ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち 単語

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ひとは、誰かになれる

ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち
基本情報
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 PlayStation
ニンテンドー3DS
発売 エニックス
(現:スクウェア・エニックス)
開発 PS:ハートビート、アルテピアッツァ
DS:アルテピアッツァ
発売日 PS:2000年8月26日
3DS:2013年2月7日
価格 PS:7,800円
アルティメットヒッツ:2,625円
3DS:6,090円
その他
  • 3DS:すれちがい通信対応
ゲームソフトテンプレート

『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』とは、エニックス(現スクウェア・エニックス)から発売されたRPGである。略称はドラクエ7、DQ7。

概要

ドラゴンクエストシリーズの第7作目。

PlayStationで初のドラクエということで期待が高まり、売上は当時シリーズ最高の417万本を記録した(現在はDQ9の415万本以上が最高記録)。

PlayStationへ移り、3Dポリゴンが採用されたことでグラフィックが大幅に美麗化、ストーリーのボリュームも増大した。また、今作から斜めに移動することも可能になった。
また、プログラム担当の山名学がかなり頑張ったらしく、次の次を先読みでロードする等の技術を駆使し、CD-ROM媒体にしてロムカセット並という驚異のロード時間の短さを誇る。

ストーリーは中盤までは主に町ごとに独立したストーリーがあり、1つ1つ解決してまわるといった進行形式になっている。単純に町を脅かす魔物を倒しに行くだけのものもあれば、魔物と人、人と人の関係について考えさせられるような深いストーリー、必ずしもハッピーエンドで終わらないストーリーもあり、個々のストーリーの質は歴代のシリーズの中でも非常に評価が高い。

タイトルのエデンは旧約聖書に登場する「エデンの園」が元ネタ。また、この作品自体が聖書をモチーフにしている、キリスト教グノーシス派の思想の影響を受けているという説が存在する。

また、最近のドラクエではおなじみの「はなす(仲間会話)」が初めて導入された作品である(戦闘中も会話ができるが、3回程話すと敵に先制されてしまうので注意。尚、戦闘中に仲間に話せるのはシリーズ通してPS版の7だけで、3DS版7では戦闘中の会話はない)。
マリベルのツンデレっぷりに魅了された者、暗いストーリーの中でガボに癒された者なども多く、仲間会話システムは本作を語る上で欠かせない存在であると言っても過言ではない。

第5回日本ゲーム大賞優秀賞、2000年度文化庁メディア芸術祭大賞を受賞している。

2012年10月31日、ニンテンドー3DS用ソフトとしてリメイク版を開発中であることが発表され、2013年2月7日に発売された。BGMは東京都交響楽団によるオーケストラ音源になり、すれちがい通信に対応。

北米ではPS版は2001年に「Dragon Warrior VII」として、3DS版は2016年9月16日に「Dragon Quest VII: Fragments of the Forgotten Past」(日本語訳:忘れられた過去の石版)として発売されている。

2015年9月16日にはスマートフォン版が配信された。

ストーリー

広い海の真ん中にぽっかりと浮かんだ島、エスタード島。世界にはこの島しか陸地がなく、人々はグランエスタード唯一の城とその城下町、そして漁村のフィッシュベルにて細々と平和に暮らしを営んでいた。

フィッシュベルに住む主人公の少年とグランエスタード王子のキーファ、そしてフィッシュベルの網元の一人娘マリベルの3人はいつも一緒に遊ぶ悪友同士だった。そんな彼らが最近注目しているのが、島の北東にある謎の遺跡だった。そこは島の人々がけっして近づかない禁忌の場所だったが、好奇心旺盛な彼らにとっては絶好の冒険スポットであった。

主人公たちは遺跡地下への入り口をみつけ、そこに広がる迷宮の仕掛けを次次に解いていった。そして開かれた扉の先にあったのは、いくつもの台座と割れた石のかけら。かけらをつなぎあわせ、台座にはめ込んだとき、まばゆい光とともに次の瞬間、彼らは見知らぬ森に立っていた。

襲いかかる魔物たち。初めての村ウッドパルナで出会う人々。その地にふりかかる災厄。

ウッドパルナを支配する魔物を倒し、グランエスタードに戻ったとき、彼らは新しい大地が、あのウッドパルナが、自分たちの島の隣に突如として出現したことを知るのであった。そして、主人公たちの手にある、石の欠片―石版-が、次なる大地が救済を求めていることを示していた。

