【初音ミク(40㍍)】 パラメタ 【オリジナル】動画

頭の悪い俺は解釈うんぬんより「考えるな、感じろ」だな。

サビの盛り上がりがひたすらに好き。

カラオケ入ってねえのかぁ・・・

フィリップ・K・ディックの「流れよ我が涙、と警官は言った」へのオマージュかね？
読んですぐこの曲聴いたから不思議とリンクした

自分が思うに、この歌に出てくる「パラメータ」ってのは、自分に関係するすべての事柄のことじゃないかな。会社とか家族とか、自分を自分たらしめる理由や要因。所属って言った方が分かりやすいかな。

そして、そんな「自分を自分と証明する事柄」を追いかけて生きてるうちに、自分の未来の決定権が「自分を自分と証明する事柄」に縛られてしまっていることに気付く。会社の都合、家族の都合、恋人の都合、仲間の都合……。

しかもそれらの事柄は簡単に消えていく。
いくら自分が立ち止まったとしても、構わず未来へと進んでいく。

具体的な「世界」との抽象的な「繋がり」で自分は形作られている。……みたいな？

そして最後の「今を決める権限を支配している僕」っていうのは、たぶん「自分自身」というパラメータじゃないかな。
一番最後に残る「自分を自分たらしめる要因」

(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック！)

私はこう解釈します。

もし仮に、自分のパラメータ(経歴や職業etc...)がなくなってしまったら、自分という存在はどうなってしまうのか。
勉強勉強・・・仕事仕事・・・と考えてきた自分には味気ない無個性な生活しか残っていなかった。

テレビを眺めているのは、テレビ越しに世界は他人事と思っているのを表す。
ただ、その世界は自分と違って美しく色づいていた。

外は数字(数字は成果の事か？)だらけ。自分をなくして振り返ってみると、数字に振り回され、
自分の好きなようには生きられなかった自分に気が付いた。。。

１番の歌詞はこんなところだろうと思います。

「明日を選ぶ権限でさえも」の「権限でさえも」のとこがアルデンテに聞こえるのは俺だけじゃないはず

SNSに依存してる人がそれをやめる歌かと思ってた。
しかし40㍍Pさんは本当に多才だなー。パラメタの絵かっこいい！

コメントにもあったけどなんとなく村上春樹っぽいね
淡々として、それでいて抗えないものというか、特定の誰かではなく、誰もが誰もかに支配されている、支配している人もないかに支配にされている、そんな表現しきれないモヤモヤとしたものを表現しようとしているというか、そんなものを感じる

ボカロの調声データが消えて「やってられるか」と思う。
だが音楽活動によって生かされているのは自分だけではなく、その影響は家族や仲間にまで及ぶ。だから好きでも嫌いでも義務として作り続けなければならない。
音楽家として再生数（とデータ）を追い求めることに辟易しているが、辞められない立場になっていた。

狭い部屋の絵なのが哀愁ただよう。

直後の投稿楽曲からが家族へ向けたものなので、これはもしかすると自分という個人への手向けなのかも。