動画中のテキスト全文
・はじめに
ノエルの必殺技「フラッシュハイダー(以下ハイダー)」は、相手がダウン状態になった場合に出すことのできる技です。
ダウン状態にさせる技には、投げ・3C・マズルフリッター(以下マズル)・J4DおよびJD(空中ヒットのみ)があります。
この動画では、ハイダーを絡めた一部コンボに関する解説をしています。
備考
今回、コマンドの入力履歴を表示するようにしました。無駄な入力もありますが、参考になれば幸いです。
アーケードコントローラーでの解説動画なので、パッド操作でのハイダーコンについては考慮していません
ボタン配置はA落ちでやっています。
・目次
1 フラッシュハイダーについて
2 ハイダーのdcを絡めたコンボパーツについて
3 ハイダーループ
4 実際のコンボに関するあれこれ
1 フラッシュハイダーについて
ハイダーの長所として、「緩い乗算補正」が挙げられます。具体的には
Bハイダー:99%、ダメージ300
Cハイダー:80%、ダメージ300(ただし一回目はボーナス補正により96%)
といった数字になっています。
(参考)
6A:84%、ダメージ550
6C:92%、ダメージ450
オプティックバレル(以下オプ):85%、ダメージ650
Bハイダーを多く入れることができれば、補正もかかりにくく、ダメージアップに繋がることが分かると思います。
また、ハイダーにはダッシュキャンセル(以下dc)が備わっており、
これはハイダーが「相手にヒットしていなくても」dcが可能となっています(その状況があるかどうかはともかく)。
(備考)
dcは、技の硬直中に66と入力することで硬直をキャンセルし、一定距離をダッシュする技のようなものと思ってください。
dcは、ほとんどがCハイダーに対して使われます。
さて、このdcをどのように使うのかといえば、
マズル>2B>6C>22B>22BBBC>dc>6C
このように、通常のダッシュでは届かないような距離を詰め、コンボへ繋げる役割を担っています。
さらに、Bハイダーは空中の相手にヒットした場合、相手を地面に叩きつける効果を持っており、
この際僅かですがバウンドをします。この瞬間、一部キャラ(後述)以外では6Cが繋がるため、
マズル>2B>6C>22B>22BBBC>dc>6C>22B>6C>22B>6C~
というように、(6C>22B)*nのループが成立します。これを「ハイダーループ」と呼びます。
このバウンド状態に6Cを当てて浮かせているので、逆に言えば6Cが遅いと当たりません。
例外はレイチェルです。このキャラのみ、完全ダウン状態(仰向け)に6Cが当たります。
また、6Cよりも下方向に攻撃判定のある6Aや2B、2Aを利用した妥協(安定)コンボもあり、
のようなルートもあります。これらの補正はそこそこなので、ダメージは落ちます。
以上を踏まえて、次に行きます。
まず、dcのタイミングを掴むことから始めましょう。
細かいことは省いてコマンドだけを書くと、以下のようになります。
C66の部分は最速を意識。Cハイダーが当たったのを見てから66では間に合いません。
入力履歴ではBが一回多いですが、私はBを連打し、ハイダーの当たり具合を見てからC66と入力しています。
dcの終わるタイミングを覚えることも大事です。
さて、dc後は6Cを当てるわけですが、この6Cはディレイを掛けると良いです。
これは、6C後に22BやJD、5Dなどを入れるにしても、6Cを当てた位置が低いとその後の攻撃が繋げやすいからです。
Cハイダーの受身不能時間は長いので、落ち着いて6Cを入力しましょう。
備考:コンボによっては、dcからさらにダッシュして6Cを入れるものもあります。
また、dcは中距離で3Cを差し込んだ時にも役立ちます。
そのような状況はあまりないですが、覚えておくといいでしょう。
3 ハイダーループ
こちらは、テイガーもしくはヴァルケンを相手に練習を始めたほうがいいでしょう。
両キャラとも、ある程度6Cがめり込んでもその後のBハイダーが入りやすいです。
(この距離調整については、前作CSノエルのハイダーループ解説動画で触れています)
このBハイダーから直接6Cを当て、さらにBハイダーへ繋げるループが純正のハイダーループです。
この純正ループはキャラ限定であり、以下のキャラが対応していると言われています。
レイチェル ハクメン テイガー タオカカ ヴァルケン
ラグナ ミュー カルル ツバキ マコト
上段は比較的簡単に、下段はやや細かい距離調整が必要となります。
各キャラの距離調整の難易度が、各キャラに対するハイダーループの難易度と直接関わっています。
この純正ループを三回までできるのが以下のキャラと言われています。
対応していないのが以下の三キャラと言われています。
プラチナ(22B>6Cが一度だけ入る)
ノエル ラムダ(22B>6Cが当たらない)
今回は、ヴァルケンを例に挙げて説明します。
まず最初にコンボ例から。
マズル>2B>(6C>22B)*10>6C>hjc>JD>6D>5D>5C>6B>BT
ダメージ4553 ゲージ59%回収
32ヒット
ヴァルケン相手なら、比較的簡単にハイダーループができます。
何をしているか、おおざっぱな説明をします。
① 一度目のBハイダー(マズル>2B>6C>「22B」)はディレイをかけます。
② Bハイダー後、相手との距離が離れている。
→微ダッシュ6Cから、最速でBハイダーを入力する。
③ Bハイダー後、相手との距離が近い。
→その場6Cから、最速でBハイダーを入力する。
①から始まり、②または③の繰り返しです。
②③は、その時の状況に応じて使い分けます。
③については、相手との距離が近い状態でダッシュ6Cをすると相手にめり込み、
その後のBハイダーが当たらないからです。
さて、実際には妥協ルートもありますので、そちらも紹介します。
マズル>2B>6C>22B>(6A>6C>22B)*3>6A>6C>hjc>JD>6D>5D>5C>6B>BT
ダメージ3940 ゲージ49%回収
24ヒット
6Aは6Cと比べて下まで攻撃判定があるので、直接6Cを当てるよりも簡単に繋がります。
しかし6Aの補正はそれなりなので、ループ数およびダメージが減ります。
4 実際のコンボに関するあれこれ
実際にハイダーを絡めたコンボに行ける始動は、6B、画面端投げ、および各種Dになると思います。
また、ハイダーループ前に「~22BBBC>dc>6C~」とハイダーを連射するとコンボダメージが上がります。
個人的ハイダーコン難易度(ループ、その他つなぎ含む)
低 テイガー ヴァルケン ハクメン レイチェル
↑ ラグナ ミュー タオカカ カルル
│ ジン マコト アラクネ ハザマ
↓ ツバキ バング ライチ
高 プラチナ ラムダ ノエル
これらを踏まえて、(ほぼ)全キャラに対応する、それなりの火力の妥協コンボを紹介してこの動画を終わります。
最大コンや魅せコンは、他の投稿者さんの動画を参照してください。
①6B始動中央
6B>6C>2C>3C>22BBBC>dc>6C>22B>6A>6C>hjc>JD>6D>5D>5C>6B>BT
ダメージ3330 ゲージ44%回収
注意するべきは、dc後の6Cおよび22Bです。
6Cにディレイをかけ、ハイダーを最速入力して持続当てにすることで、その後の6Aを繋げやすくします。
今作では6Bの補正がきついため、6Bヒット確認から直接3Cに繋げる必要はあまりありません。
(ハイダーループの簡単なキャラならば、その限りではありませんが)
6Bヒット時のみに出る6Cを入れ込んで、簡単にコンボをするのがおすすめです。
また、dc後にハイダーループを入れるとすると、3回ループが可能です。
その場合、ダメージは300ほどプラス。
②2D始動中央
2D>5A>2D>6A>6C>マズル>2B>6C>22B>22BBBC>dc>6C>22B>6A>6C>hjc>JD>6D>5D>5C>6B>BT
ダメージ4965 ゲージ55%回収
2Dから5Aとしているのは、2Dがガードされていた場合に割り込まれ「にくい」ようにするためです。
マズル後は相手との距離が毎回一定になるので、各キャラでマズル後のハイダー(ループ)コンボを練習するといいでしょう。
③画面端投げ
投げ>22BBBBBBBBBC>dc>6C(2)>6C>hjc>JD>6D>6B>5D>5C>BT
ダメージ3861 ゲージ46%回収
Bハイダーは、ダウンしている相手の端ぎりぎりになるまで連射し、Cハイダーへ移行するといいでしょう。
投げ>6A>6C(2)>6C>22B>22BBBBBBBC>dc>6C>hjc>JD>6D>6B>5D>5C>BT
ダメージ3825 ゲージ50%回収
少しだけ難しいですが、このようなルートもあります。
こちらはゲージを50%回収するので、確実にフェンリルへ繋げることができます。
その場合、ダメージは5000を超えます。
以上でフラッシュハイダーに関する解説動画を終わります。
ハイダーコン、特にハイダーループは全キャラでコツというものがあり、また始動別に最大ループ回数も違います。
そのため、個人個人で様々なやり方があります。トレモで練習あるのみです。
マズルからのハイダー繋ぎに関するあれこれ
マズルからのハイダー繋ぎは、基本的に「マズル>2B>6C>22B」です。
しかし、実際にはその繋ぎの入らないキャラ、それよりも良い繋ぎの入るキャラもいます。
ここに、その簡単なまとめを載せます。
[備考]
「BT>FR対応」と記述してあるキャラは、画面中央でBT〆をした後、スライドダウン中の相手にFRが繋がります。
22B>6Cのつなぎにほぼ猶予なし
22B>6A>6Cのつなぎをつかうべき
MF>2B>6C>22B>22BBBC>dc>6C>22B>6A>6C
・ジン
→MF>2B>6C>投げスカ>6C>22Bの必要あり
MF>2B>6C>投げスカ>6C>22B>22BBC>dc>6C>22B>6A>6C
BT>FR対応
22B>22B>6C>22B>22Bがつながる(このとき6C>2Bは最速)
最もハイダー当てが簡単なので練習に
MF>2B>6C>22B>(微歩き6C>22B>微ダッシュ6C>22B)*n
BT>FR対応
22B>6A>6Cが入りにくいため、安定させるなら22B>2B>6Cで
MF>2B>6C>22B>22BBBC>dc>6C>22B>6C(>22B>2B>6C)
このつなぎだと、dc後の22B>6Cが安定して入る
MF>2B>6C>22B>22BBBCだと最後のCが入らない
MF>2B>6C>22B>22BBCとする
MF>2B>6C>22B>22BBC>dc>6C>22B>6A>6C
BT>FR対応
ループ部分のタイミングがシビア
MF>2B>6C>22B>22BBBC>dc>6C>22B>6A>6C
高く浮くのでBハイダーがあたりにくい?
BT>FR対応
ハイダーループは簡単
MF>2B>6C>22B>22BBBCだと最後のCが入らない
MF>2B>6C>22B>22BBCとする
22B>6Cは入りやすい
MF>2B>6C>22B>22BBC>dc>6C>22B>6C>22B>6A>6C
MF>6A>6C>22B>22BC>dc>6C>22B>6A>6C
BT>FR対応
・ツバキ
→MF>2B>6C>投げスカ>6C>22Bの必要あり
MF>2A>6C>22Bで投げスカの必要なし
MF>2B>6C>投げスカ>6C>22B>22BBC>dc>6C>22B>6C(>22B>6C)
dcからの22B>6Cが入りやすい
BT>FR対応
ループ部分のタイミングがシビア
MF>2B>6C>22B>22BBBC>dc>6C>22B>6A>6C
BT>FR対応
・ラムダ
→MF>2B>6C>投げスカ>6C>22Bの必要あり
22B>6Cが入らない
MF>2B>6C>投げスカ>6C>22B>22BBC>dc>6C>22B>2B>6C
22B>6Aも安定しないので、22B>2Bとする
ハイダーループが簡単だが、ミスをすると最も簡単に死が見える(GETB)
MF>2B>6C>22B>22BBBC>dc>(6C>22B)*3>6C
BT>FR対応
ループ部分のタイミングがシビア
MF>2B>6C>22B>22BBBC>dc>6C>22B>6A>6C
Bハイダーが近くても当たり、6A>6Cに繋げやすい
ハイダーループは簡単な部類
MF>6A>6C>22B>6C>22B>22BBC>dc>6C>22B>6A>6C
BT>FR対応
・ノエル
→MF>2B>6C>22Bはつながるが、その後の状況が良くない
22B>6Cが入らない
22B>6A拾いも安定しない
MF>2B>6C>投げスカ>6C>22Bがその後コンボしやすい
MF>2B>6C>投げスカ>6C>22B>22BBC>dc>6C>22B>2B>6C
BT>FR対応
ループ部分のタイミングがシビア
MF>2B>6C>22B>22BBBC>dc>6C>22B>6A>6C
・マコト
→MF>2B>6C>投げスカ>6C>22Bの必要あり
MF>2A>6C>投げスカ>6C>22B>22BBC>dc>6C(>22B>2B>6C)
dc後、6Cの先端を当てないとハイダーが当たらない
安定重視ならdc>6CからJDへ
BT>FR対応
22B>6C拾い難しい
MF>2B>6C>22B>22BBBC>dc>6C>22B>6A>6C
ハイダーループは簡単な部類
MF>6A>6C>22B>6C>22B>22BBC>dc>6C>22B>6A>6C
BT>FR対応
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