「そんなバナナ」とは、日本における由緒正しいギャグの一つである。
人が驚いた際に発する言葉「そんなバカな」と果物の「バナナ」をかけたものが語源とされている。
『え~ 説明これだけ?』『だよ♪』『そんなバナナ!』
恐らく、日本人なら誰もが一度は聞いたことのあるギャグであろう。「いかにも」な「分りやす~い」昭和風味が逆にウケるのか、この21世紀の世の中においても代表的な死語、オヤジギャグの一つとして広く巷間に親しまれている。
語源についてはっきりした事は分っていない。1960年代の前後には既に存在したものと思われるが、当時は現在のイメージでは考えられないほどバナナの値段は高く、特別なイベントの時に食べるものと言うイメージが強かった。そのためか、ギャグとしては『先生、バナナはおやつに入りますか?』の方がよく使われていたらしい。
その後、1970年代から80年代にかけてこの言葉の広まる幾つかの切っ掛けが登場した。
いずれにしろ、ギスギスとした世相に、ノホホンとした安らぎを与えてくれる暖かい言葉として、今でも人気が有ることは冒頭に述べたとおりである。だからもし誰かがこのギャグを使い、スベッたとしても、その時はバナナの皮に免じて許してちょんまげ。
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最終更新:2024/05/23(木) 19:00
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