シュトラウス(競走馬) 単語

キョウソウバノシュトラウス

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シュトラウス(競走馬)とは、日本の競走馬である。

勝ち鞍
2023年:東京スポーツ杯2歳ステークス(GII)

概要

父・モーリスはマイル・中距離で多くの実績を残した名馬で、今は日本とオーストラリアのシャトル種牡馬として活躍している。日本ではジャックドール、オーストラリアではHitotsuなどが彼の産駒である。

母のブルーメンブラットは2008年のマイルチャンピオンシップ勝ち馬。ウオッカとダイワスカーレットが鎬を削った天皇賞・秋や、ダイワスカーレットが夢の扉を開いた有馬記念などが有名すぎてあまり注目されないが、彼女は牝馬としては5頭目のマイルCS勝ち馬なのだ。

母父アドマイヤベガは第66代ダービー馬。種牡馬としては4世代しか産駒を残せなかったものの、GI馬を4頭輩出し、母父ではニホンピロアワーズがジャパンダートダービーを勝っている。

勝利の花束を

2歳

デビュー戦はかなり早く、ダービー翌週、6月3日の新馬戦。単勝1.4倍の圧倒的人気に応え、2番手から抜け出して9馬身差で圧勝。良血統に恥じない鮮烈なデビューを飾った。

2戦目はサウジアラビアロイヤルカップ(GIII)。最内枠から出遅れ、直線ではゴンバデカーブースの抜け出しを許してしまい、ボンドガールにも抜かれ3着惜敗。

3戦目は東京スポーツ杯2歳ステークス(GII)。今回はきちんとスタートを決めて3番手追走。直線でしっかり抜け出して重賞初制覇。

そして迎えた朝日杯フューチュリティステークス(GI)。ここまでD.レーン→C.ルメール→J.モレイラと海外ジョッキーが乗ってきたが、今回もT.マーカンドを迎え、4戦連続で海外出身のジョッキーが手綱を取ることになった。

スタートで出遅れて最後方に。前はセットアップが好スタートからハナに立つ勢い。外からクリーンエアが上がっていき、ダノンマッキンリーが3番手、1番人気のジャンタルマンタルは中段から…と隊列が決まってきたその時、なんとシュトラウスは抑えが効かず、外からぐんぐん上がっていって先頭に立つ…と言うどこぞの名古屋走りお嬢様を彷彿させる暴走をやらかしてしまう。

あちらとは違い他馬との接触はなかったものの直線では案の定後退し10着惨敗。以前からあった気性難がここに来て露呈する結果となってしまったようだ。

3歳

3歳初戦はファルコンステークス(GIII)から始動。鞍上は北村宏司。道中は後ろに下げて最後方から末脚に賭けたが進路が開かず。一応上がり2位だが結果は9着とまたも人気に応えることが出来なかった。

血統表

モーリス
2011 鹿毛
スクリーンヒーロー
2004 栗毛
グラスワンダー Silver Hawk
Ameriflora
ランニングヒロイン サンデーサイレンス
ダイナアクトレス
メジロフランシス
2001 鹿毛
カーネギー Sadler's Wells
Detroit
メジロモントレー モガミ
メジロクインシー
ブルーメンブラット
2003 黒鹿毛
FNo.4-m
アドマイヤベガ
1996 鹿毛
サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ベガ トニービン
アンティックヴァリュー
マイワイルドフラワー
1986 鹿毛
Topsider Northarn Dancer
Drumtop
Wildwook Sir Gaylord
Blue Canoe

クロス:サンデーサイレンス 3×4(18.75%)、Northarn Dancer 5×5×4(12.50%)

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最終更新:2025/12/23(火) 10:00

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