肉体言語とは、拳や身体のぶつかり合いによって使われる言語。言語なのにノンバーバルコミュニケーションである。
概要
本来は左翼系の学生運動用語のひとつ。討論会などでの議論がgdgdになってまとまらず、乱闘騒ぎに発展したときの状況を形容したさまを指す用語であった。(※この説以外では、海外のボディランゲージをそのまま日本語訳しただけとの説もある)
学生運動が下火となり、この用語も使われなくなって久しかったが、漫画およびそれを原作とするアニメ「大魔法峠」にて突如復活をはたすことになる。ただし語義はだいぶんに異なったかたちで・・・
大魔法峠における肉体言語
大魔法峠における肉体言語は本作品のメインテーマ。OPテーマ曲で「生き残るすべはただひとつ 肉 体 言 語 ♪」と謳われるように、主人公の田中ぷにえは全身の柔軟性を用いたサブミッション(関節技)をもっとも得意とする魔法少女であり、交友関係・トラブル・敵との戦いを己が肉体をもってして粉砕解決していく。
言葉で分り合えないなら拳で分り合えば良いじゃない
ここから転じて、主人公が決して分かり合えないライバルと力でもって語るときにも使われる。100の言葉より1つの暴力ということであろう。敵に対してこの言葉を用いて語りかけると、勝敗いかんで仲間や味方になってくれることもある。ただし大魔法峠の場合はほとんど病院送りである。
例外
肉体言語とは肉体を使って相手と対話する言葉だが、弱虫ペダルの泉田塔一郎は自分の肉体と直接会話できる。
痛々しい妄想と一蹴する奴が現れそうなスキルだが、実際に自身のモチベーションを会話を通して把握しているようで、筋肉との接触を渇望する岸神小鞠もこのスキルに目をつけている。
関連項目
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