折

折とは、以下のことを表す。

• 折（おり） - 木などで作った方形の底の浅い容器。食事や菓子などを詰める
  • 「折詰」の記事を参照。
• 折（おれ） - 筆画の一つ
• 折（おり） - 製本で1枚の紙に印刷したものを折りたたんだもの

漢字として

常

折

Unicode

U+6298

JIS X 0213

1-32-62

部首

扌部

画数

7画

音読み（常用）

セツ

訓読み（常用）

おる、おり、おれる

㪿

Unicode

U+3ABF

部首

斤部

画数

10画

意味

1. 折り曲げる、折り畳む、断つ、誓う、死ぬ、減少する、挫く、責める、判断を下す、（逝と通じて）死ぬ、夭逝する、（晢と通じて）明らか
2. 損をする

〔説文解字〕の本字は㪿で、〔説文・巻一〕に「斷つなり」とある。

字形

㪿は斤＋艸の会意。〔説文〕には「斤もて艸を斷つに從ふ」とあり、草木を斧で切断すること。

音訓

音読みは、1.の場合、セツ（漢音）、セツ、セチ（呉音）、シャク（慣用音）、訓読みは、おる、くじく、さだめる。

規格・区分

常用漢字であり、小学校4年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。

声符

折を声符とする漢字に、哲、娎、狾、逝、悊、晢、硩、誓、銴などがある。

語彙

折角・折檻・折衝・折伏・折半

異体字

• 㪿は、〔説文〕の本字。
• 𣂟は、〔康煕字典〕に引く〔集韻〕に「或ひは𣂟と作る」とある異体字。
• 𣂲は、〔説文〕に「籀文の折。艸の仌中に在るに从ふ。仌寒し、故えに折なり」とある異体字。〔字彙補〕に「篆文の㪿字」とある。
• 𣂫は、〔玉篇〕に「㪿に同じ。〔説文〕に出づ」とある。
• 𣂚は、〔説文〕に「篆文の折、手に从ふ」とある異体字。

𣂟

Unicode

U+2309F

部首

斤部

画数

11画

𣂲

Unicode

U+230B2

部首

斤部

画数

13画

𣂫

Unicode

U+230AB

部首

斤部

画数

12画

𣂚

Unicode

U+2309A

部首

斤部

画数

9画