シエラレオーネ 単語


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シエラレオーネ

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曖昧さ回避
  1. Sierra Leoneアフリカ国家シエラレオネ共和国参照。
  2. Sierra Leoneアメリカ競走馬本項で記述。

シエラレオーネ(Sierra Leone)とは、 2021年3月31日生まれのアメリカ競走馬である。黒鹿毛

な勝ち
2024年ブリーダーズカップ・クラシック(G1)ブルーラスステークス(G1)リズンスターステークス(G2)
2025年ホイットニーステークス(G1)

概要

Gun Runner(ガンランナー)、モンプティクールMalibu Moon(マリブムーン)という血統。

Gun Runner(ガンランナー)はG1を6勝した名で、種牡馬としても多くのG1を輩出している。

Heavenly LoveG1アルシバイアディーズステークス勝ち2025年4月に亡くなったDarling My Darlingの直にはG2*フォエヴァダーリングがいて、その産駒の1頭がこの後でも登場する日本フォーエバーヤングである。*ローミンレイチェルG1のバレリーハンデキャップ勝ちで、日本輸入されてGI3勝のゼンノロブロイを産んでいる。

Malibu Moon(マリブムーン)は2戦1勝で怪のため現役を引退したが、種牡馬としてはケンタッキーダービーOrb(オーブ)など多くのG1を輩出した。日本輸入された産駒からもGI級勝ち*オーブルチェフなど複数の重賞を出している。

生産者はDarling My Darlingなども生産したオーナーブリーダーのデビー・オクスリーで、このサラトガセールに上場されて230万ドルという高額で落札された後、Mrs. John Magnier, Michael B. Tabor, Westerberg, Peter M. Brant, Mrs. John Magnier, Michael B. Taborといった面々による所有となった。

名の「シエラレオネ」との区別をしやすくするためか、日本においては「シエラレオーネ」と表記されることが多い。

戦績

2歳(2023年)

チャドブラウン厩舎に入厩し、11月にマヌエル・フラン騎手上にダート8ハロン戦でデビュー。2番人気となると追い込んでこちらも105ドルで落札されたという高額Change of Commandに1馬身差以上付けて勝利

続いて12月レムゼンステークス(G2)ホセ・オルティ上で出走すると2番人気に支持された。レースでは最後方から一旦先頭まで進出したものの、逃げた1番人気ケンタッキーダービーMage(メイジ)の全Dornoch(ドーノック)にハナ差で敗れて2着。

3歳(2024年)

3歳初戦は2月リズンスターステークス(G2)タイラー・ガファリオン上で1番人気に支持され、追い上げて先頭のTrack Phantomを捉え半馬身差で勝利

4月にはブルーラスステークス(G1)に出走してここも1番人気に支持されると、レース前はゲートで入りたがらず発送が遅れたようであるが、レースが始まると後方からの競馬で最後は先頭まで突き抜けJust a Touchに1馬身差付ける勝利。一方で2番人気のDornoch(ドーノック)は4着に終わった。

5月は大一番のケンタッキーダービー(G1)。結果的には15着に終わった1番人気Fierceness(フィアースネス)に次ぐ2番人気に支持されたレースでは、先行した7番人気Mystik Dan(ミスティックダン)を日本から遠征してきたフォーエバーヤングと共に追い上げて3頭の大接戦となり、写真判定の結果はMystik Dan(ミスティックダン)とハナ差の2着。なお、フォーエバーヤングとの接触があったとしてガファリオン騎手2500ドルの罰金処分となった。あと翌年に某サウジの動画フォーエバーヤングが2着というをされた。

三冠のうちプリークネスステークスには出走せず次走は6月ベルモントステークス(G1)上がフラヴィアン・プラ騎手に替わってついでにハミも替えて出走したレースでは、1番人気に支持されたが、今回もスタートが決まらず後方からの競馬となりしかも直線ではヨレて、8番人気Dornoch(ドーノック)、2番人気Mindframe(マインフレーム)に次ぐ3着。

