妖怪人間ベム

妖怪人間ベムとは、1968年10月7日から1969年3月31日まで放送されたTVアニメである。全26話。

概要

当時から大ヒットを飛ばすほど人気で、アニメとしては異例の最高視聴率28.3%をあげる。

作中で出てくるセリフ「早く人間になりたい！」はインパクトが強く、子供達やメディアの間でたびたび真似されていた。

時にはストーリー中に出てくる「妖怪人間」の方が人間らしく、人間の方が「妖怪」のように醜く描かれる時は見る者の心を動かされる。

1968年制作のアニメだが、テーマ性がハッキリとしていて現在でも全く面白さが色あせていない。人間の生き様や『業』が見事に描かれている。ニコニコチャンネルで毎週１話づつ無料配信しているので興味があればみてみよう。

リメイク作品もたびたび制作されていて、2006年には3度目のアニメ化が放送された。

ストーリー

それは、いつ生まれたのか誰も知らない。
暗い音のない世界で、１つの細胞が分かれて増えていき、３つの生き物が生まれた。
彼らはもちろん人間ではない。また、動物でもない。
だが、その醜い身体の中には正義の血が隠されているのだ。
その生き物……それは、人間になれなかった”妖怪人間”である。

妖怪人間

ベム（声：小林清志）

妖怪人間のリーダー格。杖を使って戦う。おいしいところを持っていく。

ベラ（声：森ひろ子）

妖怪人間の紅一点。左腕に巻いた鞭を使って戦う。高笑いを上げながら登場する姐さん。

ベロ（声：清水マリ）

人間の子供と友達になりがっている。顔は怖いがいいヤツだい！

ニコニコ動画では

フルアニMAXにて第1作が配信されている。1話は無料で、毎週配信される最新話も1週間限定で無料となっている。
ニコニコ動画では何気に突っ込みどころも満載なのでネタアニメとしても楽しまれている。そのためコメントで盛り上がりをみせている。しかし、いくつかの場面がカットされているのが残念。下記DVD-BOXではノーカットという噂もあるが…

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関連項目

• 妖怪
• 1960年代