メタルギアシリーズ

メタルギアシリーズとは、コナミデジタルエンタテインメントより発売されているゲームシリーズである。

概要

小島秀夫監督の元、第1作目は1987年7月13日にMSX2にて発売され、FCにも移植されている。現在では主にSCEのPlayStationシリーズにてリリースされる人気シリーズである。

ジャンルは「ステルス（かくれんぼ）アクションゲーム」。現在では「タクティカル・エスピオナージ・アクション」（戦術諜報アクション）と称している。他のゲームとの大きな違いとして「極力敵との戦闘を避ける」ことに主眼を置いているのが特徴である。シリーズを重ねるごとに隠れるためのアクションが増え、より複雑に進化している。 

またあらゆる場所･シーンでの小ネタが豊富であるのもこのシリーズの一つの特徴であるといえる。 

作品一覧

本編

世界観を共有するメタルギア本編、いわゆる「メタルギアサーガ」にあたる。

作品名	略称	機種
メタルギア	MG	MSX2, FC
メタルギア2 ソリッドスネーク	MG2	MSX2
メタルギアソリッド	MGS	PS, GC
メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ	MGS2	PS2
メタルギアソリッド3 スネークイーター	MGS3	PS2
メタルギアソリッド ポータブル OPS、OPS+	MPO（+）	PSP
メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット	MGS4	PS3
メタルギアソリッド ピースウォーカー	MGSPW	PSP

※MPO+はMPOの拡張版であり、単体での起動も可能というものである。よって時系列上においてはMPOと同列として考える

その他

作品名	略称	機種	詳細
Snake's Revenge	SR	NES	ファミコン版MGの続編
メタルギアアシッド	MGA	PSP	タクティカルカードゲーム
メタルギアアシッド2	MGA2	PSP	タクティカルカードゲーム
メタルギア ゴーストバベル	MGGB	GBC	アシッドシリーズと世界観を共有する。ゲームシステムはMG2のものに基づいたが、MGS1以降の「壁に張り付け」ができるようになる。
ザ・ドキュメント・オブ メタルギアソリッド2		PS2	MGS2の資料集ソフト
メタルギアオンライン	MGO		オンラインゲーム
メサルギアソリッド	?	PS2	『サルゲッチュ3』に収録されているコラボ作品
メタルギアソリッド バンドデシネ	MGSBD		バンドデシネ形式で綴られるデジタルコミック
メタルギアソリッド モバイル	MGSM		携帯アプリ
メタルギアソリッド タッチ	MGST		iPhone,iPod touch（第二世代）用アプリ

ゲーム内における時間の流れ 

メタルギアシリーズの物語は一部を除いてひとつの流れになっている。物語を年代順に並べるとMGS3(PS2)、MPO(PSP)、MGSPW(PSP)、MG(MSX2)、MG２(MSX2)、MGS(PS1)、MGS2(PS2)、最後にMGS4(PS3)となる。

ニコニコ動画におけるメタルギア

元々自由なプレイスタイルで遊ぶことが可能な作品のため、ニコニコ動画においても縛りプレイのみならずネタプレイ動画が多く上げられている。

また、無線機における小ネタを利用しためたるぎあまりおシリーズなども人気が高い。

なお、最新作・MGS4のストーリー（およびそれを含むプレイ動画）は前半・後半・エンディングの別なく権利者削除を喰らっている。動画をUpする場合は、十分注意すること。

最新作について

E3 2009においてMGSシリーズの最新作『METAL GEAR SOLID RISING』（PS3、Xbox360）、『METAL GEAR SOLID PEACE WALKER』（PSP）とシリーズ初のアーケードゲームである『MEATL GEAR ARCADE』が発表された。

METAL GEAR SOLID RISING

発表されているキービジュアルや「RAIDEN IS BACK.」というコピーから類推するに雷電の登場は間違いないと思われる。その他の登場キャラなどは現時点では不明。

次の情報は2010年のE3にて明かされるとのこと。

ちなみに小島監督はライジングチームを敵対視している。監督曰く「あいつらに負けたくない」だそうだが、勝ち負け以前に産みの親に勝てるはずがないのでちょっと可哀そうな扱いを現在されている。

METAL GEAR SOLID PEACE WALKER

三作品の中では最も小島監督が深く関わっているため、メタルギアシリーズの続編と言っても過言ではない。
発売日は2010年3月18日。現在Amazonやコナミスタイル（特典付き）で予約受付中。

詳細は個別記事へ。

METAL GEAR ARCADE

シリーズ初となるアーケード版。
内容はトレーラーと雑誌などの情報から推測するにMGOをアーケードにしたものらしい。筐体は椅子の様な形で体側部までを覆う形をしている。5.1ch立体音響、3Dモニターと専用メガネによりリアルな世界を体験できるとのこと。また筐体の外見から察するに4人1チームで行動するのがデフォルトらしい。

導入は今年末を予定。e-AMUSEMENT対応。

• 小島プロダクション公式サイト内のE3特設ページ　：　http://www.konami.jp/kojima_pro/e3_2009/jp/
• 同サイト内のgamescom 2009特設ページ　：　http://www.konami.jp/kojima_pro/gc_2009/
• 東京ゲームショウ2009特設ページ　：　http://www.konami.jp/kojima_pro/tgs_2009/index.html（音量注意）

関連項目

• 小島秀夫
• 新川洋司
• スネーク
• 儀式の人
• MGS:無線
• スナッチャー
• めたるぎあまりお