桂吉朝 単語

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カツラキツチヨウ

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桂吉朝(かつらきっちょう)とは、桂米朝門下の上方落語天才桂枝雀以上のポテンシャルを秘めていたといわれ、く「枝には50の話を教え、吉には100の話を教えた」というほど、演技に幅があった。本名は上田浩久。他の著名な上方落語のようにタレント活動(ただし、歌舞伎や芝居、文楽など他の芸能とのコラボは積極的に行っていた)をしなかったため、そこまで世間で知られた噺ではなかったが、落語ファンの間ではその高い実を買われ、師匠桂枝雀に匹敵する人気を誇ったほどであった。

そして、後に大名人の名を襲名することも約束されていたが、40代にを患ってしまい、再発したによって弱冠50にして惜しまれながらも世を去ってしまう。しかし、死の間際まで高座に立ち、必死を振り絞り、演をこなし、大采を受けるなど、まさしく実で世に評価されていた人物である。

子に、『ちりとてちん』で一躍有名になった吉弥や、女流ながら吉一門で一番の実者とも評される吉坊などがいる。

概要

芸域は至って幅広く、メリハリがありながらも、滔々と流れるような絶妙の節回しは、師匠桂米朝にも決して引けを取らないと評される。また、常に意欲的で、好奇心旺盛(を聞いていると、けっこう”いちびり《お調子者》”でもあったようだ)でもあったため、「そってん芝居」のような、他のアホらしすぎて演じないような演にも興味を抱き、100以上のレパートリーを持っていたといわれる。中でも芝居噺や人情噺は十八番であり、またでは現代人らしい笑いの感覚も取り込み、若いファンにも強く支持された。

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  • 1 ななしのよっしん

    2018/12/21(金) 19:07:57 ID: GVS95+s5qw

    当人の実もさることながら子も凄い
    一門最高の名伯楽

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  • 2 ななしのよっしん

    2019/06/20(木) 01:45:14 ID: GVS95+s5qw

    事中に吉坊が女流って書いてあるけど
    入門からずっと男性として振る舞ってて周囲からもそう扱われてるから
    「女流」ってのは違うんじゃないかな

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