金満で謙虚な壺 単語

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金満で謙虚な壺とは、遊戯王OCGカードである。

いわゆるシリーズの1枚(シリーズ強欲な壺を参照)。
通称「金謙」「金券」。

概要

金満で謙虚な壺/Pot of Prosperity
通常魔法(制限カード
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はカードの効果でドローできない。
(1):自分のEXデッのカード3枚か6枚を裏側で除外して発動できる。
除外した数だけ自分のデッキの上からカードめくり
その中から1枚を選んで手札に加え、残りのカードを好きな順番でデッキの下に戻す。
このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは半分になる。

2020年10月31日発売「BLAZING VORTEX」にて登場。

デッキの上から3枚or6枚をめくり、任意の1枚を手札に加える効果を持ち、テーマの起点となるカードや他の汎用カードをサーチすることが可。なので金券と呼ばれることも。
デメリットとして「EXデッキから3枚or6枚裏側除外」「発動するターン自分はドロー出来ない」「相手のダメージ半減」を抱えている。裏側除外については、ランダムで裏側除外する《強欲で金満な壺》と異なり自分で選ぶことが可ダメージ半減についても先攻1ターンなら無視出来る。ドロー出来ない効果については、他のカードをサーチやリクルート系に集中するか、墓地や除外送り・フィールドへのセットでリソースを増やすといいだろう。

総じて、任意のカードを1枚手に入れたい時は《強欲な壺》よりもこっちの方が強力である。一方でEXデッキを消費するデメリットもあるため、必要なEXデッキを09枚に抑え裏側除外用を汎用で収められるテーマで採用したいところ。

環境での活躍

登場直後から【ドライトロン】や【エルドリッチ】といった儀式体の環境テーマで用いられ、2021年に登場した【ふわんだりぃず】も上級モンスターによる制圧がメインであったため大活躍した。そのため、OCGでは2022年4月に準制限、23年7月に制限カード定された。

海外では2024年9月に制限カード定。むしろ遅すぎた位か。

マスターデュエルでは【勇者トークン】【ふわんだりぃず】が流行した辺りの2022年8月31日において、OCGに先駆けて制限カード定された。
その後は特に改訂の対となっていなかったが、2024年10月に【天盃龍】が登場したことで状況は一変。
バトルフェイズに繰り出される圧倒的ダメージ量によってダメージ半減のデメリット意味となり、テーマカードを引いても《サンダー・ボルト》といった盤面一掃するカードを引いても勝利に繋がるプレイングが可となってしまった。
天盃龍自体がパック販売中のせいか周辺カード規制のメスが入った結果、2024年12月6日禁止カード定された。

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最終更新:2024/12/27(金) 10:00

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