エリーゼ(ファイアーエムブレム)とは、ゲーム『ファイアーエムブレムif』の登場人物である。
CV:諏訪彩花
暗夜王国の末王女。マークス、カミラ、レオン、そしてカムイの妹である。
金髪を大きな縦ロールにしているのが特徴的だが、よく見ると一部に紫色のラインが入っている。これは姉であるカミラへのあこがれから、髪の一部を彼女と同じ髪色に染めているためである。
部下は幼馴染でアーマーナイトのエルフィと、正義のヒーローことアクスファイターのハロルド。
誕生日は3月19日。
甘えん坊で無邪気な性格。幼いころには城を抜け出して身分を隠して遊んでおり、エルフィとはその際に知り合った。
性格は純粋無垢な子供そのものだが、足手まといにならないよう早く大人になりたいと思っている。
きょうだいが仲良くすることを誰よりも望んでいる優しい心の持ち主。暗夜編と透魔編では部下を率いてカムイの元へと駆け付け、白夜編ではマークス、カミラとカムイが殺し合うのを阻止するべく白夜軍に同行した。
カミラ、レオンと同じくガロン王の側室の娘。母子関係は決して悪くはなかったものの、母親はガロンのことしか眼中になかったともいう。
エリーゼが生まれた時には既にアクアは白夜王国にさらわれた後で、アクアの事は存在すら知らなかった。
実際に出会った際には彼女のこともまた姉として慕っている。
その際に聞かされた「もう1人の妹」サクラに対しては嫉妬することもあったが、こちらも実際に会った際にはルートを問わず親しくなっている。
支援会話においても素直で無邪気な性格は一貫しており、曲者揃いの暗夜軍においても相手の言動をいぶかしんだりドン引きしたりすることもなく無邪気に話を続ける。
また、他人の口癖がうつりやすいのが複数の支援会話で確認できる。
しかし、よく城下に出ていたため決して世間知らずなどというわけではなく、母親の件もありかなりの苦労をし、その上でこの性格に行きついたと考えるとある意味で異常をきたしていると言えるのかもしれない。
軍の中で一番、家族想い。
初期クラスは「ロッドナイト」。いままでのシリーズでいう「トルバトール」である。機動力と回復力を兼ね備えた兵種で、特に暗夜編では回復役として忙しく走り回ることになる。
ステータスは姉のアクアと並んで非常に極端で、魔力・速さ・幸運がトップクラス、魔防も高めだが、力と守備が壊滅的に低い。
魔法職に就ければ攻撃面では確実に兄のレオンを超えるが、耐久が紙な上に技も低い為に命中率に不安が付きまとう。高レベルの魔道書を持たせるよりは錬成で強化したファイアーやサンダーの方が向いている。
回復役を任せるのにもとにかく耐久面での問題があるため、白夜や透魔の城で射程1~2の回復の杖である祓串を買ってくるのがオススメ。
固有スキルは隣接する味方の与ダメージ+1、被ダメージ-3の「可憐な花」。このスキルを活かすためにも上級職は「戦闘指揮」を習得できるストラテジストを推奨。ロッドナイトで習得できる「深窓の令嬢」とあわせて高い支援力を発揮できるようになる。メイドの「ご奉仕の喜び」もできれば習得したい。
もう一つの資質は「ドラゴンナイト」だが、適性はお察し。ドラゴンマスターで「守備の叫び」を習得できれば、ストラテジストの「魔防の叫び」とあわせて支援力がさらに高まるとはいえ、全く適正のない武器を使って最低3レベル上げないといけないのが辛いところ。
一方のレヴナントナイトは魔導書が使えること、習得できるスキルが優秀なこと、ストラテジストよりも更に高い機動性を有することなどから一考の余地はあるが、杖が使えなくなってしまううえに特効も受けやすくなってしまう点には注意。頑張って斧レベルを上げればボルトアクスも使えるようになるが……素直に魔道書一本で行くほうがいいだろう。
自分の素質以外ではDLCのアイテムでダークファルコンや魔女にすると攻撃に転用できる。どちらの職も魔力、速さ、幸運の上限が高くステータスの傾向に合致しているため無理なく使用できる。
ストーリー中、エリーゼが敵として出現することはないが、秘めた能力は他の王族に全く引けを取らない。
特にDLC「王族最強戦」では火力と機動力と杖による支援を兼ね備えた強敵で、しかも移動要塞エルフィと必殺製造マシーンのハロルドが側に控えていて、そのうえ1ターン目から動いてくる。幸い足並みが全くそろわないので各個撃破しやすいが、初期配置がエリーゼ隊に近いカミラ隊やタクミ隊でプレイする場合は要注意。
iOS/Androidアプリ『ファイアーエムブレムヒーローズ』にて無属性杖ユニットとして登場。イラストは羽公が担当している。
武器スキルはアサルトのほかレオンに倣いグラビティ、補助スキルにライブ、リライブ、リカバー。
奥義スキルは治癒及び業火の祝福、パッシブスキルにご奉仕の喜び(1~3)を持っている。
原作通りの高い回復力を持ちながら騎馬によって縦横無尽に移動できる機動力を併せ持つというだけで既に回復役としては頭一つ抜けた高性能であり、杖ユニットとしては攻撃力もそこそこ良好である。
しかし、紙以下のHPと守備に加え魔防もそれを補えるほど高くはないため「小突いただけで昏倒する」という脆さも原作通りで、その意味ではご奉仕の喜びもややミスマッチな面がある。
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最終更新:2025/12/11(木) 03:00
最終更新:2025/12/11(木) 02:00
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