計量スプーン(Measuring spoon)とは、調理器具の一種である。
塩や砂糖、醤油などの調味料を、少量ずつ計量できるスプーン。
プラスチックまたは金属でできていることが多い。
一般的なものは2-4種類がセットになっていて、量に応じて使い分ける。
形状は食器のスプーンと異なり、半球状のものが多い。
ここでは、日本で一般的な計量スプーンについて解説する。
多くの場合、少なくとも以下がセットになっている。
大さじ・小さじの量は、それぞれ一般的なテーブルスプーンとティースプーンの(山盛り一杯の)容量に由来する。メートル法を採用している国では上記の容量が多いが、ヤード・ポンド法を採用している国では液量オンスで上記に近い値になっているため注意が必要である。
すり切りベラは、粉状の調味料を計量したとき、山盛りになった部分をすり切るために使う。先端は丸くなっており、「小さじ半分」などを計量するときはここを使って半分を取り除く。
その他、大さじ半分(茶さじ)や1mL単位のスプーンなど、細分化されたスプーンがついていることも多い。
アイディア商品として、スプーンの中に線が刻まれており、「小さじ半分」などを計測できるものもある。また、複数がセットになっているのではなく、各容量ごとに段差がついた1つのスプーンになっている場合もある。
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最終更新:2025/12/11(木) 09:00
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