シュガークン 単語


ニコニコ動画でシュガークンの動画を見に行く

シュガークン

2.4千文字の記事

シュガークン(Sugar Kun)とは、2021年生まれの日本競走馬である。黒鹿毛

な勝ち
2024年:青葉賞(GⅡ)

甘美なる時を求めて

ドゥラメンテシュガーハートサクラバクシンオーという血統。

キングカメハメハアドマイヤグルーヴの間に生まれた良血で、自身もクラシック二冠を勝利種牡馬入り後9歳で世してしまったが、遺された産駒が大活躍し、2023年にはリーディングサイアーいた。

は未出走で繁殖入り。血統的にもそれほど実績がある一族ではなかったが、2番ショウナンバッハ(ステイゴールド)が重賞で手堅く活躍。そしてブラックタイドとの間に生まれた3番こそGⅠ7勝の顕彰馬キタサンブラックである。本キタサンブラックから9歳年下、シュガーハートの9番にあたる。

言わずと知れた日本最強スプリンターの筆頭。産駒も極端な短距離向だったため、に入っているキタサンブラックが中長距離で活躍した時は大いに驚かれた。ブルーメアサイアーとしても活躍は短距離に寄っているが、ダート距離で活躍したグリムなどもおり距離延長がダメなばかりではないらしい。

と同じくヤナガワ牧場で誕生。2歳上の半キングクー(ロードカナロア)なども所有した子依旦氏[1]の所有馬となり、キタサンブラックと同じ清水久詞厩舎に預託された。

名の由来は「名の一部+時(フィンランド語)」。シュガー君ではないので注意されたし。

3歳

2歳に一度入厩したが気が入っていないところがあり、一旦放牧に出されてから再度乗り込まれデビューは3歳2月となった。キタサンブラックの初出走は3歳1月、他のも多くが3歳デビューであり、手なのはシュガーハート産駒共通の特徴のようだ。

初戦は京都1600m。上にキタサンブラック騎手だった武豊を迎え、単勝2.9倍の1番人気に支持される。緩い流れの中5,6番手を追走したが4でやや先行勢に置いていかれ、直線外から伸びたが良血ワールズエンドに振り切られ2着に敗れた。

中2週で阪神2000mの未勝利戦に出走。ここは1.9倍の断然人気に支持される。レースは再び外の5,6番手という競馬になったが武豊めに動かし、4で先頭に立つ積極策。シュガークンもこれに応えて直線力強く伸び、後続に1馬身1/4差をつけ初勝利を挙げた。武豊も「最後も余裕があったし、かなり力がある」と高評価をつけた。

この後はキタサンブラック同様皐月賞し…とはならず一旦短期放牧。ダービー出走を見据えて1勝クラス大寒賞(中2200m)に出走する。
あいにくの雨模様の中、武豊はここで「一度は試したかった」と初めて逃げの手を打つ。1000mは629と重馬場を考えれば極端に緩くはない時計だったが、直前2ハロンが138-133ときっちり息を入れることに成功。こうなれば全ては逃げの名手武豊の手の内、直線でおいでおいでをやって々と突き放し2馬身差で勝。OPに昇格した。

ダービーへの切符を賭け、地元の京都新聞杯ではなく関東遠征してダービートライアル青葉賞を選択。同じ3戦2勝ながら内容が振るっていたヘデントールに次ぐ2番人気に支持された。
4枠7番から好スタートを決め一気に最内へ。二の脚もつきこのまま逃げるかにも見えたが、武豊は外のしてくるとスッと控え5、6番手まで下げる。前は1頭が595で飛ばしたが3番手以下は61~62のゆったりした流れ。シュガークンと武豊は最内で折り合いながら6番手で4回る
残り400のハロン棒を通過したところで馬場ん中に持ち出され、ここでゴーサイン。じわじわと前を追い詰め、残り50mで先頭に立つ。そこへ後方から7番人気ショウナンラプンタが急襲してきたが、どうにかアタマ差で振り切り勝利。3連勝で重賞ホースとなり、同時にダービーへの優先出走権も獲得した。

この後は武豊と共に日本ダービーの大舞台へ挑む。青葉賞勝ちは創設から現在までダービー勝利であり、一種のジンクスが作られるほど勝ちから遠ざかっている。ダービー7勝を狙う名手と共に歴代の青葉賞の悲願をえ、キタサンブラックが勝てなかったダービー制覇をしたが、8番人気で臨んだレースでは番手につけたものの直線で力尽き7着。因みにダノックスクラシックを勝てないというジンクスの方は9番人気ダノンデサイルが破壊した。

次走は菊花賞トライアルが予定されていたが、暑い時期に理はさせたくないとのことで8月には菊花賞を見送り有馬記念標に据えることが決定。ところが9月には左前屈腱炎が判明し、そのまま休養となった。

血統表

ドゥラメンテ
2012 鹿毛
キングカメハメハ
2001 鹿毛
Kingmambo Mr. Prospector
Miesque
*マンファ *ラストタイクー
Pilot Bird
アドマイヤグルーヴ
2000 鹿毛
*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
エアグルーヴ *トニービン
ダイナカール
シュガーハート
2005 鹿毛
FNo.9-g
サクラバクシンオー
1989 鹿毛
サクラユタカオー *テスコボーイ
アンジェリカ
サクラハゴロモ *ノーザンテースト
*クリアアンバー
オトメゴコロ
1990 栗毛
*ジャッジアンジェルー Honest Pleasure
Victorian Queen
*ティリー Lyphard
Tizna

ノーザンテースト 9.38% 5 x 4
Northern Dancer 6.25% 5 x 5

についてはキタサンブラックの記事を参照。

関連動画

関連リンク

関連項目

脚注

  1. *にゃんこ大戦争などのスマホアプリ開発しているポノス株式会社社長
この記事を編集する
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/05(金) 20:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/05(金) 19:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP