E5系新幹線電車とは、東北新幹線の次期主力車両である。2010年5月、公募によりこの列車が使用される列車名には「はやぶさ」(東北新幹線最速達列車)の名が与えられた。
東北新幹線ではE5系投入前の時点で200系・E2系・E3系・E4系が運用されていたが、速度が統一されておらず非常時にはダイヤ編成に苦慮していた。この為、新青森駅開業に合わせる形で東北新幹線の高速化を進める事となり、新形式車両が開発された。
この車両は高速試験車両「FASTECH360」で得られたデータを基にして開発されている。
カラーリングは車体上部を「常盤グリーン(トキワグリーン)」、下部を「飛雲ホワイト(ヒウンホワイト)」、帯を「はやてピンク」としている。
車両は10両編成で編成記号は「U」。新青森駅方の10号車は「グランクラス車」となっており、こちらは2011年3月5日からの提供開始となっている。
将来的にはE3系の後継車両であるE6系新幹線電車を併結しての運転も予定されており、2013年春より開始予定。当初のE6系併結速度は300km/hと予定されており、単独及び併結の最高速度が320km/hとなるのは、平成24(2012)年度末をとなっている(宇都宮駅~盛岡駅間)。
※なお「猫耳」は、台車のブレーキ等で対処できることから省略された。
E5系は、在来線直通のE3系以外の東北新幹線運用の車両を置き換える予定で、200系は車齢の関係で廃止となり、E2系及び余剰となるE4系を上越新幹線での運用が検討されているらしいが、JR東日本のプレスリリース等で正式には発表されていない。
なお、2010年12月4日の新青森駅開業がE5系の投入に先行する形で行われる為、E5系投入までの間はE2系「はやて」が新青森駅までを担当する。当初、E5系には愛称が決められておらず、公募が行われた。東北本線の伝統的な特急列車の名前である「はつかり(第1位)」や車体色から「はつね(第2位)」、東北を率直に表す「みちのく(第3位)」などが人気だったが、最速の鳥として「はやぶさ(第7位)」が選ばれた。これにより、ハヤブサをモチーフとしたロゴもあわせて公開された。
2011年3月からE5系は「はやぶさ」として使用されてきたが、2011年10月の体育の日が絡む三連休には上りのみだが臨時「はやて」にも使用されている。また、2011年11月19日からは「はやて・やまびこ」の定期運用に就いており、2012年3月17日のダイヤ改正によりE5系「はやて」や「なすの」が増便される。
※但し、「はやて・やまびこ・なすの」運用の際はE3系「こまち」との関係上、最高速度は275km/hとなっている。
2012年6月1日時点での在籍数はS11編成及びU2~U15編成の計150両。
また、2012年の鉄道ブルーリボン賞を獲得した。
| E5系 初音ミク |
E5系 でっていう |
| 東北・上越・北陸新幹線及び山形・秋田新幹線の車両 |
| 200系 - 400系 - E1系 - E2系 - E3系 - E4系 - E5系 - E6系 - E7系 |
| 東北・上越・北陸新幹線及び山形・秋田新幹線の列車 |
| 東北: はやぶさ - はやて - やまびこ - なすの - あおば 上越・北陸: とき - たにがわ - あさひ - あさま 山形・秋田: つばさ - こまち ※下線付きは現在不使用 |
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最終更新:2025/12/09(火) 00:00
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