石版に封じられた大地の謎、徐々に明らかになる世界の全容、そしてその影でうごめく黒幕、はからずも、主人公たちは冒険を通じて、その謎を解き明かして行く。そして数々の、出会いや別れをくりかえす。

登場人物

パーティーキャラクター

  • 主人公(アルス)
    フィッシュベル村に住む少年。地元で一番の腕を持つ漁師・ボルカノの息子として育ち、漁船にも乗せてもらっているが、まだまだ見習い。キーファと親友であり、しばしば村を抜け出して探検に行く。手に謎の痣があるようだが…?
    スクリーンショットや小説での名称は「アルス」。
  • マリベル
    フィッシュベル村の一番の有力者であり網元のアミットの娘。主人公とは幼馴染。
  • キーファ・グラン
    フィッシュベル村のある島・エスタード島を統括するグランエスタード王国の王子。王子という立場ながらよく城を抜け出し、主人公とともに探検に出ていた。
  • ガボ
    とある村の伝説にある、白い狼。 ある理由により人間になった。
    ニンテンドー3DS版ではモンスター職にならない限り常に狼に乗っており、戦闘も狼に乗ったまま行う。
  • メルビン
    伝説の中にある、神と共に魔王と戦ったといわれる勇者。ある理由により石に封じられ、復活の時を待っている。
  • アイラ
    神を復活させる使命を帯びた一族・ユバール族の踊り手で、美しい女性。

その他

  • ボルカノ
    主人公の父親。
  • マーレ
    主人公の母親。
  • ホンダラ
    主人公の叔父でボルカノの弟。
  • バーンズ・グラン
    グランエスタード城の王でキーファとリーサの父親。
  • リーサ・グラン
    グランエスタード城の姫で、キーファの妹。
  • アミット
    フィッシュベルの網元でマリベルの父親。
  • パミラ
    エンゴウの占い師。
  • ライラ
    過去のユバール族の踊り手。
  • ネリス
    過去のダーマ神殿の女性。
  • フォズ
    過去のダーマ神殿の神官。
  • ハディート
    過去の砂漠の村の族長の息子。後に王となる。
  • ヨハン
    マーディラス城下町に住まうトゥーラ弾き。
  • フィリア
    過去の聖風の谷に住む少女。
  • シャークアイ
    海賊マール・デ・ドラゴーンの首領。
  • サイード
    砂漠の村の族長の息子。名前が明らかになるのはDISC2になってから。
  • セファーナ
    聖風の谷の族長。

転職システム

今作もダーマ神殿が登場。システムはDQ6と同様、熟練度式の転職システムを採用している。人間の職業も勇者以外に「上級職を前提に持つ上級職」が登場した他、モンスター職が大幅に増え、モンスター上級職まで存在する。

特定職業を連続して経験する事で覚えられる「職歴特技」も登場。

今回も転職はダーマ神殿で行うことができるが、石版の世界と主人公世界に、合わせて2つのダーマ神殿がそれぞれ存在し、両方で転職は可能である。特に石版世界のダーマ神殿の大神官フォズ様は(とても)年若い女性なので一部のプレイヤーに人気がある。ルーラで直接行けないにもかかわらず、転職の際はフォズ大神官に必ず逢いにいく人もいただろう。

基本職 上級職
戦士 主に剣技を覚える。
HPと力が高く、素早さ・賢さ・MPが大幅に下がる。HPが上がるのでボス戦などで役に立つが、覚える特技は4つしかない。
ただし極めて便利で強い特技「つるぎのまい」が戦士関係の職歴特技にある。

3DS版でも「みねうち」「かもめ返し」追加のみとまだ寂しい感じ。
バトルマスター 戦士と武闘家を極めると転職できる。
打撃攻撃のスペシャリストで、賢さ・かっこよさ・MP以外の全てのステータスが満遍なく上がる。
岩石落としが残念ながらお預けになったが、それでも前衛として頼れる職業。
なお「攻撃を打ち払って回避」は今作では無い。

