POLYSICSとは、日本のニューウェーブ・ロックバンドである。
概要
- そもそもは、ハヤシがアメリカのロックバンドDEVOにあこがれてはじまったバンドである。彼らは初期の頃から一貫してDEVOスピリッツを受け継いできた存在であり、DEVO本人に後継者と認められた日本国内バンドとしては代表例といえるポジションにいる(国内バンドだと他にいるかもしれないので、敢えて唯一ではなく、代表例と記載させてもらう)。
- ライブを始めとしたメディア露出の際の基本スタイルは、目隠し線を模したバイザーに暖色系のつなぎ。一時期はブレザーに眼鏡、ボーイスカウトなどの格好をしていた。オフショットで素顔を晒しているにも拘らず、現在でも列車で移動できるバンドでもある。ハヤシいわく「POLYSICSとBEAT CRUSADERSは意外と平気」。
- 音楽の特徴は、ニューウェーブやテクノを基盤にパンクロックを展開するサウンドが持ち味。時に暴走するバンドサウンドは逆に音楽面において、欠かすことの出来ない要素の一つとなっている。楽曲は大半がハヤシが手がける、またベースのフミ(あるいはハヤシとフミの共作)が手がけるパターンがある。一方でニューウェーブ楽曲以外では原曲レイプと言われても仕方のないカバーやリミックスに定評があり、特にスピッツの「チェリー」カバーは原曲の爽やかさを粉々に打ち砕くキング・クリムゾン風のプログレッシブ・ニューウェーブに仕立て上げた。
- 2010年3月に開催されたPOLYSICS初の武道館ライブをもって初期メンバーであるカヨが卒業。現在は充電期間としてバンドとしての活動を休止しているが、「すぐに戻ってくる」としている。
- 2010年6月28日、ブログにて充電期間終了を宣言。ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2010からヤノ・フミ・ハヤシの3人での活動を再開した。また、7月7日にDVD『BUDOKAN OR DIE!!!! 2010.3.14』をリリースすることも発表された。
- 2010年の活動再開時からカヨ脱退の影響でヤノもフロントに出るようになり、より3人体制で臨む機会が増えていった。2017年10月2日には新メンバー・ナカムラリョウの加入が発表されるも、「活動の中で、自分とバンドの目指すものの差異が次第に無視できないものになり、何度も話し合った末、この結論に至りました」として、2020年4月3日にナカムラは脱退。
メンバー
現メンバー
- ハヤシ (ギター、ボーカル、ヴォコーダー、プログラミング)
バンドのブレイン的存在。いい意味で壊れた男性ヴォーカルは大体この人。たまに、まともに歌うとファンに心配される。ライブでは暑苦しい動きを見せるロッカーらしいパフォーマンスをみせる。たまに、イベントなどでフリーダムなDJとして出没してはその場を沸かせている。そのセンスをまったくバンドに活かさないのは何故だろう。ブログでもやかましい文章を書く。おそらく、バンドで一番エクスクラメーションマークを使ってるのは彼で間違いない。
- フミ (ベース、ボーカル、シンセサイザー)
元々はサポートベーシストだったが、メジャー2ndアルバムから正式メンバーとなる。こちらはステージ上でもイケイケなオヤジギャル(死語)で、結構表情豊か。ブログでも頻繁に酒ネタが登場するほどの酒好き。自宅で酒の肴を作るだけでは満足しなかったのか、ついには居酒屋の名前を英訳したものだけを羅列した曲を作り上げてしまった。
余談だが、DJハヤシによるイベントゲストとして登場してはパフォーマンスを行うという恒例行事もある。
- ヤノ (ドラムス)
2004年に加入した、メンバーの中では一番の新人。こちらもステージ上ではロボ化することが多いが、インタビュー等では普通に喋る。で、ステージ外やスタジオではとにかく弄られまくる(新人だから)。加入当初はプレッシャーのあまり、寝言で奇声を発していた彼だが、今ではこのバンドにおいて欠かせない存在となっている。
コーヒー好きで、ブログでは時折、喫茶店ネタが出てくる。
元メンバー
- カネコ(シンセサイザー)
初期メンバー。Polysixを使用していた。1997年11月に脱退。
- サコ(シンセサイザー、ヴォコーダー、パン投げ)
元POLY-2。初期のPOLYSICSでは「POLY-1」「POLY-2」とコードネーム製であり、その時代のメンバーだった人。
- ハヤシとは幼馴染だった。インディーズ1stアルバムリリース後に脱退。
脱退後はヤング100V等で活動。
- スガイ(ドラムス)
元POLY-4。本人は歌モノをやりたかったがそれがハヤシとの確執となってしまい、『カジャカジャグー』レコーディング後に脱退。
なお、たまにスガイジュンイチとして紹介されていた。
- カヨ (シンセサイザー、ボーカル、ヴォコーダー、リコーダー)
ライブでは無表情に徹し、ハヤシの動きとは対照的に、アンドロイドのような存在である。主にキッチュな声で歌うが、普通の歌唱もできる。ステージを降りると普通にチャーミングな娘さん。その人柄にほのぼのとするファンは多い。ソロデビューも果たしており、こちらも本来の普通さを活かした素朴な作品となっているので、興味がある人は聴いてみることをお勧めする。
バンド初となる武道館ライブをもって「卒業」した。卒業後となる2011年10月21日、POLYSICSメンバーとも面識がある音楽関係者と結婚し、アメリカの永住権を取得して移住することをブログで発表。
- ナカムラリョウ(ギター、シンセサイザー、ボイス)
2017年9月に「THE TOISU!!!!」名義で行われた数本のライブを経て2017年10月2日加入。2001年から2011年まで「throwcurve」にボーカルギターとして在籍。その他にもソロ含めた様々なプロジェクトに参加している。
しかし、『That’s Fantastic!』リリース以降、POLYSICS(特に ハヤシ)の求める方向性、 音楽性が自分とズレていることから2019年12月にメンバーを脱退することをHP上で発表。そして、2020年4月3日に脱退した。その後は普通に観客としてPOLYSICSのライブに訪れるなどしている。
サポートメンバー
- イシマル(ドラムス)
SNAIL RAMPのメンバー。スガイ脱退後~ヤノ加入までの間、サポートメンバーとしてドラムを叩く。
ディスコグラフィー
シングル
- Plus Chicker EP(1999年4月25日)
- Modern(1999年12月15日)
- XCT(2000年4月19日)
- each life each end(2000年6月21日)
- NEW WAVE JACKET(2001年4月25日)
- Baby BIAS(2005年4月27日)
- シーラカンス イズ アンドロイド(2005年8月17日)
- Electric Surfin' Go Go(2006年6月21日)
- You-You-You(2006年10月25日)
- Catch On Everywhere(2007年1月31日)
- Rocket(2007年11月21日)
- Pretty Good(2008年3月19日)
- Shout Aloud!/Beat Flash(2009年3月11日)
- Young OH! OH!(2009年6月17日)
- Lucky Star(2012年8月22日)
- Everybody Say No(2012年10月24日)
- 走れ! with ヤマサキセイヤ(キュウソネコカミ)(2021年2月24日)
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アルバム
- 1st P(1999年2月25日)
- A・D・S・R・M!(1999年10月22日)
- NEU(2000年9月20日)
- ENO(2001年6月6日)
- FOR YOUNG ELECTRIC POP(2002年7月24日)
- National P(2003年10月29日)
- Now is the time!(2005年10月19日)
- KARATE HOUSE(2007年2月28日)
- We ate the machine(2008年4月23日)
- Absolute POLYSICS(2009年9月16日)
- Oh!No!It's Heavy Polysick!!!(2011年3月9日)
- Weeeeeeeeee!!!(2012年12月5日)
- ACTION!!!(2014年1月15日)
- What's This???(2016年3月2日)
- That's Fantastic!(2017年11月29日 )
- In The Sync(2019年10月9日)
ミニアルバム
- LO-BITS(2002年4月24日)
- カジャカジャグー(2003年5月21日)
- eee-P!!!(2010年12月8日)
- MEGA OVER DRIVE(2013年10月1日)
- HEN 愛 LET'S GO!(2015年3月25日)
- HEN 愛 LET'S GO! 2 〜ウルトラ怪獣総進撃〜(2015年7月8日)
その他アルバム
- LIVE IN JAPAN/6-D(2000年2月25日)
- POLYSICS OR DIE!!!!(2004年5月19日)
- We ate the show!!(2008年10月29日)
- BESTOISU!!!!(2010年1月13日)
- 15th P(2012年2月29日)
- Replay!(2017年2月22日)
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関連動画
関連商品
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外部リンク
関連項目
- DEVO
- ニューウェーブ
- 原曲レイプ
- KUROSICS
- ミュージシャン一覧