SCP-3450とは、シェアード・ワールド「SCP Foundation」に登場するオブジェクト(SCiP)である。
項目名は『OC DO NOT STEAL (オリキャラをパクるな)』。
ビデオゲーム『星のカービィ』シリーズのキャラクターが登場する二次創作小説の体を装ったテキスト文書。本文章の第2章を読む時、かつてその読者が既存の架空物語に登場させた1体のオリジナルキャラクターが文中に登場し、作中の出来事に参加する。内容は以下の通りに進む。
このときAとして同一のキャラクターが登場したことは一度として存在しない。また、この流れにならないケースは財団の実験では確認されていないようだ。
本オブジェクトはとある二次創作小説投稿サイトにて、複数名の読者による、しばしば両立し得ない知的財産窃盗報告の後に財団に確保された。
このオブジェクトの研究にあたったリベラ次席研究員は、本オブジェクトがはじめて公式に配属されたオブジェクトであり、かなりの熱意を持ってこのオブジェクトの研究にあたった。どんな異常性をもつキャラクターでも全く同じようなストーリーラインになるのかを試すため、次々にオリジナルキャラクターを思いついてはそれをカービィと対峙させた。最初は7歳の時に思いついた、キャンディ化ビームを撃つプリンセス。その次は自分が小説の中に登場することを理解する小説家。途中途中キャラクターが思いつかなくてスランプに陥りながらも、量子物理学の権威、熱を操る能力者、オーク族の狂戦士、そして11歳の見習い魔法使いラリー・プロッターを考えつく。
このオブジェクトの研究にあたり、当初こそ熱意の高さで評価されていたリベラ次席研究員は、財団内でも生産性と問題解決能力の欠如が問題視され始める。当の本人も、最後の方になると、「新しいキャラを考えるのに2週間費やして、思いついたのはラリーパクりプロッターだけだ。[1]」と嘆き、更に2週間後には、他所様の小説のパチモンキャラすら思いつかなくなってしまった。
これこそが本オブジェクトの真の異常性で、要はこのテキスト文書は単に読者の創造したキャラクターを登場させるだけでなく、そのキャラクターもろとも読者の生産性・問題解決能力をはじめとした思考能力の一切を「パクって」しまうのだ。後に残るのは何一つアイディアを生み出せなくなった虚脱状態の人間である。それにしても、この能力を持つテキスト文書それ自体が、『星のカービィ』シリーズの、もはや二次創作というにも低レベルなただの『パクリ』というのは何たる皮肉であろうか。
かつてはアニヲタWiki(仮)にも解説が存在したが、『非商業二次創作の記事の執筆は禁止』という規約上の理由で削除されている(跡地
)。
掲示板
3 ななしのよっしん
2022/03/30(水) 10:38:04 ID: bTKy9lC7TR
>>1
ENにはアモアスもあるし、CNにはミリアサもBEMANIもあるし、JPには初音ミクもあるぞ
4 ななしのよっしん
2022/03/30(水) 10:57:54 ID: J7WVaiqT4q
まあSCPはフォーマットに則って一定数の評価を得たら何でもアリだからね
ただこの手の記事はSCPの中でも普通に変化球な記事なんでこれだけ見て今のSCPは〜とか判断しないで欲しいかな…
5 ななしのよっしん
2022/03/30(水) 12:16:37 ID: FQv/raMudn
「今の」と言っても少なくとも5年前の作なのでな
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最終更新:2025/12/15(月) 15:00
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