エネループ
eneloopとは、パナソニック(旧:三洋電機)が販売している二次電池(充電池)である。製造は富士通傘下のFDKトワイセル(旧:東芝電池→三洋エナジー高崎→三洋エナジートワイセル)が手掛けている。
2007年度グッドデザイン賞にノミネートされ、Wiiとの決選投票の末大賞を獲得した。[1]
要はニッケル水素電池。乾電池を使い捨てる気ですかと宣伝しているが、分類としては普通の充電池である。
といっても改良点もあり、メモリー効果を低くし自然放電を抑えたという特徴がある。
このようにニッケル水素電池は性格が吹っ飛んでいる。「だがそれがいい」というのもアリだが、万人向けではない。それを克服したのがeneloopである。自分と遊ぶ時間と友達(充電器)と遊ぶ時間のオンオフ切り替えがはっきりしており、待っている間は体力を消耗しないようにじっとしている。いい子。
(けど非公式品で急速充電をしたりするとグレてしまうこともある)
現在発売されているeneloopは4種類存在する。
元祖eneloop。容量は単1形が5700mAh(min)、単2形が3000mAh(min)、
単3形が1900mAh(min)、単4形が750mAh(min)。
なお、単1形は単3形を3つ並列(1900×3=5700mAh)、単2形は単4形を4つ並列(750×4=3000mAh)させたものなので、ラジコンなど大電流が必要とする器具では内部抵抗により使用できない場合がある。
発売当初は繰り返し使用回数が1000回だったが、2009年の第2世代モデルでは1500回に増え、
2011年11月に発売した第3世代モデルは繰り返し使用回数が1800回に増え、
自然放電の抑制性能も向上している。(5年後でも約70%のパワー残存率)
2013年4月に発売第4世代でモデルは繰り返し使用回数が2100まで増えている
※単1形と単2形は従来の1000回までとなっている。
eneloopの廉価版。外装が水色。主にリモコンや時計などの低消費電力の器具に適している。
容量は単3形で950mAh(min)、単4形で550mAh(min)とeneloopよりも少ないが、
繰り返し使用回数は第一世代では2000回、第二世代では5000回とeneloopシリーズで一番多い。
パワー残存率は満充電後、室温下での3年後(第二世代は5年後)で初期容量の75%(第二世代は70%)。
ヘビーユーザー向け。外装が黒色。容量がeneloopよりも大きい。
第1世代の単3形が2400mAh、第2世代の単3形が2450mAh、単4形が900mAh。
しかし繰り返し使用回数は500回と他のeneloopよりも少ない。
直径がやや大きい為、純正品の単3→単1サイズ対応スペーサー(NCS-TG1)で使用出来ない欠点がある。
単1のeneloopを買えという事なのか設計ミスなのか…。
パワー残存率は満充電後、室温下での1年後で初期容量の85%(第2世代)。
発売当初は単3形のみ販売だったが、2012年10月25日より単4形がされている。
なお、初代エネループプロと二代目エネループプロを混合しても問題はないと思われる。
安全性を考慮したeneloop。
PTCサーミスタを内蔵しており、間違った使い方による過熱事故を防ぐことができる。それ以外はeneloopと同じ。
現在は生産終了している。
すでにパナソニックではEVOLTA(エボルタ)ブランドでの充電池を販売していたが、三洋電機買収後もeneloopは併売されている。
両社の棲み分けについては、EVOLTAが同じクラスでも大容量を重視しているのに対して、eneloopは繰り返し使用できる回数を重視している。
こうやって何度も繰り返し使っても、へこたれない丈夫な電池。従来の三倍以上である、1800回の充電に耐えられる。
何見てるのよ!早く買いなさいよ!
eneloop
eneloop lite
eneloop pro
eneloop plus
限定カラーモデル
充電器
簡易バッテリーチェッカー eneloopy
電池スペーサー、電池ケース
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最終更新:2021/01/24(日) 05:00
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