ミスティックダン(Mystik Dan)とは、は、2021年生まれのアメリカ合衆国の競走馬である。
主な勝ち鞍
2024年:ケンタッキーダービー(GⅠ)、サウスウェストステークス(GⅢ)
父Goldencents、母Ma'am、母の父Colonel Johnという血統。
父はブリーダーズカップ・ダートマイル連覇などGⅠ3勝を挙げた名マイラー。本馬以外の主な産駒には2021・22年のロデオドライヴSを連覇した*ゴーイングトゥベガスがいる。
母は未出走馬。母の父はトラヴァーズステークスなどGⅠ2勝を挙げ、2016~24年には韓国で繋養されていた。
ケンタッキー州のオーナーブリーダーであるランス・ガサウェイ、ダニエル・ハンビーと4G Racing LLCの三者の共同名義で生産・所有され、*スイススカイダイバーなどの管理調教師でこの馬の配合の提案者でもあるケネス・マクピーク調教師に預託された。馬名はハンビーの父親の名前とその父親が販売業を営んでいたテープのブランド名を組み合わせて命名された。
10月22日のキーンランド競馬場の未勝利戦でブライアン・ヘルナンデスJr.騎手を背にデビューして2着。続いて11月12日のチャーチルダウンズ競馬場の未勝利戦で初勝利を挙げた。
その後は13日後のチャーチルダウンズ競馬場のオプショナルクレーミングレースに出走したが5着に敗れた。
1月1日という新年早々から始動となり、ジュリアン・ルパルー騎手を背にスマーティージョーンズステークスに出走。2番手を追走するも直線で後続勢に交わされて5着に敗れた。
鞍上をヘルナンデスに戻してサウスウェストステークスに出走。道中は6番手を追走して、第3コーナーのあたりで4番手に上がると、内埒沿いをスルスル通って直線に進入。内を維持したまま抜け出すとそのまま独走態勢となり、2着に8馬身差を付ける圧勝でグレード競走初制覇となった。
その後はケンタッキーダービーの前哨戦の一つであるアーカンソーダービーに3番人気で出走。後方3番手追走から馬群の中を通って追い上げるも届かず、勝ったケンタッキーダービー出禁のバファートの管理馬Muthから6馬身1/4差の3着と大きく離された決着となった。とはいえ今年3戦全てでケンタッキーダービーに出走するために十分なポイントを獲得しており、無事にケンタッキーダービー出走となった。
そして迎えたケンタッキーダービー当日。主な出走馬として米2歳王者で前哨戦フロリダダービーを13馬身半差で制したFierceness、前哨戦ブルーグラスステークスの勝ち馬Sierra Leone、サンタアニタダービー馬Strongholdなどが参戦。日本からは無敗の5連勝中のフォーエバーヤングと伏竜ステークスの勝ち馬テーオーパスワードが出走した。
発走してすると内枠から先行して2番手を伺う位置となるも控えて6番手ほどとなった。第3コーナー付近から進出を始めて内埒沿いをピッタリ通りながら前に迫り、直線入口で内にポッカリと開いたところから先頭に立つ。そのまま抜け出すとと1ハロン地点のところで3馬身の差を築くも、背後からSierra Leoneとフォーエバーヤングの従兄弟コンビが叩き合いながら猛然と追い上げてくる。ゴールのところで3頭横一線で首の上げ下げの勝負となったが、これをハナ差で制して勝利。GⅠ初制覇をケンタッキーダービーの舞台で果たして見せた。
鞍上のヘルナンデス騎手と管理するマクピーク師は前日のケンタッキーオークスも制しており、72年ぶり3組目の同年でのダービー・オークス両制覇の快挙を果たした。
このまま三冠路線を進み、次走は中1週の二冠目・プリークネスステークスへ挑む。アーカンソーダービーで敗れたMuthが出走予定であり、雪辱を果たしての二冠達成を目指すも、彼は出走取消となってしまう。そしてMystik DanはSeize the Greyに2馬身1/4差で逃げ切られ2着となり、二冠はならなかった。
この後も三冠路線を継続、次走はサラトガ競馬場での開催となるベルモントステークスへ。二冠目を回避し最後の一冠に照準を定めたSierra Leone、重賞初挑戦のMindframeが人気の中心となる中、どのような結果で三冠完走になるかが注目されたが、結果はDornochの8着と惨敗。Mindframeは2着、Sierra Leoneは3着、Seize the Greyは7着であった。
その後はトラヴァーズSやブリーダーズカップなどに出走せず、年末の3歳限定の7ハロンのGIマリブステークスに出走したが、久々の短距離というのも響いたのか道中後方から直線追い込むも6頭立ての6着と振るわなかった。
Goldencents 2010 鹿毛 |
Into Mischief 2005 鹿毛 |
Harlan's Holiday | Harlan |
Christmas in Aiken | |||
Leslie's Lady | Tricky Creek | ||
Crystal Lady | |||
Golden Works 2000 鹿毛 |
Banker's Gold | *フォーティナイナー | |
Banker's Lady | |||
Body Works | Bold Ruckus | ||
Kinto | |||
Ma'am 2013 鹿毛 FNo.4-r |
Colonel John 2005 鹿毛 |
Tiznow | Cee's Tizzy |
Cee's Song | |||
Sweet Damsel | Turkoman | ||
Grande Dame | |||
Lady Siphonica 2002 黒鹿毛 |
Siphon | Itajara | |
Ebrea | |||
Cherokee Crossing | Cherokee Colony | ||
Sky Meadows |
掲示板
11 ななしのよっしん
2024/05/31(金) 01:44:14 ID: 5XmPeS1AIm
ベルモントステークスには出走するか否か、サラトガ競馬場には向かったみたいだけど
ちなみにプリークネスステークスを勝ったシーズザグレイは出走予定
12 ななしのよっしん
2024/12/27(金) 08:43:10 ID: moffKmL+6d
マリブSは内ラチぴったりを回ってきただけで最下位大敗
昨年のMageよりは強いダービー馬だと楽観的に思っていたのだがこれは同程度かなあ
13 ななしのよっしん
2025/01/01(水) 07:36:55 ID: Gxp7ZCNkDW
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最終更新:2025/01/04(土) 09:00
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