私がクールすぎるってこと? 単語

ワタシガクールスギルッテコト

2.1千文字の記事

私がクールすぎるってこと?とは、"学園アイドルマスター"に登場するアイドル 月村手毬台詞である。

この項は、『学園アイドルマスター月村手毬プロデュースネタバレ成分を含んでいます。
ここから下は自己責任で突っ走ってください。

概要

月村手毬 コミュ6での台詞

あらゆる事に自制が出来ない全力で挑む女

中等部の頃はエリートと呼ばれ、他人には刺々しい態度をとる生徒 月村手毬。中等部では問題を起こし、悪い噂もある。実は臆病で小心者なのだが、何故か強気な態度と辛辣な言葉で自分を表現してしまうという面倒な個性的な少女
そのため多くのプレイヤーは「本当は優しいけど、言葉選びが下手で勘違いされちゃう子なんだな」と、いわゆる古典的なツンデレクーデレキャラなんだろうと捉えていた。

最初だけは。

プロデュースを始めればすぐに、間食を慢できず太り、それをリカバーしようとしてオーバーワークになり、ライブでは全力を出そうとしてスタミナ切れしかねない...などなど、彼女が全く自制出来ないポンコツであることが露呈する。
そんな暴走のような彼女に振り回されながらも、プロデューサー(学マスP)は手毬をトップアイドルに導こうと試行錯誤し、少しずつ信頼を築いてきた。

月村手毬 親愛度コミュ6

ファーストライブ前日、リハーサルを行うことになった手毬。はりきっている彼女を見た学マスPは、明日のコンディションにがでないよう7割の力に抑えるように提案。手毬は「わかった。任せて」と承諾してくれた。

が―――。

(まったくわかっていない......!?)

手毬がステージで見せたのは、全身全霊のパフォーマンスだった。自信満々で帰ってきた手毬に改めて確認すると、どうやら学マスPとの約束をすっかり忘れていたらしい。挙げ句「今のは全力じゃない、あれが7割の力」と逆ギレ言い訳し始める手毬を見て、学マスPは頭を抱える。

(彼女の信頼を得たはずなのに、余計に言うことを聞いてくれなくなったぞ?)
(そんなバカな......!?)

手毬としては、学マスPとの信頼に応えたいが故に全力で挑んでしまったのだが、哀しいかな学マスPも一人の人間。うまく推察できるだけで、心が読めるわけではないのだ。

そして案の定、翌日のライブは散々な結果に。頭を抱えるプロデューサーだが「でも収穫はあった」と前向きに切り替える。手毬の現時点の実力や新たな発見―――短所と長所を兼ねえた、切り離せない特性を見いだしたのだ。手毬自身も思い当たるフシがあったらしく、意見を述べる。

それってもしかして............
私がクールすぎるってこと?

的外れな回答に学マスPは脱力するが、手毬はドヤ顔で自慢気に続ける。

よく言われる。
感情が薄くて、冷たい印が作り物めいてるって。
っていうのかな?
そういうことじゃない?

学マスPは即座に否定する。出会った頃はともかく、今の学マスPプレイヤーも手毬にクールイメージなど抱いていないのだから。普段は内心オドオドしてるくせに、どうしてこういうときだけ自分を肯定的に評価できるのだろうか。学マスPはできるだけ言葉を選びながら、正解を伝える。

月村手毬は――
実力が感情に大きく左右される、不安定なアイドルです。
下ブレすれば大惨事
しかしひとたび上ブレすれば――

厳しい評価で絶句する手毬だが、ポジティブな言葉が出てきそうでちょっと期待する。しかし

いえ、潜在的な実力が凄まじくても、狙って出せないのでは意味ですね。

と、学マスPはついにフォローを諦めてしまうのだった。

厄介な不器用な女

上述の通り、手毬は本作でもトップを争うほどのクセの強さを持ったキャラクターである。プレイヤー視点では手毬の心の、すなわち本音も描写されているため「仲良くしたいのにやらかしてるな」「喧嘩売ってるみたいだけど照れ隠ししてるんだな」とまだわかりやすいのだが、そんな心のを聞けない他のキャラクターとはトラブルばかり。特に彼女を担当する学マスPは顕著で、互いに信頼を築いて寄り添おうとしているはずなのにすれ違う。

担当アイドルによって微妙キャラが変わることがあるが、基本的に学マスPは担当アイドル過去の活躍をしっかり調べあげたり、出会ってからの活動や変化を小マメに資料化したりする、所謂"データ系キャラ"である。相手の言動やパフォーマンス過去の出来事からアイドルの個性や悩みを紐解き、プロデュースしていく。頭おかしい突拍子もない提案でアイドルを振り回すこともあるが、実はそれは上述の分析に裏付けされた名案だった、といった感じでかなり有能キャラクターとして描かれている。
そんな学マスPを逆に振り回してしまうのが手毬という存在なのだ。データキャラお決まりの「こんなのデータにないぞ!?」と狽える展開を、あろうことか相方に引き起こされたのだ

手毬の面倒くささと、学マスPの苦悩を思い知ることができる台詞である。

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