ToKとは、
1、同人ソフトサークルはちみつくまさんが制作した同人ソフトである。正式名称は退魔塔神ハチクマToK。
2、音楽グルーブ集団T.O.K.(ちなみにこちらもToKで検索すると動画がヒットする)
3、タイムオーバーキルの略(タイムオーバーデスとも言われる。ほぼ遊戯王OCG用語。昔の遊戯王公式大会のルールを利用した制限時間切れ勝利のこと)
ToKははちみつくまさんのRPGシリーズ第四作(久瀬RPGは除外)としてコミックマーケット67にて頒布された。
KanonRPG(かのG)→AirRPG(えあG)→RomancingKanon(ロマカノ)→ToK(これ)→東方冥異伝
左から頒布順。
なお最初に発売されたのは前編であり、後編(完全版)も追って頒布された。同70にて前後編を完全収録し、またクリア後ダンジョンなどを実装した(EXモード搭載)FinalEditionが登場した。
ちなみに、前々作AirRPGの続編的な作品であり1000年後の世界が舞台。
またAirRPGからToKの間の時系列に位置するのが東方冥異伝である。
そのため前作をプレイしないと分からないネタが多数出てくる、とくにAirRPGは必ずと言ってよい程やったほうが良い。
登場人物は主人公のゆきと(国崎往人)をはじめ、AIR、Kanon、ONEと言ったKey系の登場人物を中心としたメンバーでここに、一部の東方キャラクター(紅魔郷組 妖々夢組の一部)、オリジナルキャラクターが若干混ざる構成となっている、久瀬や斉藤などいつものキャラはもちろん、スピアードやナチ大佐など今作から登場するオリキャラもいる。
【パーティメンバー】
・ゆきと(前述通り、主人公)。
前世はえあGの往人と同一。二年以上前の記憶がないが仲間に示唆されるまで自覚がない。
突如旅に出た母親を探して塔神都市へとやってきた。人間タイプのため非常に成長させやすく、総合的に全能力はトップクラス、後半は選択により専用スキルを2者1択で習得出来る。
・ランシア・・・外見の元ネタはうたわれるもののムツミ。ただしオリジナルキャラである。
西域無敵という師匠がいて、どこぞの東方不敗とドモンと同じような展開が待っている。技もそれっぽいのが多い。
超勇者の肩書きを持つ兄もいる。ゆきとと同じ人間タイプのため、アビリティ数や成長方法に優れており、主力としては申し分ない性能を誇る。
・川口さん・・・原作はAIR。全身サイボーグな人。Sagaシリーズのそれと同じ。
武具の強さ=彼女の強さのため、レベル依存にならない特徴がある。
イベントではことあるごとに斉藤を張り倒す。道産子なのか北海道の方言である「なまら」をよく使う(注:なまらは一般的には北海道方言だが発祥は新潟である)。サイボーグのシステム上その場しのぎの主力としては非常に便利であり、前作ロマカノの斉藤に比べると非常に強化されており使いやすいのだが、1週目ではどうしても能力に不満が残ってしまう、2週目以降になると・・・・・
・斉藤・・・原作はKanon……だが、もはやはちくまの顔である。詳しくははちみつくまさんの項を参照。
Sagaのモンスター互換であり、敵の細胞で変身できるという特徴がある。
イベントではことあるごとにうわらばしそして生還する。そして終盤で大きな見せ場がある、というかキーパーソン。
毎度の事ながら立ち絵が複数ある。細胞によって強さがまったく異なる上にスキルの引継ぎなど、ロマカノのみちる同様やや成長にクセがある、その分うまく調整出来れば非常に頼りに出来る。
・パチュリー…東方作品から唯一仲間になる人。ちなみに表記はパチュ。
表記には理由がある。原作で「パチェ」が初出したのは妖々夢EDであり、製品版発売と同時に開発が始まったため。また紅魔郷が発売した当時のユーザー達の愛称でもあった。
ちなみにレミリアも登場するが、この作品では友人関係ではなく主従関係のため「お嬢様」と呼んでいる
(とは言うものの、レミィと呼ぶのは原作でもプライベートな時だけである。紅魔郷STAGE4参照。)
道中アルと遭遇し契約を果たす。その名残りが後作となる東方冥異伝でも残っている。
鬼械術を彼女が使うのはこのせいである(ただしToKでは使わない)。
魔女であり装備によってステータス上昇が変動する特徴がある。原作の五行術も再現されている。
・アル…原作はデモンベイン。擬人化している世界最強の魔術書。
しかし今作では塔での逃亡中にページが散ってしまった為に弱体化している。
