石油とは、
である。ここでは1について記載する。
炭化水素を主成分とし、少量の硫黄・酸素・窒素などさまざまな物質を含む液状の油。
明治時代、石炭の代わりになる油として「石炭油」と呼ばれていたのが、短縮して「石油」となった。
滞積盆地といわれる地下の油田から採掘後、ガス、水分、異物などを大まかに除去した精製前のものは原油と呼ばれる。
石油がどうやって生まれるのかについては、起源を生物とする有機説と、生物起源ではない無機説が存在する。基本的には有機説が主流だが未だにハッキリしていない部分も多い。
30年くらい前に小学生だった人たちは、先生から「石油はもってあと40年」と教わっていたらしいが、新たな巨大油田の発掘や無尽蔵とも言われるシェールオイルを採掘する技術が開発されたことにより、石油が完全に枯渇してしまうことはほぼない。
しかし、原油価格は上昇傾向にある。
日本で使用される石油はほとんどを輸入に頼っており、その多くは中東産である。また大半が産油国の国営会社との直接取引によって調達されている。この取引はDD取引と言われ、転売の禁止や仕向け地の限定などの条項が盛り込まれており、トレーダーが自由に売買できるような原油はほぼない。
このように石油とは日本という土地からすればほぼ無縁のような液体だが、この国は石油によって得られるエネルギーや製品で溢れている。
それぐらい、生活していくうえで欠かせない資源であるのだが、近年は地球温暖化を始めとする環境問題のやり玉に挙げられることも多い。
掲示板
12 ななしのよっしん
2023/03/08(水) 18:52:46 ID: ApYRUTIypv
掘ってもいいけど、試掘で戦艦のサルベージより金かかるし少ししか出ないかもよ
13 ななしのよっしん
2023/03/16(木) 00:57:16 ID: TO6g+rMs7Y
石油の持つ資源の呪いについても記述してほしい
身の丈以上のモノを手に入れた場合に人や社会がどうなるかと
14 ななしのよっしん
2023/03/20(月) 17:46:29 ID: lEyoTA/qU2
https://
「資源の呪い」の研究
>資源をめぐる植民地化、侵略戦争、紛争、住民の追い出し、環境破壊といった直接的な被害
>貧困、格差、福祉、人権、民主主義といったパフォーマンスでも非資源国と比べ悪くなる傾向
>近年の研究では、これまでに発見されてきた多様な因果関係を、法制度を媒介として包括的に捉える試みが、精力的になされています
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最終更新:2023/06/01(木) 07:00
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