眼鏡っ娘が眼鏡を外すことへの反対論とは (メガネッコガメガネヲハズスコトヘノハンタイロンとは) [単語記事]

本記事において、解説に必要な範囲内で18歳未満の青少年が閲覧できないメディアについての記述が存在しますが、本記事そのものは閲覧に関して年齢制限を設けるものではありません。

編集者各位は、直接的に性的な内容について記述することを避け、婉曲表現を用いるよう、ご協力をお願い致します。

本記事『眼鏡っ娘が眼鏡を外すことへの反対論』とは、実在・架空を問わず眼鏡を着用している女性が、何らかの理由で眼鏡を外すことに対しての異論、有り体に言えば「眼鏡を外すな」という論について説明する。

概要

かつては眼鏡というものはあくまでも視力の矯正目的であり、ファッションとしてみなされるものではなかったこともあり、眼鏡というものが女性のチャームポイントとして捉えられることは非常に少なかった。しかし平成・令和期において『眼鏡っ娘』の名のもとに眼鏡を着用している女性に魅力を感じる男は増加している。

そういった者の中には「通常眼鏡を着用している女性が、眼鏡を外すこと」を逆に嫌厭しているケースがある。「眼鏡をかけているからこそその女性の魅力である」というわけである。これは当然「眼鏡を着用していることはその女性の一部に過ぎない。眼鏡置きであるかのように女性をみなすのはどういった了見か」「むしろ眼鏡を外している方がより魅力的である」といった者との間に論争を招きやすい傾向がある。

なお、多くのメディアにおいて眼鏡を外すということには様々な理由があるが、大別するとだいたい

眼鏡を外すことで「その人物が本気であることを示す」
眼鏡を着用している状態を「魅力を殺している」状態と定義し、外した状態を「本来の魅力を発揮している」状態として描く
眼鏡を持参・着用することを失念する、紛失する、落とす
その他

となる。このうち、とりわけ「本気であることを示す」「本来の魅力を発揮している」については取り沙汰されやすく、「本気ならばむしろ視力が落ちてしまうのは逆効果ではないか」「眼鏡を着用しているからこそ魅力を感じていたというのに」と強い批難を受けやすい。一方で、戦闘・試合・情事などの様々な場面において、眼鏡を着用したままであると逆に危険なケースも存在しており、そういったケースについても眼鏡を着用し続けるメリットがあるのかしばしば指摘される。

また眼鏡を着用している場合、近視などのケースでは他者からの視点では目が小さく見えてしまうことがある。とりわけ東洋では他者に与える印象を左右する部位として目が大きく扱われる傾向があり、眼鏡を外した状態のほうが魅力的であると考えるケースもあるようだ。

なお、風呂場で眼鏡を着用するかどうかもよく取り沙汰されるが (かえって曇って危険である、など) 、軽度の近視などのケースでは実際外す者も多いが、重度の近視では手元が見えず、滑りやすい風呂場では行動に危険が伴うため、曇り対策を行った眼鏡を着用している場合もあり、これについて一概に言えない。

なお、「眼鏡をかけているからこそ魅力的である」と考えるキャラクターが登場する作品もある (舟木こおの『メロウ・シトロン』など) 。

眼鏡の着用・非着用について議論されたケース

召使いアイリーン (千年戦争アイギス)

「闇ギルドの召使い」達成報酬として入手できる眼鏡メイド。しかし覚醒させると眼鏡を外してしまう。これについてアイギスプレイヤーからは喧々諤々であったようで、後に似たようなキャラクターが登場した際も必ず語られるほどの遺恨を残してしまっている様子。

トランセンド (ウマ娘プリティーダービー)

詳細は『トランセンド(ウマ娘)』を参照

トランセンドは実装にあたり眼鏡を着用している姿が話題となった一方で、勝負服では外してしまう。これはレンズの照り返しが描かれていないことからサブカルチャー好きであるという記号としての「伊達眼鏡」であるためだが、これによって外すことへの異論を述べる者に対して、「眼鏡好きであるにも関わらず伊達眼鏡であることが見抜けない者が『眼鏡を外すな』と主張する正当性はあるのか」と主張する者が現れるなどの反応が見られている。

小谷ちあき (セクシー女優)

詳細は『小谷ちあき』を参照 (成人向け注意)

小谷ちあきは2010年という短い期間に活動したセクシー女優であるが、度の入った眼鏡を着用した作品が多い。それも、作品によっては当然汚れてしまうこともあり、小谷が自身の眼鏡を洗浄する様子が撮影された作品さえあるほどである。にもかかわらず、『作品・メーカーを問わず同じ眼鏡を着用する (つまり眼鏡は小谷の私物)』という特徴からその活動時期の短さにも関わらず眼鏡好きのファンによって今なお強く人気を獲得している。しかし彼女の出演作全てで眼鏡を着用しているわけでもなく、撮影したメーカー・ブランドによっては小谷に眼鏡を外させることもある。こういった作品に小谷のファンは「制作者は小谷ちあきの魅力を理解していない」などとしてレビューなどで批難している。

実際問題、活動した時期の短さと出演作の多さから見ても、人気を獲得した理由は殆ど「私物の度入りの眼鏡を着用して別メーカー・ブランドの複数作に出演したこと」であろうから、レビューが当然そうなりやすいのは必然ではあるのだが、その時点で「小谷ちあきが眼鏡っ娘セクシー女優として人気になる」未来を見ていたメーカー・ブランドもあまり多くなかったと思われ、普通の企画女優^[1]として作品作りをしていたらなぜか低評価を受けてしまったメーカーも多かろうと思われる。