ページを取りもどすために主人公陣営に加わる。
鬼械術という独自の技があり、支援、攻撃と臨機応変にこなす、物理反射スキル「イゴールナク」が強力。
彼女もまたモンスターの細胞で強化されるという特徴がある、ただし細胞での能力上昇がシステム上後半から上がりにくくなっていくため、終盤以降(特にEX)では非常に成長させにくくなってしまう、別名本編での救世主。
・しおり…原作はKanon。主人公陣営が利用する宿屋のウェイトレス。
彼女は病弱であり、薬によって強化される。いや本当。
かけた金額に比例して彼女は強くなる。そして専用技もドーピング、金次第では人間系同様の成長率を期待出来るので比較的使いやすい、アビリティも人間同様6個装備出来る。
・佐祐理…まじかるな魔法使い。
ラーニング出来るのは彼女だけ。上位魔女であり成長システムはパチェに似てるが微妙に違う。
【NPC】
・久瀬・・・お馴染みの三鏡ボス、今作ではいつもの久瀬四天王を率いての大会優勝候補として登場。以外にもゆきとを助けてくれる場面が多く、ロマカノまでと比べてヘタれている部分が少ない。今作の裏主人公とも言うべき存在であり、彼がいるからこそのTOKである。
・高槻・・・お馴染みの超天才、物語序盤から登場しゆきとたちの邪魔をしてくる、今作から「チート」を多様するようになった、参ったぁ!
・月闇(ツクヨミ)・・・闘神大会主催者であり都市のカリフ、物語の鍵を握る重要人物であり、その正体は終盤で明かされる。
前作ロマカノの自由成長に加えて、今作ではスキルシステムを採用しており、ロマカノに比べて多様性が非常に増した、ただし斉藤や川口さんなど、一部のキャラは通常のスキルシステムとは違ったシステムのため、キャラによっても成長は大きく異なる。
また今までのターン戦闘からFFのようなセミアクティブ戦闘へと変わっており、敏捷の数値が今までよりも重要な要素となった、ヘイスト、ラピッドストリームなどの行動回数に影響するスキルは非常に強力な能力となっている、このシステム変更により「やられる前にやれ」という傾向が強い。(4作目東方冥異伝でもセミアクティブシステムを使用している)
全はちくまRPGを含め、とてつもなく長い(前編&後編&EX)のでクリアには非常に時間がかかる、時間にゆとりを持ってプレイするように心がけよう、クリアするだけでも100時間以上はかかる。
ネタははちくまの例に洩れず豊富であり、今作は前作もそうだったが特に聖闘士星矢ネタが豊富である。また北斗、サガ系等からも多数のネタが含まれている。たとえばキャラクターシステムはSaGaシリーズのものであるし、舞台設定等は闘神都市(アリスソフト)が元ネタである、過去作品ネタも当然あり。
最新作はぢきせを含め、本作TOKが今まで発売されているはちくまRPGの時間軸で最後の物語である、故にAirRPGや冥異伝などと比べて非常にインフレしており、登場人物たちの強さが他作品に比べて段違いである。
視聴は自己責任で。
市場はないが、メロンブックスにて最終版のFE版・CE版がDL販売中。
FEがDVD、CEがCDなので対応した物を購入しよう。
掲示板
38 SFCれびゅわー
2022/05/30(月) 20:00:13 ID: IGJopuSPrb
2010年くらいにプレイ動画見て気になりやったんだけど、バカみたいにwiki見ながらのカンニング攻略ばっかりやっててのう…
今になってかなり頭空っぽにしてやってるけど楽しいな。
39 ななしのよっしん
2023/05/13(土) 07:40:31 ID: D0eXFm+8Yy
シナリオが意味不明の電波で、パロネタ主軸っていう部分が気にならなければ、フツウに今でも遊べるゲームだぜ。
でもラーニングシステムだけは駄目。
40 ななしのよっしん
2023/08/04(金) 12:39:57 ID: DGyTVl3UaX
ある程度おおらかだった昔だから許されたんであって
今の時代に出したら炎上しかねないゲームだな。
オリキャラが人気作の版権キャラを一方的にボコる展開は
今じゃまず許されないだろう
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最終更新:2024/12/11(水) 22:00
最終更新:2024/12/11(水) 22:00
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