オベイユアマスター(競走馬) 単語


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キョウソウバノオベイユアマスター

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オベイユアマスター(Obey Your Master)とは、2021年生まれの日本競走馬である。栗毛騸馬

な勝ち
2023年:2歳未勝利

曖昧さ回避 この記事では実在競走馬について記述しています。
この名の元ネタと思われる『ウマ娘 シンデレラグレイ』に登場するキャラクターについては
オベイユアマスター(ウマ娘)を参照してください。

概要

アジアエクスプレスティノ、*キンシャサノキセキという血統。

グレード制以降で史上初となる「芝初挑戦でGI勝利」を達成し、その後はレパードステークスダート戦線で活躍した、2013年JRA賞最優秀2歳
は12戦0勝の未勝利のまま繁殖入りしたキンシャサノキセキ産駒である。

名の意味は、文で『人に従え』である。

正直言えば血統的にはあまりパッとしないのだが、これがX(旧Twitter)で新情報開されるとウマ娘をきっかけに競馬興味を持ったファンを中心に話題となった。
漫画ウマ娘 シンデレラグレイ」に登場する、ペイザバトラーモデルにしたウマ娘オベイユアマスター」と同名だったからである。

それもそうである、何故なら馬主阪治恒氏はゲームウマ娘にハマり、2022年ベルーナドームで開催されたウマ娘ライブをきっかけに馬主になるのを志した生ウマ娘ファンである。
そして念願の馬主になって同を所有した際に当時中学生だった長女の強い要望で「オベイユアマスター」で名登録申請した所、見事に登録受理されたのである。

かくしてウマ娘をきっかけに馬主になった初所有馬は、ビターグラッセハッピーミークらと同様にウマ娘逆輸入組として競走馬人生スタートしたのである。

生い立ち

2021年3月16日浦河町チェスナットファームにて栗毛ティノの2021」として誕生。
上記の通り、ウマ娘をきっかけに中山馬主会に入会馬主となった阪氏が2023年JRAブリーズアップセールにて990万円で落札。
東の昆貢厩舎に入厩する。

2023年 デビュー戦~未勝利戦突破

初戦は2023年6月18日函館5レース・芝1200m。上は古川吉洋。
血統背景的に短距離適性が高いと見込まれて短距離で初出走である(元ネタ元ネタに因んで中距離で走らせるのは理があっただろう)。
尚、オッズは25.7倍の7番人気と少々低め。過去ウマ娘逆輸入組の競走馬たちのデビュー戦がネームバリューばかりが先行して1番人気になるも結果が微妙だったり掲示板に絡まなかったりした為に流石ファンたちのが肥えた事や、ダートレースでの成績が著しいアジアエクスプレス産駒というのも遠因しての事だろう。
ゲートを上手く出てスタートすると3コーナーを前にハナを取って最後の直線まで先頭に立ち続けるも、流石に序盤から飛ばし過ぎたか残り200mで追走していたベルパッションやドレットに捕まり、ゴール直前でもアンバーニードルにクビ差交わされての4着となったが、初出走で掲示板入りとポテンシャルレース運び共に今後を期待できる結果を示した。

4かの放牧を挟んで2戦10月15日京都2レースダート1800m。血統背景を基に適正の馬場距離を探るのを軸としたレース選択である。
スタートから先団に取りつき、4コーナーの終いまで2番手を維持してレースを運ぶも最後の直線に入った所でスタミナ切れを起こし7着。このレースから中距離以上は不向きで直線の末脚的に芝向きと営は判断し、芝短距離で走らせる事を決定する。

方針も決まった所で3戦11月5日京都1レース・芝1200m。
デビュー戦と同様の距離という事もあって3番人気になるも、レースハナする競走馬が多かった事もあって中段後ろでレースを運ぶこととなり、最後の直線もに包まれる形となり、身動きが取れないまま6着となった。

仕切り直しで11月19日京都1レース・芝1200m。
前走とべてハナする競走馬較的少なかった事と好位置を取って最後の直線でしぶとくる末脚で順位を上げるも、先に抜け出たロードマイライフを捕えきれず、終始先団でハナを奪い合っていたモズトキキをクビ差交わしての2着。初めて馬券に絡む結果を残した。

一旦休養を挟んで12月10日阪神3レース・芝1200m。
1枠1番の最内でレースを運び、4コーナー終いの所でハナを奪い合っていた逃げ・先行達が失速しだし前が壁の状態になりかけるも、内ラチの僅かな隙間を見つけた古川の冷静な判断でこれを抜け出し、先に大外を回って先頭に立っていたナムラローズマリーとの叩き合いとなり、残り100mでナムラローズマリーを捕らえて見事、4分の3馬身差の1着。嬉しい初勝利を飾った。
ウマ娘逆輸入組の競走馬としてはビターグラッセウイニングライブガールレジェンドに次ぐ4頭1勝クラスとなった。

晴れて1勝となったオベイ、「このままの勢いで2勝を」という事で2週明けの万両賞に登録するも抽選落ちとなり休養、2023年を終える。

2024年 1勝クラス馬として

年を明けて、始動戦として3月16日ファルコンステークス(G3)をすも、ここでも再び抽選落ち。
その代わりとして3月23日阪神7レース3歳1勝クラス・芝1400mを始動戦とする。上はデビュー戦から一貫して騎乗してる古川騎手
の降りしきる重馬場でのレースの中、ハナするコーティアマナ―とソルトクィーンを見据えながら3番手でレースを運び最後の直線の末脚に賭けるも、最後まで足色が衰えなかったコーティアマナ―とソルトクィーンを捕らえきれず3着となるも、4着のラストクリスマスに2馬身突き放す顕色い走りを見せた。

次戦はアーリントンカップ(G3)をすも、またも抽選落ち。仕切り直しという事で4月13日福島雪うさぎ賞(芝1200m)で賞金を積むこととなる。
4月13日福島雪うさぎ賞ではデビュー戦・未勝利戦時代に対戦した過去があるモズトキキとアンバーニードルも出走、戦の古川アーリントンカップ出走のタガノデュードを優先した為、富田が乗り替わりで騎乗となった。
オッズ4.4倍で初めて1番人気に押されるも、レースの方はゲートでのスタートが上手くいかず、逃げるモズトキキのハイペースに付き合わされる形で中段後ろから足を溜める余裕を与えられないレースをすることとなり、最後の直線も末脚伸びず前残りのレース展開に泣かれる形となり6着、逃げ切って1着のモズトキキにはリベンジを果たされ、3着のアンバーニードルには2度の先着を許す結果となった。

その後も8着、12着とぱっとせず、古との初顔合わせこそ3着になったものの、その後は14着、9着で3歳を終えた。

2025年 4歳、タマ取られました

2月レースで16着、その後去勢され、長期休養明け7月レースも14着となった。

血統表

アジアエクスプレス
2011 栗毛
*ヘニーヒューズ
2003 栗毛
*ヘネシー Storm Cat
Island Kitty
Meadow Flyer Meadowlake
Shortley
*ランニングボブキャッツ
2002 鹿毛
Running Stag Cozzene
Fruhlingstag
Backatem Notebook
Deputy's Mistress
ティ
2013 黒鹿毛
FNo.8-g
*キンシャサノキセキ
2003 鹿毛
フジキセキ *サンデーサイレンス
*ミルレーサー
*ケルトシャーン Pleasant Colony
Featherhill
ライプオレンジ
1995 栗毛
*ヘクタープロクター Woodman
Korveya
ダイナオレンジ *ノーザンテースト
*サワーオレンジ

クロス:5代内アウトブリード

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