3DS版では「たたかいの歌」、防御を下げる新技「かぶとわり」で自己補助も可能。
武闘家 主に格闘技を覚える。
素早さが上がるが、賢さとMPに加え身の守りも下がるので最前線には立ちづらい。ただし特技以外に会心の一撃が少し出やすいという特徴がある。「ばくれつけん」はバトルマスターの特技へ格上げ。
魔法戦士 戦士と魔法使いを極めると転職できる。
MPと力が上がって素早さと身の守りとHPが下がるという、何とも半端なステータスだが強烈な個性・メラゾーマは健在。
山彦の帽子は魔法戦士の経験があってこそ。

3DS版では「スクルト」「フバーハ」など補助面が強化されているが、ほぼすべての特技が超強化された勇者と丸被りしているため、尚更影が薄くなった。
魔法使い 攻撃呪文を覚える。
MPと賢さが上がり、地味にかっこよさも上がるが、それ以外の全てのステータスが下がる。
前作6の魔法使いに比べると呪文がランクダウンしており、ベギラゴンがお預けになった上にメラミもLv5まで覚えない。
パラディン 武闘家と僧侶を極めると転職できる。
力・素早さ・賢さが上昇し低下は無しと使いやすいが、覚える特技は前作とほぼ同じであるためイマイチ特徴が薄い。
前作のはぐれメタルに当たるプラチナキングが今作では極めて難しい職のため、仁王立ちも活かしづらい。ただしゴッドハンドの前提なので経験者はいっぱいいる。

3DS版は「ベホマラー」「ザオリク」の追加で死ににくい回復役として使用可能。
僧侶 回復呪文を覚える。
ステータスは魔法使いに比べ長所も短所も少なめ。スクルトは職歴特技になったため覚えず、ザキ系もなくなっているが、ベホマやザオラル等はしっかり覚えるので相変わらず1人は経験者が欲しい職。3DS版でもまったく変更がなかった。
賢者 魔法使いと僧侶を極めると転職できる。
MPと賢さが大きく上がり、素早さもちょっとだけ
上がる。HP等が下がるのは仕方ない。
熟練に従って消費MPが下がる能力も健在だが
その下がり幅はさらなる上位職の登場で
前作よりはやや小さくなっている。

3DS版ではメラゾーマやザラキーマなどの多くの極大攻撃魔法、スクルト、バイキルトも使用可能。
踊り子 踊りを覚える。
大幅に素早さが上昇する他かっこよさも上がる。かっこよさは魔法使いと同じだが素早さは盗賊より高い。覚える特技も職の特性もほぼ前作の踊り子と同じ。
職歴特技「つるぎのまい」があるため、戦士キャラはまず踊り子をLv5まで経験するというのが
一部でセオリーになっている。

3DS版では「うけながし」がなくなっている。
スーパースター 踊り子と吟遊詩人と笑わせ師を極めると転職できる。
かっこよさが大きく上昇するが、それと賢さ以外の全てのステータスが低下すると言う、上級職にしては弱いステータス補正。
加えて前提が3つも必要な上に笑わせ師が含まれていたりと冷遇されているが、ハッスルダンスが引き続き健在なので止む無しか。
敵が見惚れる能力も健在。

3DS版では「メガザルダンス」「のろいの歌」「たたかいの歌」も使用可能。
吟遊詩人 主に歌を覚える。
賢さとかっこよさが上がるが、この2つとMP以外は全て低下する。歌のほかにインパスやトヘロス等のフィールド用呪文・特技も覚える。

3DS版ではフィールド系が盗賊へ移動し、「コミックソング」「やすらぎの歌」、そしてなぜか「おたけび」もこちらへ移動した。
海賊 船乗りと盗賊を極めると転職できる。
覚える特技としては前作のレンジャー的なものだがバトルマスターと良く似たステータス補正を持ち、何気に前衛としてかなり優秀な職。
熟練してくると便利な全体攻撃特技も覚える。
盗賊の宝を盗む能力も引き継いでいるので便利かつ強力な職業。

3DS版では「つるぎのまい」がここに割り振られた、「バイキルト」もあるため高火力。
笑わせ師 ギャグや遊び等、前作の遊び人に近い職。
かっこよさ以外の全てのステータスが大幅に下がり、特技も実戦で役立つのはせいぜい「ひゃくれつなめ」程度。ただしこの職業の上にスーパースターが待っている。

