jam jam reggaeとは (ジャムジャムレゲエとは) [単語記事]

jam jam reggaeは、初代beatmaniaに収録された楽曲のひとつである。曲名表記は場所によって若干のゆれがあるが、ここでは初代beatmaniaの実機上で表示されているものを採用する。

概要

初代beatmaniaに収録された楽曲は、全曲が代表曲といってもいいほど象徴的なものが多いが、この曲も例外ではない。ミディアムテンポのレゲエならではのまったり感を味わうことができる楽曲である。作曲を担当したのは、dj nagureoこと南雲玲生。

u gotta grooveと並び、初代beatmaniaの初心者向け楽曲として知られている。譜面に登場するノート数は62と、歴代beatmania シリーズのなかでもトップクラスの少なさ。譜面配置もそれほど難解ではなく、難しい部分をしいて挙げるならウラやウラウラに入ってくるノートが多いくらい。初登場時は難易度 ☆2であったが、次回作のbeatmania 2nd MIXおよび家庭用beatmaniaでは☆1へ格下げとなっている。

当楽曲はbeatmaniaIIDXにも移植されており、beatmaniaIIDX sub streamからはANOTHER 譜面も追加されている。このANOTHER 譜面は、元の譜面では演奏させなかった16分メロディパートを演奏させるようになっており、かなり難易度が上がっている。なお、残念ながらbeatmaniaIIDX 3rd styleで当楽曲が削除されてしまった上、家庭用IIDXへの収録も実現しておらず、今となってはこのANOTHER 譜面は滅多にお目にかかれるものではなくなってしまった。

なお、当楽曲には前身となった楽曲があり、beatmaniaの誕生のきっかけのひとつとされるコナミのプライズ機「みらくるすぴん」で使われた「luv luv reggae」が元となっている。

この楽曲のムービーには、ジャムを食べる人・ダンスを踊る人など色々なキャラクターが登場する。そのうちのひとりが、ジャムおじさんである。ジャムおじさんと言っても、アンパンマンとは特に関連はない。

外見上の特徴としては、よく焼けた肌にドレッドっぽい髪型。濃ゆい顔で謎のダンスを踊る姿が印象的で、後に5鍵 beatmaniaのレゲエ系楽曲における定番キャラクターとなった。pop'n musicにも“UNCLE Jam”という名前で登場している。

ちなみに出身地は日本の小金井周辺で、実家はカレー屋を営んでいるらしい。

当楽曲は後のBEMANI シリーズにアレンジバージョンも収録された。以下はその一覧である。

曲名	アーティスト名義	初出	備考
jam jam reggae (FUNKY jam Cookie mix)	Crunky Boy	beatmania 2nd MIX	Hiroshi Watanabeによるリミックスバージョン。ジャンルは“REGGAE FUNKY MIX”。
Jam Jam Reggae ～AMD SWING MIX～	RICE.C feat. jam master '73	Dance Dance Revolution 3rd MIX	前田尚紀によるリミックスバージョン。
jam jam reggae (JAM JAM MIX)	remixed by good-cool	beatmania CORE REMIX	ジャンル表記は原曲と同じく“REGGAE”。