北陸地区の輸送改善の為に投入された車両で、リサイクル車。北陸の場所柄、交直流電車とされている。
同様のコンセプトのもと製造・投入された車両として交流電車の717系がある。
北陸地区にて普通列車に使用する為に471系・473系の主要機器をリサイクルした上で417系に準じた車体を新製に搭載した車両で、ギア比は急行型だが片側2扉となっている。
編成は3両1編成でMT比は2M1T。471系から改造された車両は0番台、473系から改造された車両は100番台となっている為区別はしやすくなっている。
計31両が投入…ちょっと待てよと思った人は鋭い。33両でなければ編成を組むための頭数が合わないはず。実を言うと本形式の誕生も両数の計算が合わないのも大人の事情であり、できるだけカネをかけないために2両の制御車は455系の付随車であるサハ455の比較的新しいものを先頭車化改造したものなのだ(クハ455-700番台)。同番台は、457系グループの一員ではあるものの、各種装備を413系に合わせているため、本来の仲間とは連結不可能な特殊な車両となっている。
2015年の北陸新幹線開業に伴う並行在来線の三セク化で5編成があいの風とやま鉄道に譲渡された他、2021年に1編成+1両(クハ455形)がえちごトキめき鉄道に譲渡された。
JRに残った車両は金沢総合車両所配属で、2020年現在は全編成とも末期色(漆器赤色、1編成のみ真っ青色)になり七尾線で運用されていた(1日1往復のみ北陸本線でも運用されていた)が、2021年春の521系100番台投入に伴い引退。
一方、あいの風とやま鉄道に譲渡された編成は1編成が観光列車「一万三千尺物語」に改造されており、通常仕様車はラッシュ時輸送を中心に運用されているが、こちらも521系1000番台の投入により2022年度までに置き換えられる予定となっている。
えちごトキめき鉄道に譲渡された編成は旧国鉄急行色に塗り替えられた上で、クハ413を静態展示用とし、クハ455-700番台がかつての国鉄交直流形急行電車の姿を今に伝える存在として観光列車として活用されている。
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最終更新:2024/10/06(日) 19:00
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