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メタルギアオンライン

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MGO(メタルギアオンライン)とは、コナミのアクションゲーム「メタルギアソリッド」シリーズから、キャラと世界観をベースにオンラインゲーム化したもの。PS2のMGS3サブシスタンスDisc2、MPO、MPO+、MGS4にそれぞれ同梱された。

各作品の流れ

メタルギアソリッド3 サブシスタンス

2005年12月22日に発売された「メタルギアソリッド3 サブシスタンス」のDISC2に同梱されていたもので、後のメタルギアオンラインのための試験的要素が強い。様々なステージで各ステージ最大8人まで同時に対戦することができ、メタルギアソリッド本編と同様、銃器やCQCを駆使してチームデスマッチ、デスマッチ、レスキューミッションなどのミッションを遂行していく。

本編と違い、自キャラに銃弾を食らうと一撃で死亡となる可能性(俗に言うHS、M1911ではならない)があるなど、ゲームシステムには変更が加えられている(因みに本編には出て来ない火炎放射器も登場し、破壊可能な監視カメラも一部のステージで登場していた)。無線通信を模して、テキストチャットやマイクを利用したプレイヤーの連絡が可能であり、PS2のBBUnitとオンライン環境すらあれば手軽に出来るとあって盛況ぶりを誇った。

操作システムもMGO2と比較しても非常に簡易的であり操作しやすく(□を半押しで構え、強く押すと発砲と言った形で、上半身をずらして覗き込む所謂フカワも多用されていた)、照門を覗いて射撃する等のシステムが導入されていた(C.U.S=MGO2のU.Uでの狙撃戦でもSVDではなくXM16で事足りた程照準ズームが良かった)。

また、ユニークキャラとして若かりし頃のオセロット(SAAが使えて跳弾で敵にダメージを与えられた。SAAのリロード時の「オレのリロードはレボリューションだッ!」、「これだッ!これでこそ決闘ッ!」「マグチェンジ(自動拳銃のマガジンの事)では、到底味わえないッ!」等の名言で湧かせた。他にはSVD以外では1発でHSが決まらない等の優遇)、ソコロフ(ステルス迷彩付き)、ライコフ(エロ本に引っかからず、長身である為HSが難しかった)のMGS3の面々の他、同社のランブルローズから日ノ本麗子とヒールキャラの麗琥も登場している(CQCの一撃必殺技としてサンライズ・スープレックス(バックドロップかまして脳天直撃)が掛けられるほか、専用モーション(敬礼時麗子は迷彩柄のパンツを上げるしぐさ(異様にエロい)、麗琥は所謂ウ○コ座り)と独特の無線(麗琥の場合「行くぞコラ!」「援護しろコラ!」「ざけんな」等)も用意されていた)。

コナミ主催の大会が何度か開かれ、優勝チームには「小島プロダクションエンブレム表記権」が与えられた。

しかしサービスは1年後の2006年12月25日に惜しまれつつも終了している。

余談であるが、はしごにクレイモアを付けると食らってもなかなかダメージを食らわない、回線を抜くと知覚されずに殺せるプレデター行為など多数のバグが存在した。

ニコニコ動画では、普通にプレイする動画や、ネタ動画等非常にバラエティーに富んだ動画が多く、サービス終了時には多くのMGO1住民がその別れを惜しむ動画を作成した。

メタルギアソリッド ポータブル OPS

最大6人同時対戦が可能。PSPに搭載された無線LANを通したネットワーク対戦用の「インフラストラクチャーモード」と、プレイヤー同士が直接 集まって対戦が出来る「アドホックモード」がある。また、PSPのゲームシェアリング機能によって『MPO』を持って無い人とも対戦が可能。この場合、マップと兵士は一種類しか使えない。部隊をインターネット上に出撃させ戦わせる『サイバーバル』という新ルールも登場した。

メタルギアソリッド ポータブル OPS+

2007年にメタルギア20周年という事で作られたMPOの続編。中身に関してはキャラやマップの追加

以外ほとんどメタルギアソリッドポータブルオプスと違いは無いが、チート対策や初心者対策、バグ技修正などが施された。

メタルギアオンライン(メタルギアソリッド4)

MGS3のメタルギアオンラインの後継となる作品、『メタルギアソリッド4』(PS3)に本作の「スターターパック」が標準で収録されている。通称MGO2であるが、現在こちらの方を単にMGOとする場合が多い。2008年6月12日の発売と共にサービス開始。こちらは小島監督が実際に参画していない。

前作からの進化として、過去最大である16人での対戦が可能となり、MGS4本編でも登場した仲間との連携を深める「SOP(ソップ:Sons of Patriot)システム」やキャラクターの能力を上昇・拡張させる「スキル」、武器の大幅追加などの新要素が追加された。 また、肩越し視点が追加され、投擲物を投げる際にはガイドが付くようになった。今作においては初めて現金払いによる追加要素が実装され、無線アピールパックやキャラクター作成権なども発売され、2008年7月には追加パックとしてEXPANSION PACK(無印は1200、キャラ作成権つきのPlusは1500円)が発売され、女性キャラと追加マップが実装された。その後は、サイレントヒルのロビー君ヘッドが実装されたり、新ルールの実装などが行われた。

もとは2007年8月20日~2007年9月3日までの期間、コナミIDを持っている者限定で抽選3000名を集めクローズドβが行われた(この当時のMP5はSD2ではなくSD5だった)事に始まり、2008年2月29日にはプレミアβ(オープンβ)テストの参加も募集され、 実施期間は2008年4月21日~2008年5月11日まで行われた(当初6日までだったが、ベータテスト開始当初の障害発生(俗に言うティティー紛争)に伴い、2008年5月11日まで延長された。ダウンロード期間は2008年4月17日~2008年5月6日まで行われた)テストを元に作成されている。

なお、METAL GEAR ONLINEスターターパックが1,800円で販売されている。

クローズドβでは初代の面白さ同様出だしは好調だったのだが、その後カメラ操作のスティックレスポンスが極端に悪くなったり(FPSが30FPSしかないが故に、スティックを入力しても動きが遅く、スナイパーはちょこまか動かれると当てにくい)している為、TPS視点で中心の丸点に合わせて即HS☆など、独特のコツを覚えなければならない上に、ダンボール装備→解除→装備→即HSと言った現実にありえない動き(しかもたいてい連射コントローラーを使うと言うチート級のプレイ、MGS1とときメモで連射コントローラー使ったらOUT!!!と言う検出機能を付けていたコナミだけに、まさしく皮肉である)、プレイヤーの半分近くが未成年の中高生辺りとなっており、暴言やバグの悪用等のマナーの低下や、初心者狩りが横行している実態もあり、その他もろもろで面白いプレイと言う概念が狭まってしまった感が否めない(無論面白い要素も多数あるわけであるが、ネタが大幅に減った事も・・・エルード懸垂が無くなったのは正直痛い)。

ニコニコ動画においては、ティティー紛争(プレミアムβテストにおける20時間に及ぶ障害の第1次、EXPANSION PACK購入の際に殺到し購入出来ないトラブルが多発した第2次)のネタ動画の他、普通の動画投稿されているが、プレイヤーの晒し動画等が目立つようになり、荒れる一因となっている。

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関連項目

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