/::::;. -= ァ ̄`ヽ::::::ノ、
l/ / \l─、::\__
/ __/ /jリノ ∧::::::/フY´:::: 『キャッチボール』……
x<  ̄ __,> '´ ヽ ハ:::{不、}:::::: 続けようぜ……
/ __,.ィ__\ ∨ l |:(_}、_)::::
∠ イ´ / /,Vtハ l r---‐=‐}/ |:〈_j )::: え ミラション
│/ /: :´ ̄ ノ、 -xミ 、 l l:::( }`)::::
l' /: : : : :l / ヽ込リア l ;::::{小ノ:::
∨: : : : 、_ー " ̄ ; //::::_し}_)、: 賭けに勝てば おまえの
|: : , ヽー、 ,' / // ̄__ ヽ:ヽY この無敵の取り立て人は
l: : \ `‐' / / /__ノノ `j }:::/ 消えるんだな?
_ -‐  ̄!  ̄ /(_ _´/:/
/ / / ハ、_ __/ / /: ̄/--く一 賭けは何球にする?
| l │ }/  ̄  ̄ _V/、\ 〉
__l / | / / ̄ ̄ ̄ |\ノ⌒ヽ ‐- f⌒) 1.∩∩工寸フ
,...-─┴‐一 ' l ノ _/ __ ⊥ .,__ノ __/ ! ⊥∪∪┴/| ヽ
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レ'´ ̄/::::::::::/\ (_) / | / こ つ レ ノ !
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違う 1000球だ!
1000球だ!(せんきゅうだ!)とは、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の第6部「ストーンオーシャン」に登場する台詞である。
主人公・空条徐倫が、仲間であるフー・ファイターズ(以下F・F)とキャッチボールしているところに「100回まで続かない方に一〇〇ドル」と賭けを持ち掛けて来た女囚ミラション。しかしミラションは作中の黒幕ホワイトスネイク(エンリコ・プッチ神父)が送り込んできた刺客であり、真の目的は徐倫の父親・空条承太郎を蘇生させるために取り戻した「スタープラチナのDISC」を再び奪い返す事であった。
そうとは知らず、キャッチボール100回達成後に「もう100回は続かない方に一〇〇〇ドル」の賭けに仲間のエルメェス・コステロは乗ってしまい、ボールを落としそうになった際にスタンド「キッス」を使用したイカサマで難を逃れたが、そのルール破りによってミラションのスタンド「取り立て人マリリン・マンソン」が発動し、エルメェス自身が持ち合わせていない1000ドルを補う相応の物として「肝臓」を奪われてしまう。
奪い取られた物を全て取り戻すために、徐倫はF・Fとのキャッチボール1000球の賭けに挑む。ただし、本当に1000回やる必要はない。ルール違反をした者の心の影で現れる「マリリン・マンソン」には攻撃は通用しない「無敵」だが、それはルールを守るゆえの強さであり、「(ホワイトスネイクとの取引で金に換えられる)DISC」が目的である事を話さず騙しているという点でルール違反である本体そのものは「無敵」ではないので、逃げるミラションを徐倫とF・Fはキャッチボールしながら追跡して本体を叩くチャンスを狙う。
とうとうミラションを追いつめたが、なんとミラションは「イカサマは無効」と言っておきながら他の囚人や看守にキャッチボールを妨害するように仕組んでおり、看守にボールを奪われた事でキャッチボールは途切れ、徐倫の体内の臓器とF・Fが隠し持っていた「DISC」に手をかけ「取り立て」できると勝利宣言する。
だが徐倫はそれに対して、ミラションの顔にボールをぶつけ新しく「賭け」の「ミラションとのキャッチボール」を宣言する。
賭けは何球にする?
ン?100球だっけ?と……………
『取り立て人』!
早くそいつをえぐり出して
ブッ殺せェェェェァァァァァ!違う 1000球だ!
今までこずるいイカサマを続けて賭けをしてきたミラションに対し、カタルシス解消とばかりに「オラオラ」と共にボールをミラションに連続でぶつけ続けて再起不能するシーンはファンの評価も高いシーンである。
しかし、「ジョジョ」で描かれるスタンドバトルの見どころは長所や短所を生かした(作品内における)ロジックによる勝利であると言えるのだが、本バトルでは「取り立て人マリリン・マンソン」の攻撃を許しておきながら強引にキャッチボール1000球で本体をブチのめした決着で、その後のエピソードで徐倫が発言した「「力業」って言葉……好きになるしかないようね」を体現している為か読者によるツッコミも少なくない。
2022年に放送(Netflixでは2021年に配信)されたTVアニメ版ではこのくだりに大きくアレンジが加えられている。
まず、本体を直接叩くことに「DISCが目的である事を話していない」というルール違反の穴をつくというくだりはカットされ、「スタンドは無敵だが本体は無防備」である点をついて直接攻撃する流れになっている。
そして、看守によってキャッチボールが妨害されて臓器やDISCを奪い取られかける流れは同じだが、看守が奪ってポケットに入れたボールを「ストーン・フリー」で徐倫の手元に戻し、「キャッチボールの相手は(F・Fのみと)指定していないから看守とキャッチボールした」という理屈で「マリリン・マンソン」の取り立てを中断させた。
と、硬球によるオラオララッシュをたたき込むくだりになっている。
このアレンジによって、一応「取り立て人マリリン・マンソン」のロジックを含めたスタンドバトルの勝ち筋として原作の力業よりは「納得」しやすい形となっている。
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最終更新:2025/12/22(月) 16:00
最終更新:2025/12/22(月) 16:00
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