SCP-030-JPとは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。
項目名は『石油喰らい』。
| SCP-030-JP | |
| 基本情報 | |
|---|---|
| OC | Keter |
| 収容場所 | サイト-8161 |
| 著者 | tokage-otoko |
| 作成日 | 2013年11月2日 |
| タグ | 日本生類創研 昆虫 生命 |
| リンク | SCP-030-JP
|
| SCPテンプレート | |
SCP-030-JPはいわゆるカイコガの一種。体長は20cmほどと大きめ。一般的なカイコガと異なり無変態であり、雌雄同体であり、両性生殖のほかに両性単為生殖も行える。かつ単体で3日以内に繁殖可能で、繁殖の際に300個の卵を生む。この特性からm不妊虫放飼法での個体数減少は不可能であり、かつ自然界に捕食者がいないことからSCP-030-JPはどんどん増え続けている。これはもともとSCP-030-JPを消化吸収できる生物が存在せず、かつ多くの生物が不快と思う味であるため。
そして一番厄介なのはその食性。なんとこいつら、石油や石油製品を餌とするのである。当然プラスチックもポリエステルもアウト。そのうえ、こいつらの糞は可燃性がなく、燃料にはなり得ない。
更に、こいつらの寿命は約30日なのだが、死後も自然分解の速度が極めて遅い。燃やそうにも、プラスチックのように800度以上の高温で燃やさないとダイオキシン類のガスが発生してしまう。
つまりこいつらを放置した場合、爆発的な増殖速度と排泄物及び死骸の速度の遅さにより、やがて何の役にも立たない糞とこいつら自身の死骸で地球上のすべての陸地がNK-クラス:"グレイ・グー"世界終焉シナリオを迎えることになると予測されているわけである。なお財団の積極的な絶滅の試みにも関わらず、なんと数万匹も野生にSCP-030-JPがいるらしい。もう終わりだよこの星。
一応、一定量の餌を摂食するとポリエチレンテレフタラートの糸を吐き出すので、紡績して衣服の材料として使用することは可能。だからどうしたというレベルではあるが。
SCP-030-JPは日本生類創研がエコロジー・キャンペーンのための試作を行った結果生まれたらしい (仮称:ポリクイガ) 。そこに置かれているラベルの記載内容から、日本生類創研が研究予算を獲得するために産み出されたこと、サンプル数を増やすために繁殖能力を強化していることが伺える。だがこの施設は放棄されており、財団機動部隊が発見した際には1万匹のSCP-030-JPが発見された。ラベルの文末は印字された文章にあとから手書きのメモが追記されていた (下記引用下線部) 。
絶対に逃すな!
↑ごめん^^;
SCP-030-JP - SCP財団
より,2022/09/05閲覧
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最終更新:2025/12/14(日) 07:00
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