7月にはジムダンディステークス(G2)に出走してここも1番人気に支持されたが、最後方から追い上げたものの先行した2番人気Fierceness(フィアースネス)に1馬身差で敗れて2着。

8月トラヴァーズステークス(G1)も1番人気に支持されたが、Fierceness(フィアースネス)とThorpedo Anna(ソーピードアンナ)の戦から1馬身半差以上離れた3着。一応4着のDornoch(ドーノック)には6馬身以上付けてはいるが。

ちきれない競馬が続いたこともあってか、11月ブリーダーズカップ・クラシック(G1)は4番人気となったが、ここは後方からの捲りを決めて2着Fierceness(フィアースネス)に1馬身半差付けて勝利した。日本から遠征したではフォーエバーヤングが3着、ウシュバテソーロが10着、ハイペース逃げデルマソトガケは13着。

同年のエクリプス賞では、Thorpedo Anna(ソーピードアンナ)が最優秀3歳に加えて年度代表馬に選ばれる中、シエラレオーネも最優秀3歳に選出された。

4歳(2025年)

膿瘍ができたため計画していたサウジカップなど中東への遠征を回避。4月オークローンハンデキャップも検討されたが、最終的に4歳初戦は3月ニューオーリンズクラシックステークス(G2)となった。5頭立てで1番人気に支持されたが、前残りの展開となり、Touchuponastarの3着。

6月スティーブフォスターステークス(G1)では2番人気スタートが悪く定例の最後方からの競馬となり、めに進出したものの、先行したMindframe(マインフレーム)と1馬身差の2着。

8月ホイットニーステークス(G1)では2番人気となったが、最後方からの競馬で今回は4番人気Highland Falls(ハイランフォールズ)に1馬身差付けて勝利。なお、1番人気Fierceness(フィアースネス)は5着に終わった。ブリーダーズカップ・クラシックで勝ったときにハイペース逃げがいたことが勝機に繋がったと考えたのか、今回からは同厩舎のContrary Thinkingというペースメーカーとして使うことにしたようだ。

には更にジョッキークラブゴールドカップ(G1)に出走して1番人気に支持されたが、他の斜行の煽りを受けたMindframe(マインフレーム)の落があり、それを避けようとしてやっぱり最後方からの競馬となったシエラレオーネは末脚を見せたが5番人気Antiquarian(アンティアリアン)と1馬身差の2着。

11月ブリーダーズカップ・クラシック(G1)では3番人気となり、いつものように最後方から末脚を見せてFierceness(フィアースネス)を捉えたが、再び遠征してきたフォーエバーヤングを捉え切れず半馬身差の2着。因みにこのレースではペースメーカーがあまり快調に逃げられず効果は薄かったようだ。

このレースを最後に引退14戦5勝、[5-6-3-0]と安定した成績であった。

種牡馬入り

このレースを最後に引退し、翌年からクールモアアメリカでの拠点であるアシフォードスタッドで種牡馬入りする。

血統表

Gun Runner
2013 栗毛
Candy Ride
1999 鹿毛
Ride the Rails Cryptoclearance
Herbalesian
Candy Girl Candy Stripes
City Girl
Quiet Giant
2007 鹿毛
Giant's Causeway Storm Cat
Mariah's Storm
Quiet Dance Quiet American
Misty Dancer
Heavenly Love
2015 鹿毛
FNo.2-b
Malibu Moon
1997 鹿毛
A.P. Indy Seattle Slew
Weekend Surprise
Macoumba Mr. Prospector
Maximova
Darling My Darling
1997 鹿毛
Deputy Minister Vice Regent
Mint Copy
*ローミンレイチェル *マイニング
One Smart Lady

クロス:Mr. Prospector 4×5(9.38%)、Fappiano 5×5(6.25%)

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