3DS版では職歴特技「へんてこ斬り」がこちらへ移動、さりげなく高性能。
魔物ハンター 盗賊と羊飼いを極めると転職できる。
ステータス補正も微々たる物で、特技も火炎の息と猛毒の霧が最高威力なので戦闘は余り期待出来ないが、モンスターパークの充実のためには欠かす事は出来ない。

3DS版では「スクルト」「フバーハ」「マジックバリア」と補助技が手広く使用でき、攻撃も「しゃくねつ」まで使用可能なためMPなしで結構な火力が出る。仕様上「まものならし」が魔物ハンター専用技になってしまったため、モンスターパーク完成が少し大変になった。
船乗り 水に関する特技を覚える。
素早さ・身の守り・HPが上がるため、サポート役としてステータス的に優れる。
覚える特技は前作では賢者の特技だった「つなみ」を覚える他、キアリクやバギマ等を覚える。

3DS版では「つなみ」がなくなり「いなずま」がその位置に収まった、MP消費の特技が増加したため無消費全体攻撃は貴重。
ゴッドハンド バトルマスターとパラディンを極めると転職できる。
MPが少し下がる以外優秀な補正を持ち、ギガスラッシュを超えるダメージのアルテマソード、ザオリクにベホマラーに岩石落としと何でも揃っている。ギガスラッシュ自体も覚える。
戦士・武闘家・僧侶のたった3つの基本職から
辿り着けるという手軽さも嬉しい。

3DS版では仕様上上級職の技の引き継ぎができないが、PS版で前提だったバトルマスターとパラディンの特技もちゃんと覚える。
盗賊 探索に役に立つ技を覚える。
戦闘に役立つ特技が殆ど無く、素早さ以外の全てのステータスが低下するため職としては弱いが、敵からアイテムを盗む事があるためアイテム収集には欠かせない。

3DS版ではシステム上「しのびあし」が削除され、「トヘロス」「トラマナ」「インパス」など冒険に役立つものがさらに追加された。
天地雷鳴士 賢者とスーパースターを極めると転職できる。
賢者の上級職の位置づけだが、マグマや瞑想など前作の賢者が持っていた自然に働きかける特技を抜き出して特化したような位置づけ。
ステータスはより呪文に特化しており、賢者よりも大きい下がり幅の消費MP削減能力があるが、賢者とスーパースターの前提基本職が全く被っていないためにゴッドハンドに比べて転職するまでの道のりが大変険しい。

3DS版ではゴッドハンド同様前提職の技も覚えるが、なぜか「ベホマラー」を覚えないという弱点がある。その代わり、「ビッグバン」も習得可能になったため高火力が出せる。また、仕様上「げんま召喚」するにはこの職業に就いている必要がある。
羊飼い 仲間を援護する技を覚える。
力・身の守り・HP・MPが下がるだけとステータス的にはいいところが無い職業だが、その代わり覚える特技には便利なものがとても多い。
フバーハを覚えるまでお世話になるウールガード、最も頻繁にかかる異常なのに僧侶が覚えないキアリー、レベル次第では最強の攻撃技になり得る怒涛の羊。ボス戦のお供であるスクルトも羊飼い絡みの職歴特技。

3DS版では「ねる」削除、「どとうのひつじ」弱体化と大幅に弱くなったが「ひつじかぞえ歌」の成功率が高くなった。
勇者 上級職のうちどれか3つを極める、または勇者の心を使うと転職できる。
前作に比べ、前提とする職が限定されないため
基本職が被る上級職を選んでいけば割とすぐ
転職できる。ただし最も楽なパターンである、バトルマスター+パラディン+ゴッドハンドから転職するとアストロンとデイン系と凍てつく波動しか覚える特技が無いというオチに。
力・HP・MPが上昇し低下は無く、何よりHP自動回復と言う卑怯能力は健在なので、職業そのものは非常に優秀。

3DS版では先述の仕様の関係でPS版での前提…勇者はあらゆる職業が前提となりうるため全職から掻い摘んだ様々な呪文・特技を習得できる、さらに「べホマズン」も使用可能。
破壊力ではゴッドハンドのアルテマソードに、魔法はMP効率で天地雷鳴士に負けるため、結果的に補助や回復のほうが向いている。

