M202 単語

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 M202とは、1970年代アメリカ開発された四連装ロケットランチャーである。コマンドーに出てくるロケットランチャーと言えばピンとくる人も多いだろう。

概要

 M202は正式にはM202 FLASH(FLame Assault SHoulder weapon)と言い、火炎放射器代替する的で開発された口径66mmの四連装ロケットランチャーである。歩兵が1名で携行して発射することが可で、発射するのは自然発火する燃焼剤(ナパームではない)が詰まった焼夷ロケットで、対戦車ロケット弾の使用は想定されておらず開発もされていない。

 作動方式は引き金を引くたびに一発ずつ発射される単発式であるが、ロケット弾の宿命として命中率が悪く、200m先の車両学照準器で狙って4発同時発射しても、命中率は50%程度であるとされる。つまり2発(実質1発)で警察車両に命中させたシンディは非常に良い腕を持っていたことになる。なお、M202は使い捨てではなく再利用式であり、再装填は4発をまとめたクリップで行う。

 重量はロケット弾が装填されていない状態で約5kg、4発全部装填された状態で約12kgと決して軽いとは言えない。しかし、M202が代替する対であるM2火炎放射器が総重量28kgであることを考えると、相当軽量化されたと言える。また、M2火炎放射器と違って歩兵ならでも扱えるようになったのもメリットである。

 1978年からアメリカ軍に配備され、使用頻度は低いものの現役装備であり、近年ではアフガニスタン派遣された米軍部隊武器録にM202A1が記載されている。

 創作物ではコマンドーバイオハザードCoD:BOなどに登場し、非常に強な武装として描かれていることが多い。

関連作品

動画

実際のM202

左:バイオハザードロケットランチャー(13:22~)/右:CoD:BOのM202(1:00~)

3Dプリンターで作成されたM202

静画・MMDモデル

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最終更新:2024/05/01(水) 14:00

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