ジキルとは、じょるじん(暗黒童話P)による3作目のVOCALOIDオリジナル曲である。
概要
2011年6月1日にじょるじん(暗黒童話P)氏により投稿された楽曲。作詞作曲は同氏であり、PV動画作成は同氏の他の楽曲も担当している友人である。使用されているVOCALOIDは初音ミクと巡音ルカ。タグは混同を防ぐため「ジキル(暗黒童話P)」が用いられる。
この楽曲は、イギリスの作家ロバート・ルイス・スティーブソンの小説「ジキル博士とハイド氏(の奇妙な物語)」が題材となっている。そのため歌詞はジキル博士のハイド氏を認めたくない心情と、ジキル博士に認めてもらいたいハイド氏の感情が描かれている。
PV動画に出てくるミクとルカの容姿や行動から見るに、
ジキル博士…初音ミク ハイド氏…巡音ルカ
であると思われる。
歌詞
奇麗だね 花びら数えた世界を 君と映す。
一人博士と目覚めた僕
アイキルユー 前からそう、
伝えた方、言われた方、咎める人らの行く末どう、
灯した蝋、灯した目、五体を授かる前からそう、
伝える業、犯した手、殺めた人らの末路はどう、
哀れな憎、壊れる想、転生理念って聞こえるの、
言葉はもう、いらないの、完全離別の僕らはそう、
血塗られた、人格に、針糸通した目覚めるな、
何を言う、認めるな、その手のナイフで何をした、
笑わせる、狂わせる、鏡の世界か?
さぁ、帰らず祖国我見る。
見つけてください、存在その他あらゆる肉塊、私の体を。
見つけてください、水面に移った揺れても確かな、私の体を。
答えてください、閉ざした素顔に、閉ざした心に、私の嘆きに。
絶えず震える小さな殻夢見た螺旋花々、
答えてください、ここはどこなのか、足元転がる、私の嘆きに。
話してください、動いた列車の、その先私は、どこに辿り着く。
話してください、窓から見えてる景色に私は、何を感じるの。
認めてください、貴方の中から、生まれた私を。憎悪の産物。
少女をそっと抱き上げて髪を撫で。
光の中駈け出そうよ一緒に、僕はこんなに輝いているんだから。
その生きる強い意志、抗うの。
どうして世界はこんなにも輝いて煌めいて、
映した瞳と矛の先、向けた先、この心臓、握って
強く花瓶に添える。
さぁ、帰ろう。祖国彼見る。
見つけてください、存在その他あらゆる肉塊、私の体を。
見つけてください、水面に移った揺れても確かな、私の体を。
答えてください、閉ざした素顔に、閉ざした心に、私の嘆きに。
跡形もなく割れた殻を。
答えてください、ここはどこなのか、足元転がる、私の嘆きに。
話してください、動いた列車の、その先私は、どこに辿り着く。
息せず、眠る少女の
話してください、窓から見えてる景色に私は、何を感じるの。
認めてください、貴方の中から、生まれた私を。憎悪の産物。
身包み剥ぎ取り忘却の中へ。
光の中駈け出そうよ一緒に、僕はこんなに輝いているんだから。
奇麗だね。(キレイだね。)
花びら(はなびら) 数えた(かぞえた) 世界を(セカイを)
君(キミ)と映す。
その生きる強い意志、抗うの。
どうして世界はこんなにも輝いて煌めいて、
映した瞳と矛の先、向けた先、この心臓、握って
強く花瓶に添え
その姿、似つかわず、長い髪、緑と桃色
別人の声を持ち、別人の体格、肌の色
行きたいの?やりたいの?
目覚めたらどちらの僕がいる?
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関連項目
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