モンスター職

デフォルトで用意されている人間の職業とは別に、モンスターの職業もある。
「スライムの心」「キメラの心」等の「心」を入手し所持している時のみ転職可能。心の入手方法は宝箱やカジノの景品で手に入れる他、そのモンスターを倒した時に極希に拾えることもある。

モンスター職も人間職と同様に「基本職と上級職の関係がある」「前提職を全てマスターするか『心』を所持する事で転職出来る」「ステータス補正があり特技を覚える」「マスターした時に特典がある職がある」と言った特徴を持つ。
ただし前提を持たない基本職は、人間職はデフォルトで全て転職可能な状態だが、モンスター職はそうではないため、心を手に入れないと転職出来ない。

モンスター職だけの特徴として、その職に就いていると元のモンスターと似たような呪文・ブレス攻撃に対する耐性を得られるという点。職業をマスターしていない状態では元のモンスターより弱い耐性しか無いが、マスターすると元のモンスターにより近い耐性にパワーアップする。
また特殊能力やステータス補正とは別に、全てのモンスター職はマスターすると「フィールド上でのキャラクターのグラフィックがそのモンスターのものに変わる」と言うオマケがある。

3DS版ではモンスター職に就いた時点でフィールドと戦闘時のグラフィックがモンスターのものに変わるようになった、また、人間上級職の仕様変更の関係でベホマラーなどどの職業でも常備しておきたい特技を覚えるために就くという使い道が新たに出来た。

基本職
スライム 一番最初のモンスター職。 くさった死体
エビルタートル スクルト、バイキルト、ムーンサルトを取得できる。 おどる宝石 メダパニを唯一取得できる。
はなカワセミ キメラ
ホイミスライム 究めれば序盤からベホマラーを取得できる。 ばくだん岩 メガンテ、スクルト、めいそうを覚える。
リザードマン リップス
サンダーラット ミミック
バーサーカー ダンビラムーチョ
上級職
呪いのランプ くさった死体+ミミック アンドレアル サンダーラット+ゲリュオン
ギャオース エビルタートル+リップス+ダンビラムーチョ ヘルバトラー おどる宝石+フライングデビル
ベホマラーを取得できる。
ドラゴスライム スライム+リザードマン コスモファントム リップス+いどまじん
フライングデビル エビルタートル+はなカワセミ+キメラ プロトキラー サンダーラット+ゴーレム
マジックバリアやばくれつけんを
習得できる
ゲリュオン リザードマン+ダンビラムーチョ ダークビショップ 死神きぞく+コスモファントム
賢者並に様々な呪文を取得できる。
死神きぞく くさった死体+おどる宝石+ホイミスライム 魔人ブドゥ 呪いのランプ+ヘルバトラー
力の補正が高く、パルプンテ、
ぐんたい呼びを覚える。
ゴーレム ばくだん岩+バーサーカー
がんせきおとしを取得する。
3DS版ではにおうだちも覚える。
ローズバトラー はなカワセミ+いどまじん
マダンテとあやしいきりを取得する。
3DS版ではフバーハも覚える。
いどまじん ミミック+バーサーカー ギガミュータント ギャオース+アンドレアル
ギガデインやかがやくいきを覚える。
にじくじゃく フライングデビル+ローズバトラー
炎ブレス系をれんごく火炎まで全て覚える。
デスマシーン ゴーレム+プロトキラー
多くの物理技とジゴスパークを覚える。
エビルエスターク アンドレアル+デスマシーン
全能力が+補正を受け、いてつく波動やギガスラッシュを覚える。
プラチナキング ドラゴスライム+エビルエスターク
最高級の呪文や特技を覚えられる。
HO激減、守備力倍増というメタル系らしい能力補正で、
マスターすればあらゆる属性を無効化する。

職歴特技

特定の職業を連続して経験すると、その2つの職業の特性を活かした特技を覚える事がある(メガザルダンスを除き人間の基本職同士のみ)。

職業レベルが5になった時、「板についてきた」と表示される。
一度レベル5以上(マスター含む)になってから別の職業に移っていた場合、その職業に戻って30回ほど戦闘を重ねると「カンを取り戻してきた」と出る。
職業A+職業Bの職歴特技を覚えたい場合、職業Aで「板についてきた」または「カンを取り戻した」になったら他の職を挟まずに直接職業Bに転職し、同様に「板についてきた」か「カンを取り戻した」になるまで戦闘を重ねると、Bで板につくかカンを取り戻すと同時に職歴特技を覚える。AとBはもちろん逆でも可。

