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メタルギア

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曖昧さ回避 この記事はメタルギアシリーズの一作目、及び兵器についての記事です。
シリーズ全体についてはメタルギアシリーズの方に記述があります。

メタルギア(METAL GEAR)とは、コナミデジタルエンタテインメントより発売されているゲーム、及びメタルギアシリーズ・『スナッチャー』に登場する兵器の名前である。

概要

 1987年に発売。ハードはMSX2の他、最近では携帯アプリ版やMGS3に付録として移植されていたりしている。

ステルスゲームと呼ばれる「敵を倒すのではなく、いかに敵に見付からずに進むか」ゲームを一躍世界中に広めた(世界初ではない。最初のステルスゲームは、今ではFPSの元祖と呼ばれるWolfensteinシリーズの一作目『Castle Wolfenstein 』。但し完全なるステルスゲームとすれば当作が世界初)。

兵器としての「メタルギア」

「メタルギア」の名は、東側のロボット工学者、ペトロヴィッチ・マッドナー博士(「スナッチャー」開発計画の中心人物でもある)を中心に開発された、「核搭載重歩行戦車」のコードネームである。ここではMSX版メタルギアに登場した初代メタルギア(TX-55)について触れる。

通常の戦車と異なり、対戦車・対歩兵戦闘は想定されていない。兵器コンセプトとしてはむしろ「核兵器搭載の潜水艦」のほうが任務の性格上、近いものがある。

また2足歩行の採用により戦車よりも高い不整地踏破性(森林地帯や山岳への進入も可能)を持つ。兵装は戦術級核ミサイル発射ポッド一基(2発装填可能)をメインとする。本来陸上の核ミサイル施設・発射基は、各国とも相互の衛星による監視下に置かれるが、メタルギアはそれを困難、ないしは不可能にする存在であり、メタルギアによって戦術核が使用された場合の迎撃や報復攻撃も非常に難しい。
これはメタルギア保有側からすれば、核兵器使用の敷居(心理的抵抗、相互確証破壊のバランス崩壊)を下げ、敵対側からすれば常に核の恐怖に慄き、まともな作戦行動さえも困難になる。よって広島・長崎以来の核兵器の実戦使用を誘発させかねない。そのためメタルギアの完成と大量生産・配備は東西の核による均衡を崩す存在である。

メタルギアシリーズにおけるメタルギア

時系列で言うとmgs3が初出。
グラーニンによる設計思想などはあったが(メタルギアという言葉もグラーニンの物)、同じく核を撃つための兵器シャゴホッドに立場を奪われ凍結された。

その後mgspwにて設計者の友人ヒューイが設計思想を受け継ぎ(他国の機密だったので盗む形で使った)核抑止力のための兵器ピースウォーカーとして開発する。だが開発終了後いきなり核を撃つことをヒューイは知らなかった。
騙されていたことがわかったヒューイはBIGBOSSの部隊に技術班として入隊。
自身の技術で二足歩行兵器を開発、名前をメタルギアZEEKとする。さらにピースウォーカーの核を奪取して搭載。
核搭載二足歩行戦車としてのメタルギアはこれが初。

MG、MG2のメタルギアD2等を経てMGSにてメタルギアREXが開発される。
開発者はヒューイの息子であるオタコン。呪われた家系と言われる所以である。
ソリッドスネークによってリキッドが倒されてからはシャドーモセスに放置されていた。 

MGS2では対メタルギア用メタルギアRAYが登場する。これには核を発射する機能はついていない。
それどころか無人機であり、泳ぐことも可能。後に量産された。 

MGS4にてついに小型メタルギア月光が登場。
市街地戦を想定して造られており、武装はワイヤー、機銃、足による格闘。
装甲車を蹴り飛ばす様なパワーと、二足だけで壁を登れるような繊細さを併せ持つ。

またオセロットは愛国者を倒すためにREXのレールガンと核弾頭を使うためにシャドーモセスに上陸、追って来たスネークとREX対RAYの巨大ロボ戦を繰り広げた。

愛国者のいなくなったライジングリベンジェンスでは月光は兵器として流通し、RAYは巨大な高周波ブレードを搭載した改造を施されているものが登場する。
また、サイボーグ技術が発達したため人間サイズで大型無人機並みのスペックのサイボーグを作ることも可能。
人間自体がメタルギアになったとも言える。 

OPSにもメタルギアRAXAが登場する。
だが歩行機能はおまけでしかも四足歩行、自身をロケットに搭載し、敵国の上から爆撃する兵器でありメタルギアとは程遠いものである。

「スナッチャー」におけるメタルギア

ソリッドスネークによるアウターへブン攻略後、メタルギアのデータは持ち帰られ、長い間隠匿されることになる。

2042年、ネオ・コウベ・シティにある「コナミ・オムニビル」内のメインコンピューター「ガウディ」(このビルだけでなく、ネオコウベ全体の交通システム・上下水道のコントロールなどの都市基盤操作、あるいは市民全員の個人情報など、あらゆるデータの蓄積までもを行っている)のデータの中から、JUNKER(ジャンカー/スナッチャー特捜班)技術チーフの「ハリー・ベンソン」がTX-55のデータを発見。
20世紀末の設計ながら、先進的な発想に基づく設計に感心したハリーは、このコンセプトを兵器としてではなく平和利用しようとする。
TX-55の設計を基に、RUNNER(ランナー/対スナッチャー捜査官)の補助をするサポートロボットとして再設計。外観はTX-55のものを引き継いでいるが、相当に小型化されている。
対スナッチャー用の兵装はまったくなく、テレビ電話式の通信、現場周囲のトラップ捜索、現場遺留品の鑑識、人体スキャン機能(スナッチャー容疑者をスキャニングし、人かどうか判別する機能。ただし人権保護の観点から、被疑者の容疑を固めた上で、裁判所からの「スキャニング令状」の発行がないと出来ない。その際の裁判所との通信もサポートロボが行う。)、セーブ(現場状況記録)機能がある。

TX-55を模したこのミニ・メタルギアは、ギリアン・シード捜査官のサポートロボットとして着任。メタルギアmkIIと名づけられた。愛称は「メタル」。

『MGS4』においてオタコンが作ったものとは直接の関係は無い。
おそらくTX-55以降の『メタルギア』の情報は、2040年代でも完全に隠匿されているものと思われる。

なお、ネオ・コウベには「アウターへブン」と言う名前の、鯨を違法に食べさせる料理店が存在する。客や従業員も覆面のため、各界のVIPが秘密裏に利用していると言う噂もある。

なお、グラディウスリバースで「ガウディ」名義でまさかの登場を果たしている。メタルはスナッチャーの移植先のハードと最終的に合体するネタがあるのだが、こちらではWiiと合体している。

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