雪月花(BEMANI)とは (セツゲッカとは) [単語記事]

雪月花とは、beatmania IIDX 10the styleに収録された楽曲である。

その他の用法については、「雪月花」の記事を参照のこと。

概要

曲調としては、日本古来にあるような神秘的、かつ大胆なリズム感が感じられる。
琴や太鼓、シンセが織り成すメロディは近未来的を想像させるが、どこか懐かしい日本らしさがある。

スクラッチに割り当てられた「ぽこぽんぽん」という効果音（俗に「ぽこぽんスクラッチ」などと呼ばれる）が印象的。「雪月花」と聞くと最初にぽこぽんスクラッチを思い出す人もいるだろう。譜面的にも、ぽこぽんスクラッチをいかに捌くかが肝となっている。

ミスレイヤーに表示される和歌は万葉集の雪月花のもの。「雪の上に月が照る夜に、梅の花を折って贈れるような、愛しい人がいれば良いのに」という意味である。

かつては10th styleの段位認定において「黒歴史」と呼ばれる曲のひとつであったが(10th八段)、Lincleではmoon_childに代わり九段ボスとして返り咲くことになった。

Ryu☆本人による雪月花のアンサーソング「幻舞（げんぶ）」がコミケ限定シングルとしてリリースされ後に1st アルバム「starmine」に収録された。また続編曲として雪月夜がREFLEC BEAT VOLZZAに収録された。

氏の作風の関係上使用楽器や曲調自体は原曲とほぼ同様だが、「疾走の人」という通明が付けられている通り、BPMが原曲の151から188に上昇した非常に疾走感のあるリミックスに仕上がっている。

担当エフェクターのEther99といったら銀盤譜面のイメージが強いが、本曲のEXH譜面もやはり銀盤が難所として立ちふさがる。加えて、今作はラストに存在する長押し+直角つまみによるラス殺しにも注意するべき。

更にSDVX IVが稼働してからは、同じく「アルバム「STAR LiGHT」発売記念 Ryu☆リミックスコンテスト」を出展とするShironとSound Artzによる合作リミックスが収録された。

本リミックスはさわわ版から一転してBPMが原曲よりも下の148に減少してゆっくりに、曲調も原曲から打って変わってシャッフルダンス調にアレンジされているため、いわゆる後の「STARDOM Remix」といっても差し支えない楽曲に変化している。というか、ボルテxダンスラのFLOOR INFECTION開催はまだですか?

シャッフルダンス調の楽曲という事もあってか、譜面は全体的にハネリズム気味。