3DS版では廃止された。

記事のあるモンスター

ボスモンスター(登場順)

  • デス・アミーゴ
  • デスマシーン
  • あめふらし
  • アントリア
  • ゴンズ
  • 山賊4人衆
  • グラコス
  • ヘルバオム
  • ヘルクラウダー
  • ボトク
  • ガマデウス
  • バリクナジャ
  • オルゴ・デミーラ … 本作のラスボス。

雑魚モンスター(五十音順)

  • いわとびあくま
  • からくり兵
  • ケルベロス
  • サンダーラット
  • スカイフロッグ
  • スライムエンペラー
  • ちゅうまじゅう
  • ナイトリッチ
  • ナスビナーラ
  • ねこまどう
  • はなカワセミ
  • パンドラボックス
  • プチット族
  • ブッチョマン
  • フライングデビル
  • プラチナキング
  • まさかりぞく
  • メダパニシックル
  • よろい竜
  • リビングハンマー
  • れんごくまちょう
  • ローズバトラー

世界

エスタード島 ウッドパルナ周辺 エンゴウ周辺
  • フィッシュベル
  • グランエスタード城
  • 謎の遺跡
  • 謎の神殿
  • ウッドパルナ
  • カラーストーン採掘場
  • 東の塔
  • エンゴウ
  • 炎の山
ダイアラック周辺 オルフィー周辺 フォロッド城周辺
  • ダイアラック(過去)
  • 移民の町(現代)
  • オルフィー
  • 魔封じの洞くつ
  • ブルジオの屋敷(現代)
  • フォーリッシュ
  • フォロッド城
  • からくり研究所
  • からくり兵団拠点
  • 聖なる湖(現代)
グリンフレーク周辺 メモリアリーフ周辺 ユバール族の休息地周辺
  • グリンフレーク
  • 沼地の洞くつ(過去)
  • メモリアリーフ
  • ギュイオンヌ修道院
  • ユバール族の休息地
  • 山脈の洞くつ
  • 湖の洞くつ
  • 化石の発掘現場(現代)
ダーマ神殿周辺 メザレ周辺 砂漠地方
  • ダーマ神殿
  • ふきだまりの町(過去)
  • 西の洞くつ(過去)
  • 山肌の集落(過去)
  • 牢獄へ続く洞くつ(過去)
  • 神殿への地下道(過去)
  • 山賊のアジト(現代)
  • メザレ
  • 神の兵のほこら
  • 砂漠の村
  • 砂漠の城
  • ナイラの河辺
  • ナイラの上流
  • 魔王像(過去)
  • 大地の精霊像(現代)
クレージュ周辺 リートルード周辺 ハーメリア周辺
  • クレージュ
  • ご神木の根元
  • リートルード
  • バロックのアトリエ(過去)
  • バロックタワー(現代)
  • アボンの村(過去)
  • フズの村(過去)
  • ハーメリア
  • 山奥の塔
  • メダル王の城(現代)
  • 世界一高い塔
プロビナ周辺 ルーメン周辺 マーディラス周辺
  • プロビナ
  • 山頂への洞くつ
  • 山頂の教会
  • ルーメン
  • ルーメン東の丘
  • 闇のドラゴンの塔
  • モンスターパーク(現代)
  • ラグラーズ城(過去)
  • マーディラス城
  • 大神殿
  • 滝つぼの洞くつ(過去)
聖風の谷周辺 レブレサック周辺 コスタール周辺
  • 聖風の谷
  • 黒雲の迷路(過去)
  • リファ族の神殿
  • 風の塔
  • レブレサック
  • 魔物の岩山
  • 山奥の販売所
  • コスタール
  • 大灯台
  • ホビット族の洞くつ
その他
  • サンゴの洞くつ
  • 天上の神殿
  • 発掘現場の洞くつ
  • 魔空間の神殿
  • クリスタルパレス
  • マール・デ・ドラゴーン
  • 地底ピラミッド
  • 始祖たちの村
  • 風の迷宮
  • ダークパレス

