45
31 ななしのよっしん
2018/02/09(金) 22:44:16 ID: V0E74k/x1o
>>25
「黒くないものはカラスではない」が正しい場合、カラスは存在しない、もしくは存在するとすれば黒い
カラスが存在しないならカラスは黒くも黒くなくもない
黒いか黒くないかという議論の俎上にはないということ
32 ななしのよっしん
2018/02/11(日) 07:55:40 ID: /WhFvivkrN
33 ななしのよっしん
2019/01/18(金) 00:05:58 ID: lOXx0wz2DR
>>25
心情的にはともかく論理学的には矛盾はしない。
明示的に「全ての」を付けるとわかりやすく(?)なる
「全てのカラスは黒い」とすると
この文の対偶は
「黒くないカラスは1羽もいない」となる。
「全問正解」と「1問も間違えていない」が同じなのと一緒。
そして「全てのカラスは黒くない」も同じく対偶を考えると
「黒いカラスは1羽もいない」となる。
よって「全てのカラスは黒い」と「全てのカラスは黒くない」が両立する時、
同時に「黒くないカラスは1羽もいない」かつ「黒いカラスは1羽もいない」
すなわち「(色を問わず)カラスは居ない」なので全く矛盾しない。
そもそも指摘にあるように論理学で「AというものはBである」が否定されるのは「AなのにBじゃない」というときだけ。
Aが存在しないものなら「AだけどBじゃない」という状況は発生しないので必ず正しい。
34 ななしのよっしん
2019/04/05(金) 02:03:15 ID: Bt1DmpZg6b
対偶論法だけでなく反例を考えるという考え方もできる
仮にカラスであってかつ黒くないものが存在するとしよう
それは明らかに「カラスは全部黒い」という主張で矛盾するわけで反例なんだが
もしそういうのが存在するなら黒くないものを調べる過程のどこかで必ず検出されるはず
検出されないということはカラスであって黒くないものは存在しない
よってどんなものも「カラスでない」又は「黒い」に該当する(ド・モルガンの法則)
カラスは当然「カラスでない」でないから黒いというわけ
35 ななしのよっしん
2019/09/27(金) 12:14:09 ID: 6RAwQK3R9N
長々と書いてたら「排中律や二重否定が公理として受け入れられるのは古典論理の範囲の話で、別の論理体系だと話は変わってくるよ」といつかツッコミが来るかと思ったけど来ないな
結局は論理学で何か言うのもいいけど、必要な前提条件とか前提が変わった場合どう結果に影響するかは、使う人が把握しといてね。という話ではある
「存在する全ての物を調べ尽くしたら」いいけど「調べ残しあればいつでもくつがえるから自分で気を付けてね、どう調べるか知らんけど」
36 ななしのよっしん
2020/02/19(水) 15:51:53 ID: fknDuK9J5x
真っ先に限定(論理学)の概念について語らないとダメよねこういうのは
限定の概念は織り込んじゃったらそれはそれで便利だけど、織り込んじゃうと媒概念不周延の元やし
37 ななしのよっしん
2020/05/31(日) 21:41:13 ID: lOXx0wz2DR
そもそも「全てのカラスは黒い」の真に意味するところは
「カラスというものが存在するならば全て黒い」であるから
「全てのカラスは黒い」と「全てのカラスは白い」が両方言えて
かつ「黒い」と「白い」が両立しない場合
カラスが存在すると仮定すると、両立しないはずの性質を持つことになる、
すなわち矛盾するため背理法よりカラスは存在しないことになる。
逆も然りでカラスが存在しないならばあらゆる黒くないものと黒いものを調べてもカラスはどちらにもに居ないため、「カラスは黒い」と「カラスは黒くない」が同時に言える。
38 ななしのよっしん
2020/06/27(土) 05:32:58 ID: G58j0kKjoc
存在の保証の言い換えになるけど、「ならば」=「⇛」の真理値表が日常会話と異なるから生じる違和感だよね
39 ななしのよっしん
2021/03/17(水) 19:39:36 ID: GqUovoXfT+
パラドックスとは感じない派です。けど日常生活ではこんな思考法は滅多にしないので伝える側の動機を読みにくいエピソードだなと思いました。
40 ななしのよっしん
2021/12/18(土) 22:41:17 ID: HFQ5ydvwX8
メーティオンってコレやったのかな…
41 ななしのよっしん
2022/10/04(火) 07:09:08 ID: CW6OGKFOWf
火星の全ての黒い物を調べたらカラスは含まれなかった
→火星にカラスがいるなら黒い
火星の全ての白い物を調べたらカラスは含まれなかった
→火星にカラスがいるなら白い
矛盾するので火星にカラスはいない、って感じで
条件を変えて調べれば存在自体の確認もできそう
42 ななしのよっしん
2022/10/04(火) 23:44:31 ID: gTuGd/gS9Z
哲学者って暇なんだろうか。
43 ななしのよっしん
2023/06/12(月) 16:57:59 ID: 6RAwQK3R9N
>>41
火星の全ての黒い物を調べたらカラスは含まれなかった
→火星にカラスがいるなら黒くない
又は
火星の全ての黒くない物を調べたらカラスは含まれなかった
→火星にカラスがいるなら黒い
ですよ
火星の全ての物を黒くない物、白くない物に分けて(黒くて白い物はないように仕分けておく)全ての黒くない物も白くない物も調べてカラスが居なかったとする
・「全ての黒くない物と白くない物」=「全ての物」を調べてカラスが居なかった⇒カラスは存在しない
・カラスは黒くて白い⇒黒くて白い物は存在しない⇒カラスは存在しない
黒くて白い物も存在し得るとした所で、結局全ての黒くて白い物を捜索するパートが増えるだけで結果は変わりない
44 ななしのよっしん
2023/06/12(月) 18:19:05 ID: 6RAwQK3R9N
全ての黒くない物を調べ「終える」ためには、残りの黒い物の中に黒くない物が絶対に存在しない事を確認しなければならないので、実際の所黒い物を一切調べずに終わる事はできない
第一次調査で全ての赤い物を調べて、カラスが存在しなかったとする。すなわちカラスは赤くない
次に第二次調査で全ての赤くも黒くもない物を調べて、カラスが存在しなかったとする。すなわちカラスは赤い又は黒い
第二次調査の結果で赤いカラスの存在可能性が上がる事はない。同様に考えればこの二つの調査だけで黒いカラスの存在可能性が上がる理由もないと言える
第零次調査で色不明なカラスの存在が確実とわかっているなら黒いカラスの存在可能性は高まる
第一次調査で色不明なカラスと呼ばれる鳥が存在するか、そのようなフェイクニュースが作られたかどちらかであると分かっているとする
第二次調査で黒い物以外は認識可能なカメラとAIで、カラスの特徴を持った存在がいない事を確認できたとする
第三次調査で全ての黒い鳥は九官鳥であり、九官鳥はカラスではないと確認できたとする
以上の場合、カラスと呼ばれる鳥は黒くも黒くなくもないか、フェイクニュースである事が分かる
またフェイクニュースである可能性がどの程度か分かっている場合、第二次調査を何度繰り返しても「黒いカラスが存在する可能性」が「フェイクニュースではない可能性(嘘から出た真も含む)」を上回る事はない
45 ななしのよっしん
2024/05/11(土) 15:11:41 ID: MKKphjXTou
>>44
この命題は「カラスが存在するなら黒くなければならない」ってことだからそもそもカラスが存在するかどうかには一切言及してない
ほめた!
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