都道府県魅力度ランキング

都道府県魅力度ランキングとは、株式会社ブランド総合研究所の「地域ブランド調査」によって発表されるランキングである。

概要

2006年に第1回の地域ブランド調査が行われたが、このときはまだ市区町村のみの調査だった。2009年から都道府県も対象となり、徐々に知名度が上がっていった。

地域ブランド調査の方法は、2014年時点ではインターネットを用いて「20代～60代の消費者」から、全国1000の市区町村と47都道府県に関する質問を行い、「男女別、各年代別、地域別にほぼ同数ずつ回収」して調査している。

調査項目は、2014年時点では

1. 外から視点の評価　【計72項目、1000市区町村および47都道府県】
   • 認知度
   • 魅力度
   • 情報接触度
   • 情報接触経路（ドラマや映画、ポスターやチラシなど）【16項目】
   • 地域イメージ（歴史・文化の地域、スポーツの地域など）【16項目】
   • 地域資源評価（海・山・川・湖などの自然が豊かなど）【16項目】
   • 居住意欲度
   • 訪問目的【16項目】
   • 観光意欲度
   • 食品購入意欲度
   • 食品以外購入意欲度
   • 産品購入意欲度
2. 内から視点の評価【計25項目、47都道府県のみ】
   • 愛着度
   • 自慢度
   • 自慢要因【23項目】

となっている。

特定の都道府県が上位や下位を取り続けることが珍しくなく、例えば北海道は開始時から毎年1位になっている。代わりに、中位の都道府県は点数が小数点未満の争いになることが多く、順位の変動が比較的激しい。

多くの人がその都道府県に持つ「イメージ」が強く前面に出ており、その地域に実際に暮らしたときのメリット・デメリットがそれほど影響していないのではないかという意見もある。また、都市から農村、自然まで非常に多様な風景・要素のある都道府県について、その中でも代表的な部分が強調されている側面もある。

もちろん「魅力」という、人々が持つ「イメージ」の調査でもあるので、実際の都道府県の様子と離れてしまうのは仕方ないのかもしれない。

関連動画

外部リンク

• ブランド総合研究所
• 地域ブランド調査2018（リンク先に各年の調査ページへのリンクあり）

関連項目

• ランキング
• 都道府県対抗シリーズ
• 茨城県魅力度ランキング最下位脱出
• 都道府県
• ○○ランキングの一覧