- SNSとは、ソーシャルネットワーキングサービスの略称である。当記事で解説する。
- 戦わないアイドルユニット「Tomato n' Pine」の楽曲「そして寝る間もなくソリチュード」の略称である。
曲の間奏では『SNS、SNS』と連呼する場面があり、大変盛り上がる曲となっている(クリックで再生)。 - くろば・U作の漫画・アニメ「ステラのまほう」の舞台である、同人ゲームを作る部活の略称。正式名称は「死んだ魚の目日照不足シャトルラン部」。
概要
和訳の如く、社会的(ソーシャル)なネットワークの構築は現実でもおこなえるが、これを仮想空間であるインターネットを介して構築するサービスを指す。
容易に全世界に発信しやすく、意見発信や交換、情報収集、宣伝、事象の紹介まで様々な用途がある。
企業や団体組織、アニメ・漫画・ゲーム、有名人、市町村・自治体が行っている例も非常に多い。
かつてはパソコンが用いられる場合が多かったものの、現在においてはどこでも高画質の写真・動画が撮影できネットも繋がる携帯電話・スマートフォンが普及したことから、国や地域を問わず多くの人々が利用・閲覧・投稿し続けている。
- 話題・ブーム・時事ネタ・季節・イベントなども反映されやすい。
- 文章、画像(写真・イラスト)、動画、音楽、PVなど表現の幅も広い。
- 運やアイデア、発想次第では一般人であっても一躍有名人・時の人になることも。
- 地域・業界や戦地など現状の発信・周知に用いられる場合もある。
反面、日本中・世界中に発信してしまうことから盛大な自爆と炎上となったり、情報を混乱させる致命的なトラブルにもなりうる。(後述)
種類
社会的なつながりとして必要な「コミュニケーション」を有するもの、であるならここ「ニコニコ大百科」の掲示板を始めとした掲示板類、またはコメント機能が実装されたブログなどもこれに含まれる。
SNSという言葉が定着してからは、一般的に、Facebook、mixi、google+といったツールを介した登録制サービスの事を指す。
Twitterに関してはSNSの1つとされることが多いが、ミニブログの要素も合わせているため、厳密には異なるものとされる。
Pixiv、deviantart、ニコニコ静画といったイラスト中心のサイトも、不特定多数と交流することからSNSの範疇である。
企業による運営が多いが、サーバとOpenPNEなどがあれば個人でも運営することは可能。
ニコニコ動画もニコニコミュニティについで各ユーザーのプロフィールを公開するようになり、SNS色を強めてきている。
問題
ただしSNSサービスに限らず、ノリで悪事を投稿し派手に炎上・自爆といった事例も事欠かない。
上手く使えば多くの人々を楽しませ笑わせ大きな話題となるが、その真逆もありうる。個人が特定されたり、ネットに残り続けるといったリスクも忘れずに。悪い意味で有名となってしまい、退学、内定取り消し、他社でも雇ってもらえない事例もある。
「なんか楽しいから」と悪ノリばかりの連中と一緒にいれば、犯罪・迷惑系やバイトテロ等を投稿し炎上した際に巻き添えを食らう危険性もある。
単純にSNSに夢中になって歩きスマホし、大事故になるパターンもある。
「私のSNSをもっと見てくれ!」と言っても不特定多数に発信している以上、見てくれるのが好意的な人、肯定的な人、悪意を持たない人だけ…とは限らないし、単純に見られていない場合も多い。
顔が見えず、他のイケメン画像などをネットから拾ってくれば偽造も容易である。未成年の女の子に高学歴のイケメンな優しい相手を装って近づく性犯罪なども起きている。(この辺りはインターネット全般に通じるものであるが…)うまい話はないものである。
市町村・企業・政治家のSNSなど、問題発言で謝罪に追い込まれることもある。(不祥事)企業や組織そのものにダメージが飛んでくるため、投稿内容を確認する人間がいなかったり、普段から周囲にヘコヘコ忖度されていると危険度は上がる。
もちろん、一度インターネット上に出た情報は消えないため、ちょっと恥ずかしい姿の黒歴史で済めばまだマシで、自身のした悪事も残ってしまう。一生消えないことからデジタルタトゥーとも呼ばれる。
偽装も容易
必ずしも本人しか本人登録できない訳ではないため、SNSを利用していない他者になりすまして偽者が悪事を行う、情報操作を行ったり賞賛を得ようとする場合もある。
文章だけなら何とでも書けてしまうため、犯罪予告・殺人予告、デマといった嘘情報を流すのも容易く、なんとなく気軽な気持ちでデマ拡散に参加して一緒に訴えられる場合もある。
(例)この企業名はあの事件の犯人と同じ苗字…つまり親族に違いない!みんなで抗議しようぜ![1]
2023年後半からは広告収入を目的としたインプレゾンビなどが湧き始め、有用な情報が流されるといった問題も起きている。
バズらない
その他、内容が大問題にならなくとも…
日本中の皆と同じ日常や思いつく内容を投稿していていても真新しさはない。
投稿が同様の内容に埋もれてしまい、必然的に見られる可能性はゼロに近づいてしまう。
バズらない、反応がないなど無駄な精神ダメージを受けて思い悩んだり。逆に見ない見られない事にキレる、コレジャナイと不満をぶちまける場合もある。その不満すらも見られないし見ていない。
そもそも普通の人が意味もなく突然バズることはほぼ不可能である。
思い当たる節があればSNSから少し離れてみたり、知識・情報を集め、アイデア・ネタ・センス・企画を練ってみよう。画像であるイラストなどを練習してみると汎用性は上がる。
→ バズる
特定されるリスク
スマホのカメラであっても詳細な写真が撮れてしまうことから、周囲の環境によっては位置・住所や個人、周囲の情を特定されやすく、仕事場などでうかつに用いれば情報漏洩や情報管理の甘さが指摘される場合もある。
変な意地やプライド、視聴閲覧数、インスタ映えやリツイート、いいね!に気を取られ、承認欲求モンスターとなって自身や近辺の情報を闇雲に投稿しまくると、特定される危険性は跳ね上がる。
情報の組み合わせ
SNSに投稿した文章・写真・動画といった「情報の断片」を組み合わせ、個人情報を特定する手口もある。特定に有力な情報を投稿すればするほど相手の命中精度が上昇してしまうが、その有力な情報を自分から積極的に上げているのが原因という悲しいパターンもある。
餌を利用するもの
玄関や通学/通勤経路に意図的に珍しいもの(餌)を置き
SNSに反応させることで個人とアカウントを紐づけしたり、前者の決定打とするものもある。
→ 玄関にクワガタ
主なSNS
サービス終了
少し似ているもの
SMS(Short Message Service)
携帯電話・スマホ等において、メッセージのやり取りを主としたもの。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
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脚注
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