『Atoms』とは、2010年3月1日に投稿された、ヘブンズP作詞作曲の初音ミクオリジナル曲である。
概要
ヘブンズPの通算5作目となるVOCALOIDオリジナル曲。
本人曰く「聴く人によって色んな解釈が出来そうな感じ」の楽曲である。
今年は頑張ろうという意気込みの現れVOCALOID5作目。
Imitationの少し前の時代のお話です。
テーマの重さをシンプル且つ爽快に中和してみました。
何が正しいとか、何が悪いとかを問うつもりはありません。
"彼(彼女)"が感情を表現したなら、こういう事かな、という曲です。
歌詞
Lyrics | ヘブンズP |
Music | ヘブンズP |
Movie | ke-sanβ |
Vocal | 初音ミク |
初めからこんな為に 生まれたんじゃない
僕の存在価値は
掲げ合う理想を笑って
歪んだ感情で
ボクを持て囃して 利用してるんだ
広げられた常識や 理屈は透過した
まるで最小構成で出来た 飛び交う原子のように
砕かれたボクのココロは 涙さえも蒸発して
溢れ出す連鎖反応を 止め処なく垂れ流してくだけ
時には抑制され過ぎて 自由さえも失っていく
誰に委ねた理由もない ボクの人生だったのに
築かれた知識は 可能性を押し曲げた
グルグル回る矛盾だらけの 科学のココロのように
崩れ去るボクのカラダの 目の前で消え去っていく
守りたいはずのキミさえ いつも傷つけてしまうばかり
憐れだと泣き叫んでも 投げ出して逃げたくても
行く当ても無い こんなボクはどうすればいいの?
グラグラしてるんだ この狭い足元は
語り合ったって なんにも変わらなくて
だからどうか 止めてよ 動きだしたロケットを
理性が 無くなる その前に
砕かれたボクのココロから 無数のトゲが飛び出してく
どうしようもなく綺麗な 放射線を描き出しながら
抱えてたユメのカケラを ひとつずつ溢しながら
もうボクなんて いないほうがいいと思ったんだ
いないほうがいいと思ったんだ
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