帳

帳（帷）とは、室内などに張りめぐらせた垂れ幕である。仕切りに使う。

漢字として

常

帳

Unicode

U+5E63

JIS X 0213

1-42-30

部首

巾部

画数

11画

音読み（常用）

チョウ

訓読み（常用）

-

賬

Unicode

U+8CEC

JIS X 0212

63-23

部首

貝部

画数

15画

帐

Unicode

U+5E10

部首

巾部

画数

9画

意味

とばり、張りめぐらせた幕、寝床にめぐらせたとばり、垂れ幕、陣屋の幕、書き入れるための冊子、負債、（張と通じて）張る、という意味がある。

〔説文解字・巻七〕に「張なり」と、張りめぐらせた幕のこととある。〔釈名・釈床帳〕に「帳、張なり。床上に張施するなり」とある。

字形

形声で、声符は長。

音訓

音読みはチョウ（漢音、呉音）、訓読みは、とばり、まく。

規格・区分

常用漢字であり、小学校3年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。

語彙

帳幄・帳帷・帳飲・帳殿・帳台・帳簿・帳面

異体字

• 賬は、〔漢語大辞典・異体字表〕にある異体字。JIS X 0212補助漢字。
• 簡体字は帐。