記事のあるBGM

  • 愛する人へ
  • 失われた世界
  • 哀しみを胸に
  • 血路を開け

その他

ボリューム

ボリュームがありストーリー全体がとても長い。RPGに慣れていない状態での初プレイだと100時間以上かかってしまうことも。寄り道せずに直行しつづけても14時間を切れるかどうかというボリュームである(現在発表または配信された記録で一番早いのがくねお氏(co343270)の13時間44分23秒)。

ストーリーの最初は街外での探索や戦闘でなく、ダンジョンで謎解きをして先に進む事になり、最初の戦闘までは1~2時間程度かかる。また、中盤までは「ふしぎな石版」と言うアイテムを現代・過去から探し集め所定の数だけ集めて簡単なパズルを完成させて次の過去世界へ進む、というプロセスを繰り返すシステムとなっている。

今作からダンジョン・街のマップが3Dになり視点の回転と言う要素が加わったため、デフォルトの視点では見えない場所にある扉や宝箱などに注意する必要がある。

仲間キャラクターの離脱と制限

仲間キャラクターであり序盤から重要人物として描かれるキーファが、物語の中盤で別れたきり二度と登場しなくなる(所持品は返却される)。

仲間キャラクターは今回は人間のみ。モンスターは仲間にならず、DQ3以来となる馬車の登場しない作品となった。
最終的な仲間キャラクターは主人公を含めて5人だが、パーティの最大人数は4人であり、終盤は特定の場所にて仲間を入れ替える。DQ3のルイーダの酒場とほぼ同じ形である。

バグ・フリーズ

初期ROM(初期出荷のCD-ROM)では従来のドラゴンクエストシリーズに比べてバグ、それもフラグのミスなどゲームの進行に支障をきたす類のバグが多く、発生してしまうと理不尽なゲームストップを強いられる。また、上記の概要通り、読み込み速度の早さの代償にフリーズの頻度が高くなっている。

初期ROM以降の増産分は改善されているため、現在購入する際は中古よりも廉価版再販のアルティメットヒッツ(下の市場にもあるソフト)のほうがリスクが少ない。

ムービー

PlayStationの特色といえば、当時としては大容量のCD-ROMを用いたムービーシーンもそのひとつであり、RPGの金字塔ともいえるドラクエ最新作にもムービーが登場し、ストーリーの何箇所かに挿入されている。

オープニングやエンディングにもムービーがあり、その他古代竜が復活するシーンでのムービーは迫力があり臨場感あふれるものとなっている。

延期に次ぐ延期

今となってはもう昔話でしかないが、本作品はハード選択から発売まで、非常に難航したソフトでもあった。ハードがNINTENDO64かPlayStationかで、まず数多くの怪情報や噂が乱れ飛び、結局はPlayStationの方に決まったあとも、発売予定日がたびたび変更になった。ちなみに、PlayStationに決まった理由は「売れてるハードで出す」からだとか。単純明快である。

発売予定日がずれ込むのは前作のドラゴンクエストVIでもあったことだが、本作品ではそれに輪をかけて、なんと当初の予定から1年半経ってのやっとの発売であった。あまりに予定が決まらないのに業を煮やしたのか、当時のSCEは年始のCMで「今年こそドラクエがでますよ~に」という願掛けまでする始末であった。

