Lightningコネクタ

この規格の使用は既に廃止されています。

Lightning（ライトニング）コネクタとは、Appleのモバイル機器に採用していた外部接続端子である。

概要

LightningコネクタはiPhone 5で初採用された。

従来の30ピンドックコネクタからピン数が8ピン大幅となり、microUSB端子レベルの大きさまで小型化されている。iPhone 5以降、順次30ピンドックコネクタからの移行が進められていた。

なお、ドック⇔Lightning変換アダプターを使えば、ドックコネクタしか無い機器でも接続は可能となっている。

日本では2025年2月28日のiPhone 16eの発売をもって、全製品がUSB-C搭載機へと塗り替えられた。

採用機種

• iPhone（5-14 / 14 Pro）
• iPad（第4世代-第9世代）
• iPad mini（第1世代-第5世代）
• iPad Pro（第1世代-第2世代）
• iPod touch（第5世代以降）
• iPod nano（第7世代）
• Apple Pencil（第1世代）
• Magic Keyboard
• Magic Trackpad 2
• Magic Mouse 2
• Siri Remote（第1世代-第2世代）
• AirPods充電ケース（第1世代-第4世代）
• AirPods Pro充電ケース（第1世代）
• AirPods Max（第1世代）
• など

ドックコネクタから変わることによるメリット・デメリット

メリット

• 小型化によりデザインの幅が広がる。
• 裏表の区別がないため挿しやすい。

デメリット

• 端子が露出しているので汚れや傷に弱い。
• OSのアップデートを行うと「非公認モノ」のケーブルで充電・通信が不可能になる。
  ※ライトニングコネクタにはICチップが内蔵されており、「Made for iPhone/iPod/iPad」の公認を受けないとICチップを供給してもらえない。そのICチップは非公認モノを排除するためのものである。
• それにより、ドックコネクタ時代では100円ショップで充電ケーブルを調達することが可能だったがLightningコネクタになってからは調達が不可能となった。
  ※公認モノだと1500円～。
• ドック⇔Lightning変換アダプタの価格が高い。
  ※約3000円程度。

関連動画

関連項目

• Apple
• Appleの関連項目一覧