おかあさんといっしょがつらかったとは、彩野たまこによる漫画作品である。
2021年2月21日に講談社から発行された。紙書籍だけでなく、Amazon・楽天ブックス・DMMなどで電子書籍も発売されている。
子供に罵詈雑言を浴びせ、事あるごとに暴力をふるい、妄信する新興宗教に付き合わせ、挙げ句の果てに汚部屋にこもり酒に逃げる・・・
そんな“おかあさんといっしょ”にいた生活がいかに苦しかったのか。そんな環境からどうやって抜け出して、自分の人生をやりなおしたのか。
読了したあとは「家庭というものは戦場である」ということを胸に強く刻みつけられることになる。
なお、本作品の背表紙には「そんな環境からどうやって抜け出して、自分の人生をやりなおしたのか。」と書かれているが、実際にはその部分が描かれていない。
重度の酒乱で、虚言癖がある。とんでもない癇癪持ちで、夫や両親(作者にとって祖父母)を罵倒したり、息子2人(作者にとって兄と弟)や娘(作者)を罵倒しつつ体罰を与えたり、とやりたい放題である。
どうしてそのようになったのかは、作品の中盤あたりで語られることになる。
腕のよいピアニストで、ピアノレッスンをしている。レッスン相手の弟子には優しいが、身内が相手になると一気に豹変する。
新興宗教のセミナーに行くと必ず機嫌が良くなり、娘に対してレストランで御馳走をおごるようになる。
『ママの推しは教祖様 ~家族が新興宗教にハマってハチャメチャになったお話~』(作:しまだ)と何もかもが酷似している。
このため、「彩野たまこ は しまだ の別名義であり、『おかあさんといっしょがつらかった』は『ママの推しは教祖様 ~家族が新興宗教にハマってハチャメチャになったお話~』からオブラートを除去したもの」と受け止める人が多い。
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最終更新:2025/12/06(土) 12:00
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