3DSリメイク版の変更点・新要素

グラフィックの強化・一新
グラフィックが一新され、キャラクターやモンスターもすべて3Dポリゴンモデルで描写されるようになった。
等身や質感はテリーのワンダーランド3Dとほぼ同様のものになっている。
また、オリジナルでプリレンダムービーだった部分はゲーム内と同じモデルのキャラによるムービーになった。
エンカウントシステムの変更
PS版のランダムエンカウントから、海上などを除いてDQ9等と同様のシンボルエンカウント方式に変更された。
これによってフィールドでの戦闘回避が容易となり狙った敵を狩りやすくなった半面、シンボルは高速かつ執拗に追ってくるため狭い道が多いダンジョンでの戦闘回数はむしろ増加傾向にある。
職業システムの整理・変更
職業システムが一部整理・変更された。下級職・上級職・モンスター職のすべてに利点がある。
職業によるグラフィックの変化
就いている職業によってキャラクターグラフィックが変わるようになった。
モンスター職は極めなくとも就いた時点でフィールド上でのグラフィックが変化するようになった。
上級職習得技の各職業専用技化
(人間職の)上級職で習得した呪文・特技はその上級職でしか使用できなくなった。
その分、個々の上級職が覚えられる特技は大幅に増加・強化されている。
モンスター職で覚えた特技は専用技化の対象外であるため、モンスター職で(人間上級職が覚えるような)強力な特技を覚えればそれを他の職でも使いまわせるという利点が生じた。
人間職の熟練度が上がりやすくなった
人間職、特に下級職についてはかなり早く極められるようになった。
モンスター職の熟練度はPS版から据え置きなので相対的に見て極めるまでに時間がかかるようになり、上述の利点とバランスを取っている。
職歴がなくなった
ただし職歴特技で覚える技はなくなったわけではなく、基本職、上級職で覚える技に加わっている。
一部特技の変更
せいけん突きやムーンサルトなど結構な数の特技が微量だがMPを消費するようになった。
PS版で猛威を振るったどとうのひつじなどが弱体化しているが、逆に強化された特技もある。
「ふしぎな石版」が探しやすく
新キャラ「石版案内人」やメインコマンド「せんれき」の中にある「つぎのせきばん」から、見つけていない石版のかけらのヒントが得られる。
戦闘中の会話コマンドがなくなった
概要でも少し触れたように、PS版ではあった戦闘中の会話コマンドはなくなっている。
仲間のAIが使っても無くならない道具なら使ってくれるようになった
AIが持っている道具のうち壊れないものは普通の呪文や特技と同様に使用するようになった。
AIは忘れたり面倒くさがったりしないという意味では人間より有効に活用してくれる局面も多く、炎のツメなど道具として使える装備品があると道中でのAIのMP節約に役立ち、結果的にAIの使い勝手が良くなっている。

すれ違い石板

ニンテンドー3DS版で追加された、すれ違い通信やインターネット通信に対応した新要素。
モンスターパークにいるモンスターから3体(リーダー+おとも2名)を選んで石板の探索に向かわせると、すれ違い石板を拾ってくる。この石板を移民の町にある石板の台座にはめ込むことで、ランダム生成のダンジョンを遊ぶことができる。
ランダムダンジョン内では、石板を拾いに行ったモンスター3体+αがザコ敵として登場し、ボスとして石板を探しに行ったリーダーのモンスターの強化版が登場し、クリアするとリーダーだったモンスターの種類に応じて様々なアイテムが報酬として手に入る。また、ダンジョンでは床落ちでアイテムが拾えるほか、熟練度を上げやすかったりモンスターが心を落としやすくなっているなどの特典がある。

自分が拾ったすれ違い石板はすれ違い通信やインターネット通信(1日1回)で交換できるほか、公式からも特別な石板が配信される。公式配信の石板ではドラキーやファーラットなど本来ドラクエ7には存在しないモンスターも登場し、これらのモンスターもなつかせてモンスターパークに送ることができる。

ピコカキコ

曲名 レス No プレイヤー
のどかな家並 ピコカキコ曲一覧(ゲーム)その2#16 11962
11962
失われた世界 ピコカキコ曲一覧(ゲーム)その2#2 10842
10842
ピコカキコ曲一覧(ゲーム)その2#17 12060
12060
哀しみの日々 ピコカキコ曲一覧(ゲーム)その2#6 11850
11850
トゥーラの舞 ピコカキコ曲一覧(ゲーム)その2#3 10846
10846

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関連項目

  • ゲームのタイトル一覧
  • ドラゴンクエスト
  • ドラゴンクエスト関連用語の一覧
  • グノーシス主義

ドラゴンクエストシリーズ
ナンバリング作品 I / II(悪霊の神々) / III(そして伝説へ…)
IV(導かれし者たち) / V(天空の花嫁) / VI(幻の大地)
VII(エデンの戦士たち) / VIII(空と海と大地と呪われし姫君) / IX(星空の守り人)
X(オンライン) X(オフライン) / XI(過ぎ去りし時を求めて)
XII(選ばれし運命の炎)

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