御神本訓史 単語


ニコニコ動画で御神本訓史の動画を見に行く

ミカモトノリフミ

2.7千文字の記事
これはリビジョン 3160634 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

御神本訓史(みかもと のりふみ、1981年8月25日 - )とは、大井競馬場東京都騎手会所属の騎手である。

大井競馬場小林牧場、三坂盛雄厩舎所属。

概要

1981年8月25日、島根県益田市に生まれる。父である修は益田競馬の騎手・調教師であった。

地方競馬教養センターに騎手課程第69期生として入学。一期上は繁田健一らがいた。

1999年3月末に地方競馬騎手免許取得、父である御神本修厩舎(益田競馬)に所属。4月10日、益田競馬1Rにマンヨウポエムに騎乗しデビュー、結果は5着。同日の6Rにてホウワヒットに騎乗し初勝利を挙げると、4ヶ月後には日本海特別を勝利し重賞初制覇。この年はルーキーイヤーながら461戦で80勝を挙げ益田競馬場リーディング4位と早くも手腕を発揮。

翌2000年には4月1日に当時の最速記録である358日で通算100勝を達成[1]、年間149勝を挙げリーディング1位を獲得し、NAR優秀新人騎手賞、優秀騎手賞、内閣総理大臣杯プロスポーツ大賞新人賞を受賞するなど、2年目にして益田競馬のスタージョッキーとして注目されるようになる。

だが、2002年に益田競馬場が開催休止(事実上の廃止)が決定。一時はJRAへの移籍も噂されたが、9月に大井競馬への移籍が決まった。

大井競馬移籍後も順調に乗鞍を重ねていたが、2003年5月13日大井10R りょうけん座特別にて騎乗していたコアレスレディから落馬、外傷性クモ膜下出血および脳挫傷で一時意識不明という瀕死の重傷を負う。その後は復帰と休養・リハビリを繰り返し、2005年1月にも再び落馬で負傷など不運もあったが6月より本格的に復帰。

2007年にはフジノウェーブで10連勝を記録し、同馬でJBCスプリントを制覇しGⅠ級競走初制覇など乗りに乗っていた。しかし、この辺りから素行不良な面が目立ち始めた(後述)。

2009年に通算1000勝を達成。

2013年には253勝を挙げ南関東リーディングジョッキーとなった。

2015年、調整ルーム内に虚偽の申告で施術師を立ち入らせたとして、40日間の騎乗停止処分。これまでの度重なる不祥事や素行の悪さから、NARは騎手免許更新のための試験を不合格と発表。5月末に騎手免許を失効。6月より騎手免許の再取得を目指し所属していた三坂盛雄厩舎所属の調教厩務員として活動。

2016年に新規騎手免許取得のために試験を受けるも一次試験で不合格。翌2017年に再度試験に挑み合格、4月1日より騎手として再出発。

再出発以降も騎手免許失効以前と同様に南関東のトップジョッキーとして活躍。2019年にはJRAから移籍してきた9歳馬サウンドトゥルーで金盃を、急遽騎乗することになったケイティブレイブで浦和記念を、ブルドックボスでJBCスプリントを制覇するなど重賞や交流重賞などで活躍し、NAR殊勲騎手賞を受賞した。

2021年11月19日に地方通算2500勝を達成。

2023年、ミックファイアの主戦騎手を任され、無敗の南関東三冠馬(羽田盃、東京ダービー、ジャパンダートダービー)へと導いた。

人物・エピソード

騎乗技術の高さから「天才」と呼ばれることもあり、美しい騎乗フォームから約15000回の騎乗で連対率30%を誇るなど高い騎乗技術が光る地方競馬のトップジョッキー。

座右の銘を「天才は1%の才能(ひらめき)と99%の努力である」としており、騎乗センスの高さは自認しつつも、才能より努力を認めてもらいたいとのこと。

思い出に残る馬には益田競馬休止年度に益田優駿をともに制したサントゥールワンの名を挙げている。

勝負服のデザインは「胴赤・白星散らし、そで青・白星散らし」。

愛称は「ミカ」「ミカポン」など。趣味は水泳・スキー・掃除。

武家・華族であった「御神本氏(益田氏)」の末裔でもある。

過去の問題行動

  • 2007年:5月に調整ルームに入らなかったため10日間の騎乗停止、6月に指定タクシーを使用しなかったことにより騎手としての義務を怠ったとして16日間の騎乗停止と謹慎処分。
    • 後に処分が緩和された。
  • 2009年:通算1000勝達成した後日、調整ルームから無断で外出していたことが発覚し10日間の騎乗停止。記念表彰式は中止となった。
    • 処分が開けてからも騎乗を自粛していたが、オファーを受け高知競馬に3ヶ月の期間限定で騎乗。
  • 2014年:4月に調整ルームから無断で外出し6日間の騎乗停止。
  • 2015年:調整ルーム内に複数回外部の人間を立ち入らせたことが発覚し40日間の騎乗停止。

主な騎乗馬

※近年の騎乗馬を中心に記載。ニコニコ大百科の記事のある競走馬は太文字表記。

  • フジノウェーブ(2007年東京シティ盃、マイルグランプリ、JBCスプリント、2008年東京盃、2009年東京シティ盃、2011年・2013年東京スプリング盃)
  • ブルーラッド(2009年東京湾カップ、戸塚記念)
  • ドラゴンシップ(2011年ローレル賞、ハイセイコー記念)
  • ノットオーソリティ(2014年ロジータ記念、東京シンデレラマイル)
  • アピア(2018年習志野きらっとスプリント、2018年・2019年船橋記念)
  • サウンドトゥルー(2019年金盃)
  • ミューチャリー(2018年鎌倉記念、2019年羽田盃、2021年大井記念)
  • ブルドッグボス (2019年JBCスプリント、ゴールドカップ、2020年ゴールドカップ)
  • ケイティブレイブ (2019年浦和記念)
  • キャンドルグラス(2020年・2021年船橋記念)
  • ストライクイーグル(2020年ブリリアントカップ、大井記念)
  • コズミックフォース(2021年勝島王冠)
  • キモンルビー(2022年船橋記念)
  • シャルフジン(2022年雲取賞)
  • ルーチェドーロ(2022年フジノウェーブ記念、笠松グランプリ)
  • スピーディキック(2022年桜花賞【浦和】、東京プリンセス賞、東京シンデレラマイル)
  • ロードゴラッソ(2022年ブリリアントカップ)
  • サーフズアップ(2023年ユングフラウ賞)
  • カイル(2023年金盃)
  • ミックファイア(2023年南関東三冠(羽田盃、東京ダービー、ジャパンダートダービー))

受賞歴

  • NAR優秀新人騎手(2000年)
  • 第33回内閣総理大臣杯プロスポーツ大賞新人賞(2000年)
  • NAR優秀騎手賞(2000、2001年)
  • NAR最優秀賞金収得騎手賞(2013、2014年)
  • NAR殊勲騎手賞(2019年)

関連動画

関連コミュニティ・チャンネル

ニコニコミュニティは2024年8月に終了しました。

関連リンク

関連項目

  • 競馬
  • 地方競馬
  • 大井競馬場
  • 騎手の一覧
  • フジノウェーブ
  • ミューチャリー
  • ミックファイア

脚注

  1. *当時の最速記録は安藤勝己の480日。現在の最速記録は2021年に記録した飛田愛斗の268日。
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/09(火) 08:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/09(火) 08:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP