門校である東邦高等学校へ進学。2学年上に藤嶋健人、1学年下には石川昂弥らがいた。2年時からレギュラーとなり、3年春には春の甲子園大会に出場したが初戦で敗れている。

駒澤大学に進学。1年時からレギュラー格として活躍し、途中スランプに陥った時期もあったが堅守と俊足を武器に大学日本代表のメンバーにも選出されていた。

2022年ドラフト3位で横浜DeNAベイスターズに入団。背番号は00。

DeNA時代

2023年、オープン戦で3割近い打率を記録するなど結果を残し、新人ながら2番サードで開幕スタメンに名を連ねた。4月11日には東京ヤクルトスワローズのサイスニードからプロ初安打を記録し、その直後にプロ初盗塁も記録。以降も一軍帯同を続けたが、6月に練習中の自打球で負傷し戦線離脱。一軍復帰に約一月半の期間を要したが、広島東洋カープとのクライマックスシリーズファーストステージではスタメンとして出場。

最終的には65試合に出場し、打率.206、11打点、7盗塁という成績を記録。

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2024年、前年同様開幕一軍メンバーに名を連ねたが打撃面で苦しみ、シーズン中盤戦以降は森敬斗の活躍もあって、スタメンではなく代走や守備固めでの起用が中心であった。

最終的には63試合に出場し、打率.167、7打点、6盗塁と前年より成績を落とした。

ここまで2シーズンで通算打率.189、本塁打0本と打撃面で苦しんだ林は「このままでは駄目だ」と感じ、シーズンオフにはベンチプレスなどで徹底的なフィジカル強化に努めた。

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2025年、開幕から暫くの間は前年同様途中出場中心の起用であったが、5月9日の広島戦で代走から途中出場すると、直後の守備でカメラマン席に飛び込みながらアウトをもぎ取り、その後の打席でプロ初のサヨナラ打を記録し勝利に貢献。以降はスタメン出場の機会も増えていき、故障で短期間の離脱があったものの、チームの中心選手である牧秀悟の離脱後はセカンドのレギュラーに定着。8月13日のヤクルト戦ではプロ初本塁打も記録している。

プレースタイル・エピソード

粘り強い打撃と俊足・堅守を持ち味とする内野手。入団当初からの課題であった非力さも克服した。複数ポジションを守れるユーテリティー性も売りだが、やや故障が多いのが難点。

2025年シーズンイン前には自ら球団に掛け合い、公式プロフィールの体重欄を74kgから80kgに変更している。

初サヨナラ打を放った試合では、足を悪くし「今日が（試合を現地観戦できるのが）最後かもしれない」と語っていた母方の祖父母の前でヒーローとなり、年明けに亡くなっていた父方の祖父のことも思い浮かべ涙ながらにインタビューに答えていた。

成績

• （2024年終了時点）
• ※青はリーグ最高、赤はリーグワースト。

年度別打撃成績

年 度	球 団	試 合	打 席	打 数	得 点	安 打	二 塁 打	三 塁 打	本 塁 打	打 点	盗 塁	犠 打	犠 飛	四 球	死 球	三 振	併 殺 打	打 率	出 塁 率
2023年	DeNA	65	154	141	12	29	5	0	0	11	7	5	2	6	0	29	2	.206	.235
2024年		63	114	102	11	17	5	1	0	7	6	2	1	8	1	24	2	.167	.232
NPB：2年		128	268	243	23	46	10	1	0	18	13	7	3	14	1	53	4	.189	.247

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関連項目

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• NPB（日本プロ野球）
• 横浜DeNAベイスターズ