ダンダダンダンダダンダンダダンダンダダン
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オトノケとは、Creepy Nutsの楽曲であり、テレビアニメ『ダンダダン』のオープニング主題歌である。
概要
前作『Bling-Bang-Bang-Born』の世界的な大ヒットで知られるCreepy Nutsの16th配信シングルであり、4thCDシングル。2024年10月4日に配信が開始し、同年12月11日にシングルCDが発売。
本曲について、Creepy NutsのDJ担当であり、作曲を担当したDJ松永は「『この世界に無い曲作ったぞ』と思えた時が、曲作りにもっとも手ごたえを感じる瞬間なのですが、オトノケは正しくそれです!作れて良かった」と語っている。
音楽の作り手と聞き手という関係性を、怪異や霊が人に憑依する時”痛みや悲しみに共鳴して結び着く”という「ダンダダン」の世界観に落とし込み、心の穴を音楽が埋める充足感を表現した楽曲。ジャージー・クラブのビートに乗せて放たれるR-指定のラップによって疾走感溢れるビートを取り入れながら、メロディックで情緒的なフックが印象深いDJ松永によるトラックの上で、R-指定の変幻自在なラップとメロウなボーカルが駆ける文字通り耳に取り憑いて離れないアッパーチューンに仕上がっている。
歌詞の韻のほとんどを作品タイトルの『ダンダダン』で踏んでおり、歌詞の世界観もアニメのテーマである都市伝説や怪奇現象、オカルトの要素をふんだんに盛り込んだ独特なものとなっており、ファンの間では歌詞についての考察で盛り上がっている。
歌詞の中にある「貞ちゃん伽椰ちゃん」は、『リング』の貞子と『呪怨』の伽椰子を指しており、「4時44分」は『学校の怪談』で登場する不吉なことが起こるとされる時間。「四尺四寸四分様」のフレーズは、2ちゃんねるのオカルトスレッドで広まった八尺様を指している。「お憑かれさまやん」はこれも2ちゃんねるのオカルトスレッドの投稿者がある画像URLをアップし、その画像を見たユーザーを救うために書き込まれた供養方法の最後に記された「おつかれさま」という言葉から取られている。繰り返される「ハイレタ」は、2ちゃんのオカルトスレッドに寄せられた怪異「ヤマノケ」に由来。また2番の歌詞である「こーゆーことかよシャマラン」は、ホラー映画の巨匠であるM・ナイト・シャマラン監督の名前になっている。
2番の歌詞には、新旧のジャンプ作品を思わせるフレーズが登場しており、「鬼とチャンバラ」は『鬼滅の刃』、「the lyrical chainsaw massacre(叙情的なチェーンソー虐殺)」は『チェンソーマン』、「渡る大海原」は『ONEPIECE』、「祓いたいのなら」は『呪術廻戦』を連想させる。
この他にも「鼻歌singin' sha-la-la」は『NARUTO』、「祓いたいのなら末代までの札束」は『呪術廻戦』、「誰が開いたか禁后(パンドラ)」は『遊戯王』、「何百年待ったか超久しぶりの娑婆だ」は『ジョジョの奇妙な冒険』のディオ・ブランドーだという意見もある。
楽曲のMVは、楽曲のダークな雰囲気を斬新な映像技法で表現しており、ビートとシンクロして無数に現れるCreepy Nutsの二人や、全身を3Dスキャンすることで可能となったフェナキストスコープと呼ばれる映像表現など、カオティックな世界観が特徴的なMVとなっている。
アニメオープニング映像
アニメではOP映像を癖のある作品を手掛けたサイエンスSARUが手がけたことで独特の世界観が強調され、アニメの世界観に非常にマッチしたOP楽曲に仕上がっている。
アニメ第1話放送直後にYouTubeにアップされたオープニング映像動画はほぼ1日で100万回再生を突破。
映像では影絵でキャラクターや怪異が映し出されるというウルトラマンのオマージュが採用されている。さらには、モモのイヤリングでウルトラマンの目のように表現していたり、最後のオカルンのシーンはウルトラマンの変身シーンを思わせる。ちなみに、ダンダダンの原作者も怪異のデザインにウルトラマンの怪獣をモチーフにしていることを明らかにしている。
関連動画
関連項目
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