特に何かができる訳じゃなくて、ただ若さだけが強みだった。 その先に何があるか、よくわからなかった。 色々なことを知った。 知ったことは、必ずしも素晴らしいことばかりじゃなかった。 大人の価値観やしがらみに対して歯向かいたくなることもあった。 ある人は勉強に、ある人は部活に、ある人は音楽に、ある人は遊びに。 それぞれ形は違うけれど、何かをしたいっていう気持ちに溢れていた。 辛いこともあったけど、それでもそれが好きだから、逃げないでやることができた。 笑ったし、泣いたし、怒ったこともある。 みんな何かしら必死だった、今思えば大したことじゃないのかもしれないけれど。 決してきれいなものとは言えなかったけど、だけどきれいに感じてしまう不思議さがあった。 授業中、窓の外を見ると、そこには何一つ変わらない風景があった。
青春とはそういうことなんじゃないかなって思うんだ。 |
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もともと中国で、季節の「春」を指す言葉である(ナンノコッチャ...)。
古代中国の五行思想においては、季節それぞれに色が割り当てられている。春は青、夏は赤(朱)、秋は白、冬は黒(玄)で、それぞれ、「青春」「朱夏」「白秋」「玄冬」と呼ばれる。
また、日本においては緑を「あお」と呼ぶことが多く、果実の緑色をした未成熟な状態から、「青」に未成熟さ、若さを表現する言葉としても用いられている(青二才、青臭いなど)。
それらから転じ、「青春」は、まだ大人としては未成熟な若い世代を表す言葉として用いられている。
ちなみに大人になってから「青春を取り戻す」という言葉が用いられるが、上記より、「子供に戻ろう」という意味になるので、かなり恥ずかしい表現になる。青春を謳歌できるのは、大人になる前の若い世代に限られるのである。
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最終更新:2024/11/23(土) 18:00
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