見る抗うつ薬とは (ミルコウウツヤクとは) [単語記事]

※ご自身の精神的な健康問題に関しては、専門の医療機関(心療内科・精神科)に相談してください。ただし、「生活に著しく支障が出ない(14日以上の継続が認められない)」「社会的な問題を起こさない」場合は、専門医に相談する必要は今のところありません。適時経過観察を行い、普段と変わらない日常生活を送ってください。

見る抗うつ薬とは、薬物療法として服用する「抗うつ薬」を使わなくても、動画を視聴することによりほぼ同等の効果が得られる「心理療法(精神療法・サイコセラピー)」に属する。

概要

効能・効果

特に薬などを服用しなくても「心が穏やかになる」という事例が多数報告として上がっている
「自身がたゆみなく作り上げてきたはずの概念そのものにとらわれること」が非常にばかばかしくなる
正体はよくわからないが、ともかく安心感を得られる
本来の意味で自分に対してやさしくなれる、相手に対してやさしくなれる(「だらしなくなる」「甘くなる」ではない)

副作用

登場人物・キャラクターに対する依存
動画そのものに対する強い依存
キャラクター独特の言葉遣いが抜けなくなる

利用上の注意

禁忌
現在確認されていない。
慎重閲覧
過去に他の電子ドラッグ系動画の長期閲覧が認められる者は依存性が高くなる傾向が高い。したがって日常生活を放棄するような行動を繰り返さぬよう、慎重に閲覧すること。適度な課金は問題ないが、生活資金を溶かさないよう注意が必要である。
相互作用
相互鑑賞することによって自身の落ち着きを取り戻せることが認められるため、特に注意することはない。

「見る抗うつ薬」の利用に際して

以下は最低14日～28日以上の経過観察を必要とするが

「日常生活において支障をきたす(無気力になる、適度な社会活動を放棄する)」など陰性的な症状
「本来存在しないはずのキャラクターが見える」などの陽性的な症状
※コスプレは除く
自分にとっての「萌え」は他人にとって「萌え」になる場合は極めて少ない。それらの分別がつかず、発言から「ファンである(あるいは同志である)」と思い込み発言をしてしまうこと。逆にファンにならなかった場合「相手を攻撃的に責めること、追い詰めてしまう」こと
日常生活を送る上で著しい支障が出るほどグッズなどに投資してしまうこと
(「躁転」あるいは「軽躁」と認められる症状)

などの行動が継続して続く場合、ごく稀であるが専門医による経過観察が必要な場合がある。

　医師からの指導に関しては「具体的な精神疾患を伴っているときのみ」にとどめられる。特別に治療にあたっていない者、あるいは治療を行っているが「認知したうえでの行動」「行動のうえでの認知」が得られている者などは物事の分別が容易につくことが確認される。
　導入時の初期症状に見受けられる副作用等の「精神的揺らぎ」は一般的には日常生活の中で軽減・自然消滅すると考えられる。その場合は長期かつ継続的な経過観察を行っていき、最終的に判断することを必要とされる。ほとんどの場合は具体的に診察を受けるまでには到達しない。