エレベータークラブとは、上部リーグと下部リーグの間の移動を繰り返すプロスポーツチームに対する俗称である。昇降機(エレベーター)のごとく上下に移動することにたとえてこう呼ばれる。
日本においては、主にJリーグのJ1とJ2の間を頻繁に行き来するクラブを指してこう呼ばれる。
かつて筆頭だったクラブが京都サンガF.C.であり、1999年に2部リーグ制が始まって以来、2011年までの12年間で3回の昇格と4回の降格を経験している。しかし、それ以降昇格がないので、すっかりJ2に定着。
昇降格が最も多いクラブは4回ずつ計8回の昇降格を経験している北海道コンサドーレ札幌、湘南ベルマーレ。また、アビスパ福岡、大分トリニータなども7回の昇降格を経験しているのでこう例えられることがある。
| 回数 |
クラブ |
J1⇔J2 | J2⇔J3 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 昇格 | 降格 | 昇格 | 降格 | ||
| 8 | 札幌、湘南 | 4 | 4 | 0 | 0 |
| 7 | 京都、福岡 | 3 | 4 | 0 | 0 |
| 7 | 大分 | 3 | 2 | 1 | 1 |
| 6 | 柏、甲府、C大阪 | 3 | 3 | 0 | 0 |
| 4 | 山形、大宮、松本、神戸、広島 | 2 | 2 | 0 | 0 |
| 3 | 東京V、磐田 | 1 | 2 | 0 | 0 |
| 3 | 仙台、FC東京、川崎、横浜FC | 2 | 1 | 0 | 0 |
| 3 | 長崎[1] | 1 | 1 | 1 | 0 |
| 2 | 浦和、新潟、清水、名古屋、G大阪、徳島 | 1 | 1 | 0 | 0 |
| 2 | 栃木、群馬、町田[2]、讃岐[3]、北九州、鹿児島 | 0 | 0 | 1 | 1 |
| 1 | 鳥栖 | 1 | 0 | 0 | 0 |
| 1 | 千葉 | 0 | 1 | 0 | 0 |
| 1 | 金沢、山口、琉球 | 0 | 0 | 1 | 0 |
| 1 | 富山、岐阜、鳥取、熊本 | 0 | 0 | 0 | 1 |
J1では鹿島と横浜FM、J2では水戸(2000年参入)、愛媛(2006年同)、岡山(2009年同)がJリーグ参入後に昇降格が発生していない。
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最終更新:2025/12/11(木) 06:00
最終更新:2025/12/11(木) 06:00
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