高槻市交通部

高槻市交通部は、大阪府高槻市芝生町4-3-1に本部を構える公営バス事業者(地方公営企業)である。

概要

1954年2月、地元の民営バス「日の出バス」を買収。公営のバスとして運行を開始した。
2018年に大阪市交通局が民営化により消滅し、大阪府内唯一の公営バス事業者となった。
阪急高槻市駅・JR高槻駅・JR摂津富田駅・阪急富田駅を中心にたくさんの路線を展開している。

高槻市交通「局」ではない。また、他市の交通部のように企業局の下部組織でもない。

運賃

運賃は市街地均一ゾーンと山間ゾーンの2ゾーンに分かれている。
市街地均一ゾーンは大人220円・子供110円。山間ゾーンは対距離制となり、その区間に乗り入れる系統は整理券を発行する。
スルッとKANSAI協議会に加盟しており、PiTaPa他全国相互IC乗車券に対応。
回数券は紙タイプ・磁気プリカタイプ両方を発行中。2019年9月30日をもって廃止。
定期券は2016年10月以降はIC乗車券に切り替わる。

行先番号

高槻市交通部では路線系統番号ではなく、行先番号制を採用。そのため、同じ路線でも上りと下りで番号が変化する。
また、駅に向かう便は以下の番号で統一される。
1/1A/1B→JR高槻駅南行き
3→阪急高槻駅(JR高槻駅南を必ず経由)
4→阪急富田駅行き
5/5A/5B→JR富田駅行き
11/11B→JR高槻駅北行き

営業所

営業所は以下の2つ。このほか、一時休憩に使われる操車場が数ヶ所あるがいずれも車両配置はない。

• 芝生営業所
市内南部の路線を担当。ちなみに読みは「しぼ」である。
• 緑が丘営業所
市内北部の路線を担当。

車両

従来よりいすゞがメインだが、近年は日野やふそうの導入も見られる。かつてはほぼ全車が西工車体を架装していた。マスコットキャラクターの「たかつきばすお」も西工車をモデルにしている。山岳路線を抱えていることもあり、基本的に高出力車を選択していた。

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関連項目

• 高槻市
• 地方公営企業
• バス事業者の一覧