小学生の頃から漫画家を志し、デビューする前に月刊『JUNE』の竹宮惠子が担当しているコーナー「ケーコたんのお絵描き教室」に投稿するも竹内先生からは酷評を受ける。それでも修練を怠らず、1990年の花とゆめにて『タイムリミット』でデビューを果たす。その翌年である1991年には自身の代表作の一つとなる『赤ちゃんと僕』の連載を開始する。同作はアニメ化もされ、第40回小学館漫画賞(少女部門)を受賞など、高い評価を得る。一方でゲイをテーマにしたシリアスストーリー『ニューヨーク・ニューヨーク』を発表。両作品終了して少し経過した1998年にはテニス漫画『しゃにむにGO』連載を開始、11年間もの長期連載となった。現在は月刊少年マガジンで津軽三味線を題材にした『ましろのおと』、別冊花とゆめで木原音瀬原作のBL作品『吸血鬼と愉快な仲間たち』を連載中。
母を亡くし、父と共に幼い弟の世話に奮闘するホームコメディ。基本的に一話完結であり、たまに数話にまたいで掲載される。基本的にコメディなのだが、時にはモンスターペアレント、いじめ、家庭問題など重いテーマを取り扱うことも。主人公の拓也を始め、ショタコンペド子供好きの園長、園児達による微笑ましい三角関係など、ちょっとした小ネタも魅力。
ゲイをテーマにしたシリアスな作品。これまではコメディ色の強い作品が多かった羅川だが、今作はゲイにまつわる様々な問題を描いており、少女マンガにおけるLGBT作品の中では非常に高い評価を得ている作品の一つ。事実、羅川はドキュメント番組や書籍、現地取材はもちろんの事、細部について知るために、当時通っていた英会話教室に在籍していた米国人教師への聞き込みなどを行っていた。
テニスを題材にした青春ストーリー。実際にも原稿あけの体をひきずって、灼熱地獄の中で写真を撮ったり、テニスを知ってる人も、そうでない人でも楽しめるようなテニス描写にするようにするなど、試合描写には力を入れていた。どうやら「テレビでテニスの試合を観ていて、「あー、男の子の友情を絡めてこういう熱い試合が描きたいなぁ」と」思いつつ『いつでもお天気気分』を描くつもりが本当にテニス漫画を描くことになっていたという。
花とゆめや別冊花とゆめにて不定期連載されている男3名による友情と青春の物語。
掲示板
1 ◆.xjSlLbq9U
2013/01/28(月) 18:09:29 ID: Sx45pJuLA6
「しゃにむにGO!」や「ましろのおと」「ニューヨーク・ニューヨーク」の3つは
いつメディア化してもおかしくないんだけど、その気配が全くない。
少なくとも「ニューヨーク・ニューヨーク」は今の時代だからこそ、
ハリウッドで実写化すべき作品じゃないのかと思うのだが…。
2 ななしのよっしん
2013/09/11(水) 22:22:32 ID: amVGEtpjMF
ニューヨーク・ニューヨークって読んでみるとすごい感動するし
仲良くなった人(但し漫画読みに限る)でお勧めで聞かれたら必ずこれを挙げますね。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/21(日) 06:00
最終更新:2025/12/21(日) 06:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。